日程:2013年6月9日
参加者:21名
関東地方は梅雨入りに入ったものの、雨は降らずに早くも水不足の危機感が募っているなか、例会当日も梅雨の中休みの汗ばむ陽気の中でとり行われました。
前回の大菩薩山行でのバスの運転手の手荒い運転で地獄の苦しみに懲りたMは酔い止め薬をのみ万全に備えていましたが、アルピコタクシーの運転手さんは、皆紳士的な運転で何事もなく登山口に到着できました
ただこの暑い陽気に長い眠りからさめた春蝉のうなされんばかりの大合唱に私たちの自己紹介の声もかき消されての登山のスタートでした。
沢入登山口からはカラマツの新緑が目を楽しませてくれました。入笠湿原に入る入口にはシカよけのゲートがありくぐって入っていくと二輪草やコナシの花が咲き始めていました。
入笠湿原のお目当てのスズランは例年より遅れているとの情報に少し心が折れながらもところどころに咲き始めているクリン草を写真におさめながら山彦荘から小入笠山方面に歩みを進めていくと、咲き始めたばかりのスズランのはなが足元に咲いているのを確認することが出来ました。折からの山からの風にふかれ甘い香りが疲れた体を包んでくれました
山頂までは緩やかな坂でつらくはありませんでしたが湿原から山彦荘までの整備された道、シカよけのゲート、自動販売機、ペットを連れた登山老若男女のあふれた登山客(登山者ではない)近年の山登りの問題点を凝縮した光景が山頂まで広がっていました。
山頂からは甲斐駒や千丈岳等の南アルプスや遠く槍が岳まで360度のパノラマをたのしめました。
時間的な理由から大河原湿原に行くのは割譲し入笠湿原に戻りゆっくり花の写真撮影を楽しんだのち物見台から西に諏訪湖を従え麓に開発されつくされた清里を見下ろす八ヶ岳の展望を心ゆくまで楽しみました
500年程前に初陣をかざった若かりし武田信玄公や諏訪の地を治めた諏訪頼重公も今のこの地を見たらさぞ変わり果てたこの地を驚きながら眺めるだろうなと思いました
最後は夏のような天気に恵まれた信州での休日をソフトクリームと温泉でしめ
それぞれの最寄駅および交通機関で帰宅し、例会山行を終了しました
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- 2013-06-11
- 日帰りハイキング
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