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北アルプス 唐松岳~白馬岳

日程:2012年8月13日~15日
【メンバー】K(L)、T、S、O
s-唐松

当初お盆期間に計画していた、南アルプスの縦走を悪天予報とエスケープルートが無いため、予備日が十分にない状況では帰って来れない可能性があると判断し、中止とした。
けど、せっかくの夏休みにどこにも行かないのはもったいないので、代替案を計画。Sさん提案の唐松岳~白馬岳の縦走をすることにした。

【8/13】
移動日

新宿の高速バスターミナルに14:30に集合。高速バスで白馬八方へ向かう。2日間ともテント装備を背負ってのロングルートとなる為、早めに入って前泊することにした。
八方の旅館「中村屋」は24時間利用O.Kの源泉かけ流し温泉がついての1泊素泊まり3500円は良心的。取れたてのとうもろこしとトマトもいただきました。
取れたてはやっぱり美味しい。

【8/14】
八方7:30~八方池山荘8:20~唐松頂上山荘(11:30-12:00)~唐松岳山頂12:15~不帰キレット14:30~天狗の頭15:45~天狗山荘16:30

5:00に起床。外は大雨・・。
朝方のうちに小降りになり、午後から上がる予報だったので、ゆっくり支度をして様子をみる。
小降りになった6:50に宿を出発。まずは唐松岳山荘まで行ってからキレットに入るかを判断することにとにした。
八方のロープウェイ、リフトに乗って八方池山荘へ。リフトの足元からお花畑が広がっている。
八方池山荘で身支度を整え歩き出す。この頃には雨もほぼ止んでいた。
八方尾根は友人から「雨でもお花がいっぱいだから楽しめるよ。」と聞いていたがその通りのお花がたくさん!道も歩きやすい。
Oさんにお花の種類を教えてもらいながら歩く。花を意識しながら歩いたのは山歴10年にして初めてかも。。。
11:30に唐松岳山荘に到着。雨は止んだがガスはまだ残る。この先の所要時間を考えると不帰キレットに入ることに消極的だったが、みんなの「慎重に行けば大丈夫」という後押し、小屋番さんの「これから晴れるよ」の声でキレットに入ることを決定した。
唐松岳の山頂を過ぎ、キレット声に入ったあたりから、天気は晴れ、しかも濡れているんじゃないかと思った岩も乾いている。慎重に通過する。
途中、少しハング気味になるトラバースや足の置き場に迷った鎖場で怖い場面もあったが無事に通過。Sさん、先頭を歩いて足の置き場の指示を頂きありがとうございます。
キレットを超え、歩いてきた道を振り返ると感慨深いものがありました。
予想より早く16:30に天狗山荘に到着、小屋からの雲海や剣岳方面の景色が素敵でした。
中止になった山行で食べるはずだったカレー等を夕食にし、明日も長丁場になることに備え、19:30に早々就寝。

【8/15】
天狗山荘4:50~鑓ヶ岳6:00~杓子岳7:00~白馬山荘(8:20-8:50)~白馬山頂9:10~三国境9:45~小蓮華山10:20~白馬大池(11:30-12:00)~白馬乗鞍岳12:30~天狗原13:20~栂池自然園14:00

3:00に起床。1:00頃に降り出した大雨はだいぶ小降りになったもののまだ残っている。テントを撤収し、出発準備を進めながら予定通り歩けそうか考える。
雨もほぼ止み、ガスも少し薄くなったので、予定通り歩くことを決定。
鑓ヶ岳も杓子岳も白馬岳もすべてガスの中だったが、コマクサやウルップソウ等の群生や雷鳥の親子など、ガスの中だからこそ楽しめる景色を楽しんだ。
白馬大池で大休止。ここまであまり休憩らしい休憩を取ってなかったので、小屋の中で座って休憩。カップラーメンを食べました。
池は思ったより、深くて吸い込まれそう。。。
白馬大池に着くころにはガスがだいぶうすくなり、白馬乗鞍岳からは白馬岳や周辺の低山の景色も見ることが出来ました。けど、山頂付近はガスに覆われていました・・・。
白馬乗鞍からの下りの道が足元が悪く、高野さん曰く「キレットより怖い」。夜中の雨の影響もあってドロドロで、ロングルートで疲れた足には、かなり応えました。
8年前にここを歩いた時にはこんな大変な道じゃなかったはずだけど・・・。
最後の力を振り絞って14:00に栂池自然園到着。
ロープウェイで栂池高原に降り、栂の湯で汗を流し、タクシーで白馬駅に。
電車組とバス組に分かれて帰りました。
帰りのバスでは諏訪湖周辺で花火大会の影響による渋滞にひっかりましたが、そのおかげでいつもの小仏トンネルの渋滞が回避。花火も見れたし、終電覚悟だったのがその日のうちに家に帰れてに良かったです。

ロングルートも岩場歩きもお花も鳥もすべて楽しめた、中身の濃い山行でした。
今後はお花をもっと覚えるぞ~!

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