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「秋の沢」奥多摩 倉沢川 長尾谷

日程 :2009年10月24日~25日 奥多摩 倉沢川 長尾谷
メンバー:T,Y(2名)

10/24 奥多摩11:00発の東日原行きのバスに乗り、倉沢のバス停に下車し、林道を1時間ほど歩く。入渓12:00。沢の水量は多くなく少なくなく澄んでいた。もっと涸れているのかと思っていた。10月も末、水面には落ち葉がたまり、葉が落ちた林はとっても明るい。
濡れて寒い思いをしたくないため(だったら何で沢??)なるべく巻く!落ちたくないからへつらない!でも1~2箇所はちょっと滝も登ったかな。初級の沢をまったく軟弱な登り方をして、14:00ビバーク地着。のんびり薪を集め、焚き火に着手。灌木は豊富、着火剤の杉の枯れ枝もわんさか、乾いた落ち葉も盛り沢山だ。沢の中には岩魚の姿がいくつか見えたが今は禁漁期だそうで、奥多摩駅近くの養魚場で仕入れた鱒を塩焼きに。リーダー渾身の焚き火で炊いたご飯ときのこ野菜鍋で、一杯。一杯が何杯までいったか、とにかく全ての液体燃料は消費しきった。

10/25 夜半より小雨、起床6:00、一時雨は上がったのでまた焚き火を復活。8:00いい具合の”オキ”を片付け、出発。今日は蕎麦粒山に出て川乗橋まで下りる。徐々に水量は減りサクサクと進む。そうそう、途中でヒル発見!!奥多摩にもいるのだ。しかもこの時期!!鹿の頭の骨も見つけてしまった。視力2.0のリーダーはなんでも見逃さない。ほどなく二又の右を行くとすり鉢場のつめだ。進むにつれしょぼしょぼと雨も降り出し、苔と落ち葉のグズグズに足をとられる。10:00尾根着。ここからは5年前にアルプス灯会が「東京都の山」に紹介したコース。昭文社の地図では点線だがきれいな登山道。だがあんまり人の踏み込んだ感じではない。ぜひとももっと宣伝したいものだ。そのコース紹介に加わっていたリーダーが途中にはられたロープと看板を懐かしそうに眺めていた。当時何度か通って2 ~3箇所に看板を立てたそうだ。落ち葉のせいか途中ふみ跡が浅くなるが迷うことはないだろう。笙ノ岩山付近の紅葉は綺麗だった。黄色いかえでが道を照らしていた。尾根伝いを沢靴でずるずる下り川乗橋バス停に13:00着。13:40のバスに乗り奥多摩駅で餃子とまたまた一杯で帰路についた。

翌日は雨で気温もぐっと下がっています。10月末はやはり今年最後の沢でしょう。今回の長尾谷は日帰りも可能でビバーク地も2~3箇所あり、エスケープの林道もすぐそばみたいです。来年の訓練にぜったいお勧めです。でも今回この時期、山のなかでは誰にも会いませんでした。あんなに奥多摩で人は降りるのに・・・
沢の焚き火は3回目です。火を育てるのは楽しいです。来年はもっと仲間が増えるといいなと思います。リーダーは又来年も企画してくれるでしょうか、たぶん?!・・・ ありがとうございました。そしてぜひとも又、企画してほしいです。今からのリクエストとそんなに寒くないから、皆様大募集です!

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