北八ヶ岳(北横岳、大岳、縞枯山、茶臼山)
日程: 2月2日(土)~1泊2日
メンバー:6名

行程
新宿7:00スーパーあずさ1号~茅野9:08
茅野~(ジャンボタクシー)~北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅
タクシー代:\12000/台
ロープウェイ:\1620/往復(割引券)
【2/2】
北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅11:00~北横岳ヒュッテ11:35(荷物山小屋にデポ)12:30~北横岳12:45~大岳13:55~北横岳15:10~北横岳ヒュッテ15:25
【2/3】
(6:45~7:15北横岳でご来光)
北横岳ヒュッテ8:25~三ッ岳Ⅰ峰9:15~雨池峠分岐10:10~縞枯山10:35-10:55~茶臼山11:25-12:00~分岐鞍部12:10~五辻分岐12:45~北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅13:20
【2/2】曇り時々雨(霙)
北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅はあいにくの曇り空。沢山のスキーヤー、ボーダーに混じってロープウェイに乗り込む。約7分であっという間に2230mの山頂駅に到着。辺りは真っ白であまり視界がきかない。各自アイゼン、スノーシューを装着。今回はアイゼン組4人(THさん、TUさん、TNさん、H)スノーシュー組2人(TJさん、Eさん)坪庭は比較的トレースもしっかりしていたのでアイゼン組が先を歩くことに。少しすると樹林帯に入り、雪も深くなりアイゼン組は時々足がとられる。その点スノーシューは沈まないので威力を発揮するようだ。
そうこうするうちに今晩の宿北横岳ヒュッテに到着。荷物を小屋にデポし身軽になって北横岳、大岳を目指す。大岳まで足を延ばす人はあまりいないのか道も踏み固められてなく少し歩きづらい。大岳山頂付近はとても立っていられないほどの強風。雪山の厳しさを実感。写真撮影もそこそこに下山。
山小屋はすでに到着しているパーティーや家族連れなど3、4組がくつろいでいた。
夕飯は鍋。鶏肉、たら、肉団子、豆腐、えのきに白菜、水菜などなどボリューム満点。明日のエネルギー補給にうどん、汁まできれいに完食!9時には就寝。
【2/3】晴れ
山小屋の朝にしてはゆっくりの6時起床。
昨日の天気とは一転、真っ青な空。氷点下7度。のんびり身支度をしていたらもう日の出の時間に。山小屋の奥さんに急かされ北横岳山頂へ。山頂はカメラ片手にご来光を拝む人で賑わっていました。オレンジ色に輝く太陽の光が真っ白な霧氷の木々を照らし、真っ青な空とのコントラストが本当にキレイ。雪山で見るご来光は本当に心洗われる思いがします。
小屋へ戻って朝食を済ませ8時半に小屋を出発。三ッ岳までは中央アルプス、南アルプスなど景色を楽しみながらのんびりスノーハイク。途中三ッ岳直下の岩場の通過はアイゼンでも怖かったのに、スノーシューで登りきったリーダーの根性に脱帽。三ッ岳からは下りが続き、急な下りには弱いスノーシュー組は大変そう。逆に縞枯山までは登りが続き履き慣れない冬靴に靴連れができ運動不足のせいもあって私は遅れをとってしまいました。日頃の運動不足を反省。縞枯山山頂の稜線からは南、中央アルプス、乗鞍、北アルプスまできれいに見渡すことができ、ついつい写真を撮りすぎてしまいました。
茶臼山でランチタイム。お腹がすいていたのでカチンカチンのおにぎりでもおいしかった。でもやっぱり冬山にはパンですね。
茶臼山を下ったあたりでやっとアイゼン組はわかんの登場。初めての「わかん」に、付け方がわからずお決まりの「わかんな~い」。でもせっかく持って来たのだから何としても履いて歩いてみないと帰れない!ロープウェイ山頂駅までの比較的なだらかな深雪の傾斜を利用して歩いてみる。皆、童心に帰ったようにキャーキャーいいながら深雪歩きを楽しんだ。深雪ではやはりスノーシューには勝てないですね。わかんとスノーシューの違いがやっとわかりました。山頂駅まではあっという間でした。坪庭は昨日のモノトーンの世界とは一転、2日目は真っ青な空に雨池山や縞枯山が姿を見せてくれていました。天候によってこんなにも印象が違うものなんですね。無事帰って来られて良かった。
雪山というだけで二の足を踏んでしまってなかなか行く機会がなかったのですが、今回、雪山初心者でもOKということで計画を立てていただいたリーダーに、そして一緒に楽しく歩いてくれた皆さんに感謝感謝です。冬山の魅力だけでなく気象条件の厳しさ、そしてそれに見合った体力を持ち合わせてなくてはならないのだと肌で感じることができ、とてもいい経験をさせていただきました。
どうもありがとうございました。
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- 2013-02-12
- 登山
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