fc2ブログ

Entries

早戸川流域本間沢遡行

2010年6月26日(日)小雨
【メンバー】6名
【行程】丹沢観光センター→本間沢遡行→林道→センター

一泊で大雲取谷遡行の予定だったが、諸事情により前日急きょ日帰りの沢に変更することになった。
あまり時間がない中どこに行くか必死で探し、その結果メンバーの一人が以前遡行したことのある早戸川本間沢(1級)に決定。遡行図などいろいろチェックしていたら「ヒルに注意」となっていた。え、ヒル?嫌だなあ、と思っていたときはまだヤツラの本当の恐ろしさを知らなかったのだ。
日曜日9時に丹沢観光センター出発。小雨はぱらついているが本降りにはならないようだ。小さな滝をいくつも越える。今回沢初体験のTK(女)さん、微妙な高さの滝や岩を見事に直登していく、すばらしい。他メンバーは「安全第一」、しっかり巻く。3段25mのF9ではロープをだし全員無事通過したが、回収時途中の岩に絡まったロープがひっかかりTK(男)さんが懸垂で降りて回収し直しというハプニングも。沢の中で立ち止まっていると寒くて体がガクガク震えてくる。事故が多い10m大滝(F10)は巻き、ザレ場を慎重に登って林道に出た。ボディチェックをするがヒルの被害はない。今回本間の頭は割愛して下山開始。初めは涼しい風が吹いていたが標高が下がるとだんだん蒸し暑い熱気が伝わってくる。しかもドロドロの下山道、やっとセンターに到着し靴を洗おうと足元を見ると…
ギャー!あたり一面蛭だらけーーー!!少し立ち止まっただけで足元にピっとくっついて這いあがってくる、気持ち悪いよーー!!! ズボンに張り付いてるヒルに塩をふりかけ払い落とし、靴下を見ると血だらけ…アアヤラレテル。女子はスパッツを履いていたので被害は少なかったが、男子の中には12匹飼っていた人もいたそうだ。膝の裏で丸まる太った蛭を風呂場にまで連れて行った人もいた。この光景が目に焼き付いてしまって、遡行がどーの、滝がこーの、なんて正直忘れてしまった。
蛭は傷口が痒くならないと言われていたがその後かなりの期間痒かったぞ、何故だ?
この時期に丹沢へ行くのがこんなに恐ろしいなんて知らなかった。何事も経験は大事だがこれはもう二度とゴメンなのだ。
スポンサーサイト



0件のコメント

コメントの投稿

投稿フォーム
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

Appendix

プロフィール

アルプス灯会

Author:アルプス灯会
Since 1975. 今年で48周年

FC2カウンター

月別アーカイブ

ブログ内検索