2011年11月26-27日
メンバー:3名

御座石温泉7:50~10:50燕頭山~13:20鳳凰小屋~14:55地蔵岳~15:30鳳凰小屋
鳳凰小屋8:00~ドンドコ沢経由~12:00青木鉱泉~12:30御座石温泉
前夜新宿に集合し、韮崎の道の駅で前泊。翌日御座石温泉駐車場に移動。温泉女将に呼び止められるも振り切って出発。鳳凰小屋の幕営料を徴収したかったらしいが、説得力がない。いきなり急坂が続く、土砂崩れの大規模補修箇所を過ぎた辺りから雪が所々に、2,000mを過ぎた辺りでは15cm程の積雪となっていた。しかし新雪のためアイゼン無しでも滑ることはない。鳳凰小屋では20cm程きれいに積もっていた。まずはテン場にテントを張り、空身で地蔵岳へ出発。荷物があるとキツイであろう急登。森林限界に入ると風で雪はついておらず、かわりに砂礫の上を歩くが疲れる。既に登ったからというYさんをオベリスク下に残して、Tさんと頂上を目指す・・・が、強風で途中で敗退。にもかかわらず登頂のご褒美として大福を貰う(幸)。ロープがついているというのは後で聞いた。そういうことですか。週末だというのに、我々含めて10人もいない。空は快晴で気持ちいいのに。
小屋に戻る。水場の水は止められているが、下の沢に降りて水が汲める。明日は観音岳・薬師岳を通って中道経由で下山の予定だったが、積雪量が予想以上に多く、トレースもついていないという情報を得て、しかし今回は偵察の予定で十分な装備ではなかったため、撤退を決める。すぐに宴会。雪山初挑戦のグラタン、焼き色こそつかないがなかなか本格的。私は相変わらず高山病(?)による頭痛に悩まされ、深酒を諦めて20時前に就寝。
撤退が決定したので安心して6:30に起床。アイゼンを装着するか迷ったがここは練習として着けずに出発。ドンドコ沢は行きのルートよりも目印が多い。五色滝では登りの際に要注意。滝に降りる方向に進む矢印があるのでルートを外れるかもしれない。前半は積雪の上をサクサク降りられるが、中盤は膝に厳しい。後半は退屈な下りだが、猿の大群に遭遇。ビビって動けないでいると、今度は鹿の群れがその間を走り抜けて行った。なんだなんだこの全員集合のような雰囲気は…。程なく青木鉱泉に到着。ここでタクシーを拾えるかと期待するも、冬は営業していないので誰もいない。御座石鉱泉まで歩くことにする。テーブルマウンテンのような山を越えるイメージ。登りと下りはキツイがてっぺんは平たく林のよう。最後の最後なのでこの登りはこたえる。やっとてっぺんに到着したと思ったら、猟犬が寄ってきてじゃれる。犬は苦手だっつーの。最後に急な下りを過ぎて、駐車場に到着。今度は番犬が寄ってきた(汗)。早い下山だったので帰り道の鉱泉によってSAで食事して・・・と余裕の行動を取っていたら、まんまと事故渋滞にハマってしまった。
今回予定していたルートを偵察できなかったのがとても残念。来年はもっと早くに準備をはじめよう。お疲れ様でした。
スポンサーサイト
- ▲
- 2011-12-02
- 登山
- トラックバック : -
コメントの投稿