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蓼科山&美ヶ原 鍋宴会山行

日程:2009年11月7日~8日
メンバー:6名
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11月7日(土) 快晴
相模湖IC ~ 諏訪IC ~ 七合目登山口(11:40) ~ 蓼科山荘(12:55-13:08) ~ 蓼科山頂上 (13:38-14:10) ~ 七合目登山口(15:35) ~ 三城オートキャンプ場

日本列島が移動性高気圧に覆われた日、JR相模湖に集合しT号、A号の2台の車でメンバー6人蓼科山に向かう。鍋奉行MさんとシェフIさんの荷物は今晩の豪華宴会食材のため、ものすごいことになっている!メニューは秘密。今回は山よりも宴会がメイン。早くテン場に着きたい…、夜が楽しみ。

女神茶屋から登る予定を時間短縮のため七合目一の鳥居からのピストンに変更。とにかく早く宴会に突入したいというメンバーの意向を心優しきリーダーが酌みとってくれたのだ(^^♪

一の鳥居前の10数台ほどの駐車スペースはすでにいっぱい。その横の道脇に車を停め、いざ出発。登山道は北面のため少し雪がついている。やや肌寒いながらも歩き出すとすぐに暑くなってくる。ところどころ凍っている個所もあるが、アイゼンをつけるほどではない。下ってくる人たちはほとんどが中高年登山者。「頂上は登山者がたくさんいて、その重みで標高が1mくらい低くなったよ」なんていうジョークをとばすオヤジパーティーもいた。ほぼコースタイム通りで将軍平の蓼科山荘に着く。ここで一本たてる。小屋はまだ営業していて、Aちゃん無事にコレクションのバッヂをゲット。ここのトイレ利用料はなんと200円!

蓼科山荘から山頂に向かう途中で森林限界がある。大きな岩がごろごろして登りも急になる。後を振り返ると眼下に女神湖が見える。天気良く風もなく雪もなくなり快適に登る。すでに今季の営業を終えた山頂ヒュッテ前を通り、山頂に到着。岩だらけだがかなり広い。360度の眺めは最高。集合写真を撮り、しばし絶景の中に身を置く。岩の上に腰を下ろすと暖かいとAちゃん。ほんとだ、この天気で岩が暖まっている。風が強ければこんなにのんびりとはしていられないだろう。もっとゆっくりとしていてもよかったが、今回のメインイベントが待っている。スリップに気を付けながら一気に七合目登山口まで下る。

いよいよメインイベント会場となる美ヶ原のキャンプ場へ向かう。でもその前に、白樺湖畔のホテルに少し寄り道する。そこに灯OB会の先輩たちが温泉旅行で来ているからだ。先を急いではいるが、挨拶ぬきで素通りはできない。現役メンバーとOB・OGとの顔つなぎにもなる。だが挨拶だけのつもりが、昔の写真を見せていただいたりして30~40分滞在してしまった。いっそのことホテルで宴会…なんていう誘惑を振り切ってキャンプ場へ。日も沈み、あっという間に暗くなった道を車で走る。途中、数頭の鹿に遭遇する。やっと三城オートキャンプ場に着いた頃には、満天の星空となっていた。

私たち以外に利用客はなく、炊事場・トイレに近い便利なサイトに案内される。早速、テントを設営し宴会の準備。お楽しみのメニューは、シェフIさんが事前に出汁まで用意してくれた鍋奉行Mさん監修の本格キムチ鍋!TさんとYさんが丁寧に焼いてくれたハーブソーセージ、本物シシャモ、あたりめ、大粒干し貝柱。笹かまぼこ、冷や奴、本場キムチ、サラダ(ドレッシング2種)などなど。飲み物もビール、ワインに八海山まで。キャンプ場は貸し切り状態なので、気兼ねなく日付が変わる頃まで盛り上がった。


11月8日(日) 晴
王ケ頭登山道入口(9:05) ~ 小屋(10:05-10:15) ~ 王ヶ頭(11:10-11:25) ~ 山本小屋(12:25) ~ 扉温泉「桧の湯」 ~ 松本IC

昨日ほどではないが、本日も晴れ。キャンプ場からは王ヶ頭の鉄塔群がはっきりと見える。登らずにまったりしていようかという話もあったが、TさんとIさん以外の4人は登ることにする。といってもキャンプ場から登山道入口まで車で送ってもらい、王ヶ頭ホテルに迎えにきてもらうという楽ちんプラン。

本日、害獣駆除の日。鹿狩りのハンターたちがところどころに登山道脇に構えている。それ以外の人には会うことなく、落ち葉を踏みしめぺちゃくちゃ話をしながら進む。ダテ河原に出ると道幅は車が通れるほどになる。数分歩くと何台かの松本ナンバーの車が停めてある。おそらくハンターたちのものだろう。そこからまた道は細くなり、少し急になる。ぐんと高度をかせぐ。ちょうど1時間ほど歩いたところに無人の建物があった。猟師小屋か何かだろうか?古そうだが、かなり広い。一体何のための建物だろう?

そこからは眺めも良く気持ちのいい道が続く。さらに1時間足らずで、王ヶ頭に到着。途中、鹿狩りの銃声が響く。上で待っていてくれた2人には聞こえなかったという。王ヶ頭からは白化粧をした北アルプスがくっきりと見える。御嶽山、乗鞍岳、浅間山、中央アルプス、南アルプス、八ヶ岳、昨日登った蓼科山も間近に見える。なんでも100名山のうち41山がここから見えるらしい。王ヶ頭ホテルでAちゃんは今回2個目のバッヂをゲット。ホテルのレストランからの眺めはゴージャス。機会があれば、こんなところでゆっくりと過ごしてみたい…。

マイカー規制のため王ヶ頭ホテルまで来るはずだった迎えの車はなく、山本小屋の駐車場に停めてあるという。おかげで1時間ほどの高原散策が味わえる。すでに牛の放牧シーズンは終わり、ただ草原だけが広がっている。春から夏にかけてはもっと気持ちがいいに違いない。途中「美しの塔」の鐘を鳴らす。澄んだ鐘の音が草原に響き渡る。

山本小屋から車に乗り込み、お待たせしました温泉へ。山道をぐんぐん下り、見事な紅葉に見惚れつつ扉温泉「桧の湯」へ。かけ流しで露天風呂もある。少しぬるめのお湯でいつまでも浸かっていられる。松本では泉質の良さを称えて「西の白骨、東の扉温泉」というほどらしい。石けんやシャンプーはないが入浴料300円はバリューだ。

温泉を満喫して帰路に着く。高速にのる前に偶然見つけたそば処で食べたそばが美味だった。往きと同様、中央道からの中央・南アルプスや八ヶ岳の眺めにうっとりしながら、次はどこに行くかとみんなで思いを馳せながら今回も楽しい思い出を胸に帰京したのだった。

いつもながら楽しい企画と美味しい料理、そして素敵な仲間たちに感謝…。


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