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奥武蔵 蕨山

日時:2010年5月9日(晴)
メンバー:会員3名、お試し3名
蕨

ルート:飯能駅(8:45発バス)→名郷登山口(9:55)→蕨山山頂(12:15)→藤棚山(13:10)→大ヨケの頭(13:50)
→金毘羅神社跡(14:50)→さわらびの湯バス停(15:35)

飯能駅から約1時間のバス旅。車窓から眺める山里はツツジや藤の花でお絵描きされていた。八重桜は桃色ぼんぼりが〝おくしらまんじゅう〟してる。
名郷の登山口からは沢沿いの林道を。シャガ、ムラサキケマン、ハナダイコンがお出迎え(^O^)。あらあらマムシグサさんもですか。
こんな歓迎されたもんだからテンション↑↑で右に行ったり左に行ったり、なかなか進まぬなぁ。
やがて林道も終点。ここからは一気に高度を上げていきます。「沢を登って、そろそろ尾根に上がるな」2万5千分の1地図とにらめっこしながら進むと…。
あれあれあれ?どんどん沢に向かっちゃうよ???登山道表記の誤りなのね。杉林のつらい急登を一休みしながら超えるとそこは別天地v(^o^)v
蕨山山頂への稜線では青空と新緑が元気良く迎えてくれました。さわやかな風に疲れを忘れ、しばしうっとり。
馬酔木(アセビ)の幼葉が遠目で見ると黄色い花のようでかわいいなぁ。本当のお花はもう終わってました。
「これぞ登山って感じでしょ?」とリーダーが言ったところは、岩と木の根っこをつかんでヨッコラショと攀じ登る登山道。お試しの方も「そうですね!」と息を弾ませる。
こんな場所が3つか4つ。なかなかの登り応え!!みんなしんどくないのかな?と思ったら、赤紫のそれはそれは美しいミツバツツジ様。真打登場です!
あちらこちらに現れて艶やかに咲き誇る。目立つ艶色はどこにいらしても見つけられます。みんな「疲れたぁ」なんて言ってる暇なかったよね。
1044m地点に蕨山山頂の道標は無く、少し離れた見晴らしの良い場所に置かれていました。
それもそのはず、木々に囲まれて眺望なし。残念だけど仕方ないね。でも大丈夫!ここがピークだって知ってる人は知ってるから!!
眺望のある山頂で腹ごしらえしたら、ピクニックの始まりです。
藤棚山~大ヨケの頭~小ヨケの頭~金毘羅山へと続く稜線は、心地よいアップダウンの連続で、しかもやさしい下り坂。
何よりも素晴らしいのは、澄みきった青空と、キラキラした新緑の生まれたての黄緑と、白い木肌の絶妙な彩(いろ)合い。
まるで一目惚れしたかのような、一瞬すべてが止まったかのような、そんな感覚をおぼえました。
「あぁ、美しい。ただただ美しい。」
まさに息を呑む一瞬でした。
きっとその美しさの奥にある、生命そのもものような、とてもとても大きくすべてを包み込むような、(上手く表現出来ませんが)そんな何かを感じた一瞬でした。
見上げると、ほうの木も新緑の赤ちゃんの葉っぱをつけてるんだね。どの葉っぱよりも大きい健康優良児ちゃんでした。
地図に無い林道を横切り、金毘羅神社跡を過ぎると暗く傾斜のきつい下り坂。
名栗湖の有馬ダムが見える頃には新緑をふたたび目にすることは無く、額に汗しながらせっせと下りてきました。
お試しのお一人はあまり山の経験は無いらしく、下りで足と腰にキタようで少々辛そうでした。
でも何とかここまで歩けたのは、紛れも無く、ずっと先頭でペースを作ってくれたYさんのお陰で、改めてその経験と技量に感動をおぼえました。
そうそう、この方が10年ぶりに履かれた登山靴が見事ワニ口になり、経年劣化の現実を目の当たりにし、
長年ザックの底にしまわれ続けたテーピングが役に立ったことをご報告しておきます。
備えあれば憂いなし!みなさん、テーピングテープ1本あると色々と役に立ちますよ。
さわらびの湯バス停に下りると計ったようにバスがすべり込んで来ました。
Yさんと自分はバスへ、リーダーとお試しの方々はさわらびの湯へ。
Tさん、リーダーお疲れ様でした。とてもとても気持ちの良い一日でした。
感謝、感謝_(._.)_
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