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槍穂縦走

日程 :2010年9月23日(木)~26日(日)前夜発3泊4日
参加者:3名
槍穂

行程 :
22日(水) 竹橋BT 22:30=(毎日アルペン号車中泊)
23日(木) 上高地BT 6:20~明神7:20~徳沢8:20~横尾9:20~槍沢11:10
24日(金) 槍沢5:25~天狗原分岐7:15~槍ヶ岳山荘(9:30-10:00)~槍ヶ岳10:30~槍ヶ岳山荘11:00~大喰岳~中岳12:00~南岳13:15~南岳小屋13:45
25日(土) 南岳小屋6:20~最低コル7:20~北穂高岳小屋(9:05-9:45)~北穂高岳~涸沢岳(12:00-12:45)~穂高岳山荘13:10
26日(日) 穂高岳山荘5:15~奥穂高岳(6:05-6:25)~紀美子平(7:55-8:15)~前穂高岳(8:45-9:00)~紀美子平9:30~岳沢(12:00-12:20)~上高地14:20

22日夜
22時10分に竹橋BTに集合。雨の予報に台風まで発生し、毎日アルペン号の乗客はキャンセルが相次いだのか人が少なかった。
しかし上高地の天気予報は悪くはないという事で、とりあえず現地に行ってみることにした。
23日【雨】
小雨の中出発、雨は酷くならずに済み、槍沢まで順調に進んだ。午後は雨が強くなることが予想された為、無理せず槍沢泊とした。
元々2泊3日+予備日1日の計画だったので、天候が悪くても停滞するだけの余裕があった。改めて予備日の重要性を実感した。
槍沢ロッジはお風呂もあり快適だった。翌日の天気予報は悪くは無く、夕方には空が明るくなり槍ヶ岳の姿も見えた。
24日【曇】
朝5時半に薄明るくなると同時に出発。天狗原分岐までは傾斜が緩く歩きやすい道を順調に進む。
殺生小屋から先、槍ヶ岳山荘までは急登でジグザクの登山道をひたすら登る。目の前に小屋も槍ヶ岳も見えているのになかなか着かない。
疲れが出てきた頃、ようやく槍ヶ岳山荘に到着。山荘の焼き立てパンを食し満ち足りた気分になる。
元気が出たところで槍ヶ岳を往復、曇りなのに驚くほど展望が良かった。大喰岳を過ぎ、中岳への登りは意外に急できつかった。
疲れた体にムチを打ち、最後の南岳を越えてようやく南岳小屋に到着。沢山歩いた一日だった。
夕方は晴れてきて素晴らしい夕焼け空になり、一瞬の美に感嘆する。翌日はいよいよ大キレット、期待を胸に早めに床についた。
25日【晴】
朝6時20分出発、岩や梯子上に霜は無くスリップの心配は無かった。対向者のすれ違いも少なく、順調に進む。
大キレットの難所は長谷川ピークと飛騨泣きと言われているが、その部分は鎖や鉄板等の足場もしっかり設置されており、歩きやすかった。
順調に進んだが、それでも北穂高岳小屋に着くとほっとした。
小屋でゆっくり休憩したあと、気を引き締めて穂高岳山荘に向けて出発した。涸沢岳までの道は大キレットよりも整備されておらず、
鎖が無い危険箇所もあり、大キレットよりも緊張した。涸沢岳に着くとようやく緊張から開放され、ゆっくり展望を楽しんだ。
1日中晴れて展望が良く風も少なくて、絶好の大キレット日和だった。
穂高岳山荘には何故かカリブの海賊の格好をした登山者?がいたり、テレビの中継も来ていて賑やかだった。
標高3000mにある山小屋だというのに設備は充実しているし夕食も豪華で、山小屋は年々快適になってきていると実感する。
でも小屋に慣れてしまうとテント生活に戻れないかも…。
26日【晴】
まだ薄暗い中、奥穂高岳へと出発。吊り尾根は長い鎖が連続し緊張した。少々体調が悪くなったメンバーもいたが全員無事に前穂高岳に登頂出来た。
重太郎新道の下りも梯子・鎖場が多く気が抜けなかった。岳沢から先は歩きやすい道で、談笑しながら下った。
上高地へ下山後、小梨平キャンプ場のお風呂に入浴。温泉ではないけれど、新しくて綺麗で人も少なくて良いところだった。
2年前からの念願だった槍穂縦走が出来てとても嬉しく思います。
好天を信じて山行を決行してくれた、リーダーの英断に感謝します。
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