日程:2011年5月14日(土)
メンバー:6名

行程:伊勢原駅~子易バス停~(鈴川)~浅間山林道交点~高取山~善波峠~鶴巻温泉駅
子易バス停に降り立った私たちは、まず周囲の地形が見渡せる場所に移動し、正置の仕方、コンパスの使い方、等高線の読み方等、読図の基本を槇会長に教えていただきました。慣れずにぎこちない私たちでしたが、「何度も繰り返すうちに身に染み付いてくるから」と温かく見守ってくださいました。
1~39番のチェックポイントが振られた地形図を元にスタート。
しばらく沢沿いに進んだ後、沢の合流点付近で本尾根への分岐となります。この分岐は(結果的には)明瞭な送電線用作業道が付いていましたが、読図をしっかり実践しなければ見落としやすい地点だと感じました。
ここから林道交点までの標高差は200m程度に過ぎませんが、尾根を直登したことで案外急斜面に感じられ、(後述のヒルとの格闘もあり…)やや苦しかった箇所です。
後半は概ね尾根上を進みますが、途中454mのピークは一般登山道に従い西側斜面をトラバースしました。登山道や踏み跡はピークを巻くこともあるため、尾根を外す場合は、現在地と尾根との位置関係を確認しながら進むことがポイントだと感じました。
一方、300.1mの三角点付近では登山道をあえて外し、尾根に忠実に進みました。下降点では尾根が二股に分かれており、目指す尾根の方向をコンパスでしっかりと確認。ここは踏み跡もなく、コンパスで方向を定めながら斜面を下降すると、間もなく登山道に合流しました。
わずかな距離ではありましたが、ピークから下降する尾根を定め前進する良い練習になりました。
美しい新緑の森をしばらく歩くとゴールの鶴巻温泉は近いです。素晴らしい日和にも恵まれ、とても有意義で楽しい一日でした。皆さん、ありがとうございました!
(感想)
読図の基本を実体験で教えていただき大変勉強になりました。書物等での予習や復習も大切だと思いますが、最終的には山での実践を繰り返すに尽きる!と感じました。
私自身、これまで地形図を眺めては行きたくても不安で躊躇してきたルートがたくさんありましたが、今後地図読みのレベルアップを目指すことで登山の幅や楽しみが大きく拡がるのではと思うと、とても嬉しくなりました。
※ヒルが大発生しています!!! 一同、格闘してきました
林道交点までの尾根は丹沢名物のヒルが大量発生しており、靴、スパッツ、靴下等に次々と這い上がってきました。
会長の「塩攻撃」に、さすがのヒルもうずくまっていましたが、この山域はヒル撃退グッズ必須です…。
※鶴巻温泉
下山後は鶴巻温泉(弘法の湯里)で汗を流し、至福のひとときでした。
駅前温泉ながら含有するカルシウムイオンは世界一らしく、この周辺を歩いた後にはおすすめです!
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- 2011-05-25
- 日帰りハイキング
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