日時: 2010年6月5,6日
メンバー: TH、KH、OK、TY

ルート:1日目 塔ノ沢登山口(12:00)~寝釈迦(12:30~40)~避難小屋(16:40)
2日目 避難小屋(6:45)~前袈裟丸(7:40~50)~後袈裟丸(8:35~50)
~避難小屋(10:05~30)~登山口(13:20)
メンバー4人、車で出発。BGMの懐メロに全員青春気分で盛り上がりモードとなったが、登山口からは体がついていかず亀足で進む。思い荷を背負い上げてくださったリーダーに感謝。
寝釈迦までの沢道にはクワガタソウの薄ピンクの花盛り。ネコノメソウの濃緑が目にしみます。自然石に刻まれた寝釈迦像は一見の価値あり。この付近ではヤマツツジの花がとても綺麗。さらに高度を上げ木造避難小屋付近からはシロヤシオとミツバツツジに代わり、その見事さに歓声を上げながら賽の河原に着くと、あたりは白と紫。カラマツの新緑も加わり去り難い。
ここからは傾斜が緩み、花に気も紛れ、どうにか目的地まで行けそう。本日最後のピークの小丸山、捲き道もあるが少し天気が良くなってきたようなので展望を期待して頑張る。ガスが晴れ北の庚申山、鋸山、皇海山がみえた。
降って黄色のかまぼこ型避難小屋のある広々としたコルに着く。白樺林でこれまた素敵なところ。私たちの後、テント2張りと避難小屋利用者が加わる。夕食はメンバー1人の用意してくださったビーフストロガノフのご馳走をいただき早々と就寝。
翌朝、3:30うるさいホトトギスの鳴き声で目を覚ます。4:40かまぼこが出発していった。私達はゆっくり6:45発。間もなくアズマシャクナゲが出てきて、どの株も満開状態。天気も素晴らしく開けた場所でまず富士山が目に飛び込む。
前袈裟丸から北へシャクナゲの花の藪を掻き分け進んでいくと八反張りのコルとなり、崩壊地を慎重に通過すると、急登の始まる斜面のザレにサクラソウの仲間が花をつけていた。
ここだけにある?種だとか。ともかくなかなか見られない花を見ました。笹を摑み急登暫しで後袈裟丸に到着。直前に猛スピードで追い越していった2人の地元高年おじさんがいるだけ。展望を楽しんで引き返すが、来る来る、ぞろぞろ大混雑。賽の河原からはようやく人波から開放され、周りに目をやれば林の中は累々とした岩の重なりが続き、渓谷美を楽しみ、まぶしい新緑にクラクラしながら登山口に戻りました。
水沼駅の温泉施設に寄り、やや渋滞の道中に、‘良い事ばかりじゃないョねー、バランス取らなきゃ’と妙に納得し無事帰京しました。
最高の花の季節でした。運転お疲れ様。ご馳走ありがとう。
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- 2010-06-10
- 登山
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