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4月例会山行 棒の折山

日程 :2010年4月11日(日)
参加者:12名
コース
青梅線川井駅8:24発-上日向行バス-(約0:10)-八桑バス停8:50発-名坂峠-岩茸石山9:50着-黒山11:50着/1125発-棒の折山12:50着-白谷沢経由-さわらびの湯?:??着-バス(約0:40)-東飯能駅・飯能駅

今回は青梅線川井駅改札に集合し、そこから皆そろって百軒茶屋方面行バスで登山口へ行く予定であったが、ここでトラブル発生。1名(仮に千葉在住のAさん)が電車に乗り遅れた(どうも乗り過ごされてしまったらしい)とのことで、バスには間に合わないとのこと。このバスは本数が少なく、かと言って駅周辺はタクシーが拾える雰囲気もないので、これはかなり困った事態になったが、遅れたAさんとは携帯で連絡をとり、先に行くので是非後から追っかけてほしい旨を伝え、結局我々はバスに乗り込んでしまった。
なお、百軒茶屋方面行のバス停は川井駅から国道沿いに奥多摩方面に向かって2,3分歩いたところにあるので、行かれる方は時間に少し余裕を持った方がいいと思う。
川井駅から10分ほどバスに揺られて八桑というバス停で下車し、バス停から20mほど戻ったところに名坂峠への登山口がある。ここから谷沿いの樹林帯を約1時間ほど登ると、岩茸石山と-棒の折山をつなぐ尾根に出る。ここが名坂峠だ。ここから5分ほど、目的の棒の折とは逆向きに登ったところに岩茸石山がある。ここまで来たからには、寄り道にはなってしまうものの岩茸石山のピークもなんとしても踏みたいと思うのが人情である。迷わず皆で行こうとしたが、ここで「遅れて我々を追っかけてくるAさんが、もしも我々が岩茸石山に寄り道している間に追いついてしまったら、知らずに追い抜いて1人で棒の折に向かってしまう」というなんとも冷静な鋭い指摘をなされて(仮にご兄弟で会員のお兄さんBさん)、「私は岩茸石山には以前行ったことがあるから、私がここでAさんを待つので皆で岩茸石山に行ってきなさい」とおっしゃってくれたのだ。Bさんの冷静な指摘とお留守番役をしてくれることに皆超感謝をして、一同はBさんを名坂峠に残して岩茸石山へと向かった。岩茸石山の山頂に是非行きたかった私は、実は岩茸石山は以前行ったことがあるどころか、ほんの3週間前の読図講習会でもこの岩茸石山に来てたことはちょっと言い出せない状況であった。しかしよくよく考えると、もう一名読図講習会に参加してた人が今日の例会に参加していたので(仮に長身のCさん)すぐに僕の肩身の狭さはなくなった。岩茸石山の山頂は展望の開けたともて気持ちのいいところで、いつまでもぼーっとしたくなるところだが、まだ先があるのでほどほどにBさんが待つ名坂峠へ戻ることとした。名坂峠に戻ってみると、なんと、集合に遅れたAさんが我々に追いついていた!これにはビックリした。正直、今日はAさんの顔を見ることはないかもと内心思っていたので、とにかくうれしい誤算であった。なんでも、駅からずーっと急ぎ足で追っかけてやっと追いついたとのことだった。Aさんは特に疲れた様子もなく、にたにた笑っていた。つわ者の顔である。この分岐で待つことを提案したBさんの見事な采配には本当に感心をしたのだった。
これで全員が揃った訳で、僕達はAさんの安否の心配事もなくなり、心機一転棒の折を目指すことができた。もしもAさんが僕達を追っかけてくる途中で遭難でもしちゃったらどうしようか、とか心配していたのでよい意味で吹っ切れた。ここからは明るい尾根歩きが続き、途中にある黒山など所々に気持ちのいい休憩スポットがちらちらとある快適なコースだった。棒の折の山頂はこれまた展望の開けたともて気持ちのいい公園のようなところでいくつかのグループが休憩をしていた。予報では午後から雨が降り始めると言っていたが、なんと青空で日も照っていた。今日2つ目のうれしい誤算であった。眼下には名栗湖が見えて、麓の桜のピンクが新緑の緑によく映えた。都内では桜は終わりかけだが、こっちでは今が見頃のようである。そしてここ棒の折の山頂にも桜の木があったが、まだつぼみであった。多分2週後くらいに咲くのかな。きっときれいに違いない。山頂からゴールの名栗湖が見えたところで、約1名(仮に肝っ玉母さん系のDさん)が先を急ぎたがりだした。理由を聞くにどうも下山後の温泉andビールがお目当てらしい。ゴールの湖が見えたたため、遂にビールが我慢できなくなってしまったようだ。山頂でのんびりしていた皆はDさんにせかされるように下山を開始した。名栗湖方面へはいくつかコースがあるのだが、今回は僕らがとったのは白谷沢コースだ。この日は気温が高かったこともあり、コースに変化があって涼しい沢沿いのコースは結構楽しめた。そして最後は名栗湖に出て、ダムを渡り本日のゴールであるさわらびの湯の少し手前で、遂に予報通り雨が降り始めた。まるで僕らのハイキングが終わるまで降らないで待っていてくれたみたいな、絶妙なタイミングでなんてラッキーだったんだろうか(ちょっと幸運過ぎて今後の反動がちょっと怖いけど)。この後は、温泉andビール組とバスで直帰組に分かれ、無事4月の例会は終了したのでした。あれだけ温泉andビールを楽しみにしていたDさんは堪能されたのでしょうか?
本日はお蔭様でとても例会を楽しむことができました。ご同行いただいた皆さん、どうもありがとうございました。


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