場所:日光・鳴虫山(1104m)
日時:2010年11月14日(日)
メンバー:2名
個人山行ではない。れっきとした例会山行である。だが、なぜかメンバーは二人。こんなことってままあるのだろうか。いつも大勢でワイワイ、ガヤガヤ、それはそれで楽しいけれど、たまにはこうして二人でしっとり、秋の静かな山歩きを楽しむのもいいですネエ、と強がりを言いながら、足を運ぶ。
眼前には向かって左から男体山、女峰山、赤薙山の見上げるような豪壮な、どっしりした山連が陽に輝く。それにひきかえ、こちらは標高がその半分にも満たないナキムシ山。なんかいじけてくるなァ。
東武日光駅から東照宮に向かって国道を10分ほど歩くと登山口がある。山頂までおよそ2時間の行程にさしたる特徴はない。花期は随所でカタクリやヤシオツツジが目を楽しませてくれるそうだが、今は紅葉、これは見事だ、言うことなし。そう、今日は弥次さんと紅葉狩りにキタのだ。
ほぼ2時間で頂きに到着。清水の舞台をみみっちくしたような木組みの展望台で日光連山を望みながら昼食。弥次さんは、これが山での唯一の楽しみと言うカップラーメンをススる。
北斜面の下りは上りとうって変わって急坂の連続、途中二つのピーク(合峰、独標)を越えて、木の根や岩石がの歩きにくい径を何度も転げそうになりながら一気に下る。唐松が美しい。所要時間1時間20分。
それから、大谷川のせせらぎ沿いに紅葉した木の下道を2キロ弱そぞろ歩いて「やしおの湯」。午前の曇り空もすっかり青空に変わり、白雲を戴いていちだんと鮮やかさをます紅葉を露天風呂から心ゆくまで楽しんだあと、温泉場前のバス停から東武日光駅へ。
帰りの特急を待つ間、所在ないので、お土産を買い漁る。買物袋を幾つも手に下げ、それぞれ乗り込む車両が異なるためプラットフォームで解散式。がっちり握手を交わし、かくして男二人、温泉付き日帰り買い物ツアーは終った。
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- 2010-11-27
- 日帰りハイキング
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