日時 : 2009年10月4~5日
メンバー: 会員5名、会員外1名

10月3日(土) 雨
22:10新宿都庁大型バス駐車場集合、さわやか信州号にて22:30出発。
10月4日(日) 晴
黒部ダム 7:55~9:05 内蔵助谷出合 9:15~11:25 黒部別山谷出合 11:35~12:55 十字峡 13:10~14:30 東谷吊橋 14:45~16:00 阿曽原温泉小屋
5:30頃扇沢到着、黒部ダム行きトロリーバスの始発は7:30なので、各自食事&準備で時間を潰す。冷える。チケット購入に並ぶ者、改札に並ぶ者、、、と役割分担をしたおかげで一番先頭のバスに1番乗り。15分程で黒部ダム到着。表に出るといきなり深い山の中、登山開始後がいきなり下りというのが不思議。40分程歩いて黒部川を渡る。左手に黒部ダム。さすが日本一、放水の勢いとこんなに離れていても水煙がすごい。内蔵助谷出合まではコースタイム内でも、普段の登山では見られない渓谷・沢・滝そして好天気により、撮影ポイントばかり。黒部別山谷出合ではコースタイムから遅れていることに気付く。宿到着時に日が暮れていてはせっかくの温泉が・・・と反省し、巻き気味に歩く。登山道(歩道?)は巻き道と梯子等で予想以上に整備(復旧?)されており、雪渓を歩くことも無かった。K森さんが行かれたという数日前の状況とはだいぶ違う。最初の吊橋を渡って、十字峡到着。紅葉の時期としては早過ぎたようで、どこが十字峡?と疑うぐらい。更にS字峡を過ぎて長い東谷吊橋に到着。ここは看板に注意書きされているように、一人ずつ渡る。紅葉真っ只中だったら大大渋滞だろうと思うと、ホッとする。揺れは少ないが一人で橋の上にいると怖い。仙人谷ダムの上で猿の群れに遭遇。ヤツらを刺激しないように矢印の方向に進むとダムの建物の中へ・・・え、これ入っていいの?建物内はトンネルのようになっていて暑い。高熱隋道だ!これを横切り、屋外に出たら関電の宿舎。なんだか人の家の中を通り過ぎた感じ。それから本日初めての登りがあり、そして下って宿泊先の阿曽原温泉小屋。途中から気持ちを切り替えたおかげで、明るい内に到着。
今日は団体がいて混んでいるらしく、1枚の布団に2人。ちょうど男性の入浴時間だったので、男3名には荷物の整理前に温泉に走ってもらう。女3名は夕飯の準備。温泉は小屋から10分程下ったところにある。広くて気持ちいい。全員入浴後、外で宴会。今晩のメニューは豪華だよ~。ちくわサラダ、じゃがりこポテトサラダ、ゴーヤサラダ、浅漬、茹ソーセージ、偽カラスミ、そしてメインディッシュの麻婆ナス&α米、味噌汁・・・まだあったかな?お酒もたっぷり。女性3名は時間をズラして個々に2度目の温泉へ。アッラーさんは毎回同行してくれたので、入浴計4回!夜は男女の区別が無く、私は人生初の混浴を体験。月光の下、このままずっと浸っていたかった。。。
10月5日(月) 曇時々晴
小屋 5:35~7:05 折尾谷出合 7:15~8:20 志合谷トンネル~8:40 休憩 8:55~10:20 欅平
4:30起床、ラーメンを食べて予定通り出発。ちょうど明るくなった。最初は登り。その後水平歩道が続く。途中、N大山岳部?の学生5人組に先を越してもらう。幕営地でごっついテントがあったのを覚えてる。やはりザックも超大型。気合だ、気合だ!の勢いで最後尾の先輩がけしかけ、ズンズン進んでいく。街ではチャラ男ばかりの今日この頃、こういう若者はステキだ。折尾谷出合の滝の下で休憩。水平歩道がまだまだ続く。本当に水平。大太鼓を過ぎ、歩けど歩けどずっと右手は奥鐘山西壁。再び猿の群れに遭遇するも、今日のは神経質で、攻撃的。目を合わせないようにそっと通り過ぎるも、頭上の枝に登って威嚇したりする。猿によるプチ落石。何も意地悪してないのに、脅かさないでよ。150mのトンネルに到着。とても暗いが、6名のヘッドランプで暗さにも慣れてくる。水溜りを避けながら歩くが、時々ハマる。その後も水平に歩き続ける。遠くで欅平駅のアナウンスや汽笛が聞こえ、急な下り。しばらく下って、駅に到着。
月曜日だから、すぐに列車の予約が取れた。写真撮影後、ビール片手にトロッコ列車に乗り込み、最初の乾杯。メンバーには乗り物大好きが数名おり、昨日のトロリーバス、高熱隧道、そして今日のトロッコ列車と盛り上がりどころ満載。宇奈月駅到着後、富山地方鉄道の宇奈月温泉駅に移動する途中、フィール宇奈月(この地域では珍しくビジネスホテル風)の温泉(500円)で汗を流す。次の列車時間の都合で30分以内に出なければならず、男性陣にとってはここでも慌しい入浴。入浴後電車に乗って2度目の乾杯。電鉄黒部駅で運良くジャンボタクシーに乗れ、高速バスの黒部IC入口へ。バスは3列シート・トイレ・紙コップつきで空いてて超快適。3度目の乾杯。大盛り上がりで運転手に注意されながら20時頃に池袋駅に到着、解散。。。でも居酒屋で最後の乾杯。
今回は天気に恵まれ、おかげで期間限定の下ノ廊下を安全に通過することができた。紅葉を楽しむには早過ぎたのが残念だったが、紅葉の時期には雪が降るのでは?と思うと、気分良く明るいメンバーと2日間を無事過ごせたことが嬉しい。私は昨年同じ時期に阿曽原温泉小屋以北の同じルートを歩いたが、今回は鉄道オタクがいたせいで、またお試し山行のM浦君による黒部ダム建設時の背景を聞き、高熱隧道に興味を持った。黒部の太陽・高熱隋道の本を読んでみようと思う。
お疲れ様でした。
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- 2009-10-19
- 縦走
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