日程 :2010年12月4日~5日
参加者:9名

12月の例会は忘年会を兼ねていわき青葉、しかも民宿泊まりの舟盛り付き、と聞いて、本当に楽しみにしていた。北千住でレンタカーを借りてもらい、2台に分かれて福島へ。
○岩:枯葉を踏みながら岩場へ。最初に看板ルートの春爛漫。ピン間隔が短く5.9らしいが結構難。地方の岩場は東京に対抗するためにグレードを辛くつける、とか。自分が下手なのかグレードが辛いのか、そりゃグレードが辛いという方がありがたい。
砂岩は夏は登れないとかで今がシーズン初めらしく、苔の生えたルートのお掃除をしてくださっている方もいた。ポケットが結構あるが場所によっては池になっていたし、最後マントルして上に乗っ越せというが、上からボタボタ水が落ちてくるルートも。
5.9は5本くらい?あとは相当難しそうで一周くるりと岩があるようだったが見に行くこともなく、ほぼ同じ場所で過ごした。2日もいると仕方ないから多少はリードもしないと持たない。そういう意味では良いかも。最後やたら難しそうなルートを登っている女性がいて皆で見学。まるでお猿のようだった。
○混み具合:土曜は前日までの雨もあり、地元の人が1組くらい。それぞれ登りたいルートでのんびり遊べた。日曜はいくつかパーティーが来ていたが、それでも冬の幕岩に比べたら天国。このまま岩場ごと東京に持って帰りたい。
○暖かさ:初日は突風が寒かったが、日当たりも良いし、日曜はぽかぽか。Tシャツで登れるくらい。日が陰ってくるともちろん寒くなるが、それでもここが東北?という感じ。
○展望:海が見えて、紅葉の山が見えて、景色眺めながらお昼寝するにも良い所。
○民宿なぎさの晩御飯:舟盛り、メヒカリのから揚げ、ヤナギ鰈の干物、ホタテのグラタン、鍋等などなど。宿の方も親切だし、今回はやっぱりこれがメイン。
○朝の散歩:早起きしたら塩屋崎灯台へ。駐車場から5分。早朝は中に入れません。残念。
○温泉:いわき湯本の老舗旅館は1人600円で日帰り湯に入れてくれます。高級感たっぷりでお勧め。名前は忘れた。12枚つづりの回数券がお得。皆がクライミングに熱中して温泉が省略されないか1日中ひやひやしていたが、やはり高級クライマーも皆温泉好きであった。終わりよければすべてよし。
○ハプニングその1:カラス。ビニール袋に入れてザックから出していたものが狙われて、昼ご飯をとられた人あり。こんにゃくゼリーも食べられた。カラスに好き嫌いはない。
○ハプニングその2:岩場でギャッと叫び声が。ルートの割れ目に手を入れたら蝙蝠に触ったらしい。早速登ってみると、上からキーキーキャーキャー大騒ぎが聞こえてくる。覗くと隙間から大口あけて怒りまくっている嘴が見え、唾なのかおしっこなのかピッピッと飛んでくる。遠くのルートまで超音波が聞えたとか。さすが蝙蝠。クライミングとダーウィンが来た、の両方を楽しめるお得なルートに大満足だったが、その後登った人はもう会えなかったらしい。まあ蝙蝠も登られるたびにあんなに怒っていては身が持たないので逃げちゃったのだろう。両手に蛇、というルート名はその後、私が「コウモリ」に変更した。下にビールのケースが積んであるルートです。コウモリの声がしたら、静かにさっさと上に行ってあげましょう。自然にやさしいクライミングを。
スポンサーサイト
- ▲
- 2010-12-12
- クライミング
- トラックバック : -
コメントの投稿