日程:2011年10月8日(土)~9日(日)
メンバー:4名

コース:8日 東川口駅集合6:40~東北自動車道~会津駒ケ岳登山口下駐車場発11:40~15:00駒ノ小屋
9日 駒ノ小屋発5:35~5:50会津駒ケ岳山頂~6:40中門岳~7:30駒ノ小屋 朝食後発8:10~9:20大津岐峠~11:10キリンテ着
いつか登りたい!何年も前から地図や本で想像していた山の一つ。とうとう念願がかなった山行でした。
【1日目】晴れ渡った空の下、リーダーご夫妻の車は二人のお邪魔虫を乗せて東北道を突っ走ります。先月の赤まめさんのご報告どおり、352号線は土砂崩れの復旧作業があちこちで見られました。「今回はのんびり山行だから」とリーダーは言うが本当だろうか?
街道沿いの駐車場に車を置き、滝沢登山口から登り始める。さすが日本百名山。おじさん、おばさん、爺さん、婆さん、今時の山ガールたち、親子連れ、ありとあらゆる人たちに出会う。道は登りやすいが挨拶が忙しい。休憩のたびにリーダーが何かおいしい物をくれる。自分の物を出さず、最後まで手を出しておねだりしていた私がいた。
樹林帯限界をこえると黄金色に色づいた草原となり丘の上にハイジの小屋のような駒ノ小屋が見える。「今日はここまで。頂上は明日」
居心地のよい小屋の中で定員30人が10人ずつ3回に分けて自炊。リーダーがザックからおもむろに取り出したのは何と大型のフライパン!途中購入の立派な椎茸と油揚げの炒め物が前菜。その後の豚ロース厚めで大きな味噌味肉を一人2枚半、たっぷりの千キャベツといただいた味は最高!他グループの羨ましそうな視線を浴びながら担ぎ上げた4合瓶「花泉」を皆で楽しみました。
【2日目】4:50起床。ガスっている。軽く行動食を食べ、5:35サブザックで出発。辺りは幻想的な風景。駒ケ岳山頂も眺望はない。バンザイをして中門岳へ。途中少しずつ明るくなり太陽が覗いてくる。視界が広がり天上の楽園を散歩しているよう。
坂を下ったら池のほとりになぜか中門岳頂上の斜めった標識が。なぜ下ったのに山頂か?と思ったら「この一帯を云う」とかっこ付きの注釈が付いていた。皆で爆笑。小屋への帰り道は草が燃え池糖が光り素敵なハイキング。
小屋へ戻り、朝食後8:10キリンテへ出発。燧ケ岳を正面に見ながら気持ちの良い尾根道を降りて行く。(燧ケ岳が私を呼んでいる。行かなくっちゃ。)11:17のバスに間に合うよう少し早足。大津岐峠からキリンテへの下りは広葉樹林帯。辺りは黄色に輝きその中に3人の姿が溶け込む。黄色から黄緑色そして道が緑色のシダに覆われるころキリンテ到着。この道は一人しか会わず、歩き易い明るい森で最高の登山道でした。
しかしなぜキリンテなのか?キリンの手?不思議な地名だ。
11:17のバスに乗り、車まで戻って燧の湯につかり、桧枝岐名物裁ちそばとはっとうをお腹いっぱい食べ、幸せの中で帰途につきました。
仲むつまじいお二人の中に割って入り、何から何までお世話になりありがとうございました。
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- 2011-10-11
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