2008年2月17日(日) 赤城山(黒檜山1827.5m~駒ケ岳1685m)
参加者5名

大洞駐車場8:48~黒檜山登山口9:10-9:20~猫岩通過9:40~休憩10:10-10:20~黒檜山頂11:10~御黒檜大神11:20-11:40~駒ケ岳山頂12:30~大洞駐車場13:20
前夜16日20:00に新宿スバルビル前にYさん以外の4人が集合。赤いVOLVOのおいちゃん号で出発。Yさんとは22:20に今夜の宿のSpa Sentoの最寄駅井野駅で待ち合わせ。順調に走り、Spa Sentoはすぐに見つけられたものの、井野駅はわかりにくいところにあり、多少迷いながらも駅に到着している電車を発見。無事にYさんとも合流し、Spa Sentoへ。5階建ての大きな健康ランドだが、駐車場の車の多さにびっくり。小さなお子さんを連れたご家族連れなどに多少驚きながらも、フロントで毛布を借りまずは3Fの大広間に寝場所を確保。各自お風呂に入った後、しばらく歓談して0時の消灯をめどに就寝。2500円でタオル・バスタオル・館内着・毛布付でお風呂に入れて寝れるなら、やっぱりお徳。探してくれたリーダーに感謝。
17日6:00起床。6:30出発のはずがなんだかんだで出発が7:00前になる。天気は良いが寒い。真上の空は青空なのに赤城山だけ雪雲がかかっていて、ちょっと不安になる。赤城道路に入るとどんどん標高が上がるので、雪は舞ってくるし、道はどんどん凍結してくる。スタッドレスをはいているもののチェーンをつけたほうが良いかどうかおいちゃんは悩んでいたが、結局チェーンはつけずに慎重に登った。
駐車場で各自冬山装備を身につけ、8:48出発。気温は-10℃。すでに標高1400m近いので、とにかく寒い。大沼の氷も今年はぶ厚いらしく、わかさぎ釣りのテントがたくさん出ていた。黒檜山登山口でアイゼンを装着し、SLのおいちゃん先頭で登りだす。ピッケルも持っていたが、Yさんと私は両手ともストックにした。山頂までは標高差450m。猫岩をあっという間に通過したので楽勝かと思いきや、ふかふかの雪と急登になかなか苦戦した。積雪は1.5m以上あるだろうか。トレースはあるのだが、柔らかい雪になれていない私はある一定の角度を越えるとうまくアイゼンが蹴り込めなくなってしまい、時々後ろにずるずるずり下がったりしてしまい、思ったより時間がかかってしまったのだ。Yさんから「アイゼンでもキックステップだよ」とアドバイスを受けながら「雪訓であんなに練習したのになあ」と反省しつつ、やっぱり実際にもっと歩かないとと実感する。それにあちこち出っ張った枝をくぐったりまたいだりしながらいくのだが、結構ヤッケやザックが引っかかるのだ。また、途中大沼側の眺めがいいところが何箇所かあるのだが、雪庇が張り出し、きっぱり切れ落ちているところがあるので、近づかないように注意が必要だと感じた。
黒檜山頂11:10着。残念ながら雪雲のせいかあまり展望はきかない。風が強く寒いので、山頂では写真だけ撮って、御黒檜大神の鳥居の前で風を避けながら休憩。チーズパンが食べている間にシャリシャリしてくる。ここから先は道迷いに注意らしい。稜線に出るとさっきまではっきりしていたトレースが突然消えた。風の強さに雪に風紋ができている。トレースも風に飛ばされてすぐに埋もれてしまうのか。空は晴れてきて駒ヶ岳ははっきり見えているので心配はないが、これでガスっていたら迷いやすいだろう。風は大沼側から吹いていて、大沼と反対側には雪庇が張り出している。雪庇に寄らないように注意しながら尾根を行き、12:30駒ヶ岳山頂に着いた。空はすっかり晴れ、前橋方面の眺めが素晴らしい。雪景色の向こうに町の景色が広がっているのが不思議な感じだった。コンパスでしっかり方角を確認してから、下山にかかる。
駒ヶ岳からの下山路は鉄階段が3ヶ所ほどあり、ちょっと嫌らしいかもと気にしていたが、雪が積もっていて凍っている感じではなかった。階段の幅が狭いのですれ違うことはできず、登ってくる人をしばらく階段の手前で待つこともあったが、両手で手すりを握り、慎重に降りた。階段以外の箇所でも途中少し狭いところがあったが、怖い箇所はなかった。駒ケ岳登山口でアイゼンを外し、駐車場に13:20に到着。
おいちゃんが「わかさぎ釣りを見学に行こうよお」と言うので、大沼の氷上に出てみる。風が強く鼻が痛い。顔面神経痛になりそうなあまりの寒さにすぐさま撤退して、お風呂を目指した。
帰りは赤城道路からすぐの富士見温泉見晴らしの湯500円に立ち寄り、Yさんを新前橋駅までお送りしてから高速に乗り、新宿駅で解散した。
楽しかったー!けどとにかく、赤城は寒かった!スノーハイキングとなめてはいけません。急坂なので、冬は軽アイゼンではなく前爪のある12本がいいと思います。今回はトレースがあったので持参したワカンは使いませんでしたが、かなり雪は多かったです。人気の山ですが平日や土曜に行かれる方はラッセルを覚悟したほうがよいかも。
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- 2008-03-04
- 登山
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