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アンナプルナ周遊トレッキング

日程:2013年4月20日(土)~5月3日(金)
 4/18 羽田発=上海(泊)=昆明=4/19 カトマンズ着
 4/20~5/3 アンナプルナ周遊トレッキング(14日間)
 5/4~5/9 ポカラ~チトワン国立公園~バクタプル~カトマンズ
 5/9 カトマンズ発=昆明(泊)=上海=5/10 成田着

メンバー:Y(L)、O、M、T
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1日目(4/20) 曇り カトマンズ=ベシハサール=ブルブレ16:30~17:35ナディ

カトマンズより乗合バスで6時間程、ベシサハールへ。乗り心地悪く、窓が全開なので排気ガス&砂埃が車内充満。道路にはごみが多い。ベシサハールでガイド&ポーターと合流。トレッキング期間は「3 Sisters」という会社に依頼。村で教育が受けられない若い女性達の自立支援を目的とした団体で、ガイドもポーターも女性。我々もこのアイデアに賛同し、この会社を選択。昼食を取りながら自己紹介と今後の予定打ち合わせ。その後ジープでベシサハールへ。バスは走れない悪路。ブルブレ到着後、1時間程歩き、宿泊地のナディに到着。

2日目(4/21) 雨のち曇り ナディ8:20~15:40ゲルム

明け方は大雨で、朝も小雨が残る。しかし車道歩きの砂埃が避けられ、暑さも和らぎ、恵みの雨。花だけでなく畑の作物や工事現場等全てが珍しく、写真撮りまくり。バウンダンダで昼食。この日初めてダルバートを注文。豆スープ、カレー風味の野菜炒め、パパド(揚げスナック)、アチャール(漬物)、そして白飯の全てが大皿に盛られているネパールの定食で、ガイド達は朝食を除きこれ以外を食べているのを見たことがない。終日小雨と思いきや、最後の1時間だけ雨が上がる。Oさん、ヒルに噛まれる。

3日目(4/22) 雨のち晴れ ゲルム8:25~16:30タル

出発時は雨、土砂崩れになっているのではと心配な程。ヒルが多い。Oさんが図らずも牛の糞を踏んでしまってから、どうやら運がツイてきたらしく、昼頃から青空。下の廊下に似た景色だが、スケールが違う。宿泊地のタルは谷合の村で湖があり、一見リゾート地のよう。まだ標高は1600m程度なので、余裕。ロッジはどこも1泊400ルピー(≒450円)以下で、標高が高くなると毛布が添えられているが、部屋は基本的にベッドのみ。

4日目(4/23) 晴れ タル8:15~14:30バガルチャップ

この日からずっと晴れ。羊・山羊・牛とロバの大群が普通の光景になってきている。昼食はずっとダルバート。一番早く出てくると言うが、それでも1時間待つ。どこもおかわり自由で個人的にカレーが大好物だから、毎回食べ過ぎてしまう。行動時間が短いと物足りないが、洗濯ができる。朝食と夕食は基本的にロッジで食べる。標高が上がるにつれて食事の金額もアップするが、同地域ではどのロッジも金額が統一されているよう。何故かイタリアンと中華のメニューが多く、調理人はその料理の本来の姿を知らないのでは?と思う。例えば春巻を注文すると、スパゲティ入りの大きなパイ(長さ20cm程)が出てくる。

5日目(4/24) 晴れ バガルチャップ8:35~16:30ツァーメ

早朝、アンナプルナⅡ峰に朝日があたり、反対側にはマナスルが見える。名峰と言えそうな山もアンナプルナやエベレストを持つこの国ではただの丘らしく、名前が無い。シャクナゲの花は真っ赤でバラのよう。ガイドが道端で売っているセルロッティ(リング型ドーナツ)や、米と玉ネギとハーブを混ぜた駄菓子を買ってきてくれる。いずれも美味しい。何処もTVで見てきた息をのむ景色ばかり。ツァーメは比較的大きな村で、山道具等のショップも多く、ヤク帽子等を購入。夕食で初めてチャン(どぶろく)を飲む。メニューは相変わらずどこの宿も同じ。

6日目(4/25) 晴れ ツァーメ8:50~16:00アッパーピサン

ここから徐々に3000m以上になる。途中、りんごの木はあったが、リンゴ農園は初めて、花が満開で綺麗。アッパーピサン、ロッジのバルコニーからアンナプルナが眼前に見え感激、写真をとり、ゴンパまで散歩。夕食にボイルド スパゲッティ トマトを注文するが、茹でたスパゲッティ(乾麺?)に繊切りトマトが上にのり、味無し料理が出てきビックリ、塩、胡椒をかけてたべる。

7日目(4/26) 晴れのち雨 アッパーピサン 8:00~マナン18:00

今日は8~9時間の行程、アッパーピサン3300mからガル-3670mまで高度順応かね登りティータイム、アップダウンを繰り返しながら、マナン(3540m)を目指す、夕方雲行きが怪しくなり、ロッジに着いたら雨がぱらつく。

8日目(4/27) 快晴 高度順応のためマナンに停滞

トレッキングで初めて、焼きたてのパン、コーヒーで朝食。8:00にロッジを出、4040mまで登る、途中に桜草(小さい)?があちらこちらに咲いていた。12:30にロッジに戻る。15:00からヒマラヤ救助協会主催「高山病と山で起こる危険について」ドクターより話しがある、帰りに血中の酸素濃度を測る、4人とも正常値内でした。

9日目(4/28) 晴れ マナン8:35~16:00 レダー(4200m)

ロッジを出て、しばらくしてガンガプルナで雪崩発生。マナスルが見えなくなる。ヤクカルカで昼食。レダーのロッジにザックを置いて、裏山4410mまで登る。Tさん達の部屋にネズミ(姫ネズミ位の大きさ)が出現。

10日目(4/29) 快晴 レダー8:25~14:30トロンハイキャンプ(4800m)

今日も良い天気、小さなアップダウンを繰り返しながら、トロン・フェディに向かう、途中、野生の鹿に出合う。
対岸に渡る新しい橋があるのに、皆(ロバも)旧道の木橋を渡っている?聞けば作ったけど、新道は落石が多く通らなくなったとのこと。11:05トロン・フェディに到着、ロッジはガス爆発大破し、再建中、テントで休憩、ここから急登となる。1時間後ハイキャンプに到着、周りは残雪。20:00すぎロッジ前にヤク3頭、間近で見ると大きくて、優しい目をしている。明日はいよいよトロン・パスです。

11日目(4/30) 晴れ トロンベースキャンプ(4,925m)6:00~トロンピーク~ムクテナートテンプル(昼食12:25~2H)~ムクテナート16:30

いよいよ今回最大目的峠越え(5,416m)である。出発予定5:00であったがゆっくり仕度を整え体調を崩さぬよう朝日が射し始めてからの出発。歩き始めは北斜面が凍っており慎重にビスターリビスターリ(ゆっくり)と進む。頑張って見晴らしがよい丘陵まで登り小休憩をとる。そこで後1H位と聞き皆でビックリ! あっという間に峠に到着!!

そこは大勢の登山客が各々ガッツポーズで記念写真を撮り賑っていた。私達も集合写真の後小屋でお茶とお菓子を頂き休憩し、今までの行程を振返り全員で峠越えが出来る事を喜びあった。緩んだ雪は下山にアイゼン無しでOK! 一気に下り1H後はせっかく来たのだからと勿体ないのでゆっくり下る。昼食後 緊張が緩みドット疲れが出て来た。民家が近づくに連れ可憐な高山植物の小花も見られ、観光スポットに立寄り宿泊ホテルへ到着。夕食では、宿泊客全員の宴会が始まり峠越えを祝い踊り飲んだ。(チャンを注文したら隣のホテルで購入し試飲しながら戻って来たホテルオーナー 笑)

12日目(5/1) 晴れ時々雨 ムクテナート8:35~カクベニ14:30

ホテル前でマフラー、アンモナイトを購入30分ものロス。もう峠を越え上々気分だ!花の写真とアンモナイト収集に没頭しなかなか進まない。やがて荒涼とした風景の中にも放牧の山羊、牛も見られる。大河(カリカンダギ川)が近くなり乾季にトラックで砂利を運搬している様子も見られる。間もなくホテル到着。ヤクドナルドでランチ ビール、ヤクチーズ、アップルパイ、チップスで超ゴキゲンとなる。街は石積みの家と小川の両側に柳、りんご畑もありホッとする。

13目(5/2) 曇りのち晴れ カクベニ7:40~ジョムソン10:05(ランチ10:30)~マルファ14:30

カリカンダギ川沿いをずうっと南へ移動。河原の中に道路がありトラック、ジープがひっきりなしに走る。もう今までのように静かなハイキングを楽しむ事は出来ない。ジョムソン空港までも近い。慰めはセバクソン(野ばら)の真っ白で可憐な花が沢山咲き乱れ楽しませてくれた事。ランチでセバクソンジュースを頂き、濃厚なキャロットジュースのようで感動した。マルファは綺麗でステキな街と聞いていたが本当だった。日本人として初めてチベットへの入境を果たした仏教学者で探険家の河口慧海の滞在した家が残されていた。宮崎県の村と姉妹村となっており日本のりんご栽培のノウハウが生かされているとか。緑豊かで手入れされた畑には沢山の作物が栽培されていた。清潔で中世ヨーロッパ旧市街地区のようで白と茶の統一カラーがステキ!であった。高所にあるゴンパにも参拝し村を見渡し散策とショッピングを楽しむ。

14日目(5/3) 快晴 マルファ7:00(バス7:30)~タトパニ(ランチ11:00)~ベニ(ワゴン車)~ナウンダンダ(休憩)~ポカラ16:00

白と茶(チョコレート色の窓枠)のしっとりとした石畳の街並みを通り抜けバス停まで来た。中型バスの屋根にザックを乗せ出発。座席は運転手脇で、椅子、背もたれなし(2人)で見晴らし最高! しかし不安定。タトパニまでぎゅうぎゅうだった。長時間のバスは景色がよく絶景ポイントでの休憩も含め、かわいいお兄ちゃんの上手な運転で悪路、絶壁危険続きの山道も楽しかった。

ベニでスリーシスターズ手配のワゴン車に乗換えた頃は、標高が1,000m以下となり蒸暑くぐったりとなった。南国そのものだ。ホテル3階の風通しのよさにホッとした。

15日目(5/4) 晴れのち曇り ポカラ泊

全員で全身マッサージを体験した。オイルまみれで頭から美女美女(オイルが滴り)顔はテカテカ。ドロドロ状態でショッピングを楽しむ。昼食に魚メニューを発見しネパールで初魚料理に感激した。部屋でチャンを飲みながら撮影会(ネットカタログふう…)実施。
心残りはロキシー(酒)を飲めなかった事。
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