fc2ブログ

Entries

越後・守門岳+山菜てんぷら山行

日程:2013年5月25~26日
メンバー:7名

5/26:7:00新宿西口スバルビルおよび北赤羽-関越道-小出IC-スーパーで買物-12:30守門岳・猿倉橋駐車場12:40~二口登山口から守門岳山麓で山菜探し14:00引返し~14:35登山口~駐車場から別ルートで探索~15:00猿倉橋-キャンプ場(青雲館で入浴後、てんぷら大会)
5/27:7:30キャンプ場-8:00猿倉橋駐車場~8:402合目標識(ブナ林)~9:15谷内平~10:005合目中間点のオカバミ滝滝見台~11:30大岳分岐(1430m)~12:10守門岳頂上1537m12:40~13:15分岐~14:30滝見台~15:05谷内平~15:55二口登山口~16:00猿倉橋駐車場-キャンプ場-帰路へ

近頃のアル灯の山ガールには、山で野草を採って食べることは、「貧相な食事」と映るらしい(本年GWの某新潟離島の山行の後日談より)が、酸いも甘いも知り尽くした、円熟度を増す今回の山行参加メンバーにとっては、守門岳登頂より、目的はほろ苦い「山菜」である。この時期の上越は、雪解けとともに、カタクリと山菜である。今回も、最初こそ収穫は少なかったが、結果的にはコゴミ、コシアブラが食べきれないほど、タラノメは少しだけ、採れた。しかし、登山道沿いの楽な場所のものは既に先客に採られており、藪の中、枝をかき分け、探す苦労は必要である。気温は30度に近く、暑い。リーダーのOBさんは、コシアブラの、決して太くない木に登り、新芽を採ろうと手を伸ばし、枝が折れて、枝ごと落ちていた。(テレビでクマが、同じことしてるの、見たことあります)SZも脛に大きく切り傷、血がにじんでいた。新鮮な山の幸は、苦労して自分たちで見つけてこそ、である。キャンプ場の炊事場、衛生的なトイレのすぐ横に車を横付けし、7人用テント、および宴会用テーブルやベンチ設営。徒歩1分にある建物で入浴後、山菜を洗って種類ごとに分けた。そして、飲みながら、てんぷら粉につけ、油で揚げ、を繰り返す。山菜独特のエグさも、てんぷらにすればさして気にならず、あの苦味があればこそ、美味しくいただくことができた長い長い宴会に入り、キャンプ場貸切状態なのをいいことに、大声で騒いで、翌日まで酔いを残すことになった。終盤、相当お酒が入っていたと思われるHWさんは、テントの張り綱に足を引っ掛け、舗装された道路に顔面をしこたま打ち付けてすぐに顔が腫れてしまい、皆で手当した。結局、その腫れのせいで、お気の毒に、翌日の守門登山を自粛され、帰路に眼帯を調達することとなった。酒が入っての議論と、顔面の傷の手当と、大騒ぎのうちに、宴会は終わり、炊事場は屋根があったので、テント就寝組と、炊事場にマット、シュラフでそのまま睡眠組に分かれた。川のせせらぎの音を聞きながら、眠りについた。

翌日の守門岳は、重度の二日酔いのOBさんと、顔面が腫れて視界が狭まってしまったHWさんがキャンプ場に残ることになり、5名で出発。昨日通行できた二口登山口までの道は、通行止め標識、および鎖で車の通行を止めている。(あとで聞いたことだが、路肩が崩れているため、本日の守門岳「開山祭」も中止にし、「大岳」のみ実施したとのこと。)
ブナ林の上は、残雪がたくさんあり、しっかりキックステップができないと、雪山初心者にはこの時期のルートは試練かもしれない。雪解け直後の場所では、カタクリの群落が次々に出現、イワカガミ、イワウチワ、ショウジョウバカマが可憐な姿を見せてくれた。
その他と下山時のエピソードは、NJさんの報告に譲ろう。
最後に、山ガール、若き山男子、来年はぜひ山菜てんぷら山行へ。食べられる野草を見分けられるようになっておくと、サバイバルに役立つよ。
スポンサーサイト



0件のコメント

コメントの投稿

投稿フォーム
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

Appendix

プロフィール

アルプス灯会

Author:アルプス灯会
Since 1975. 今年で48周年

FC2カウンター

月別アーカイブ

ブログ内検索