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奥多摩 東日原~タワ尾根~酉谷山ピストン

日程  :4月29日
参加者:4名
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コース :09:05東日原→09:25一石山神社(登山口)→10:09一石山(1,007mピーク)→11:50ウトウの頭→13:50酉谷山14:05発→15:35ウトウの頭→17:15鍾乳洞(登山口)→17:45東日原

「タワ尾根」とは、長沢背稜の途中にある滝谷の峰から日原方面に伸びる尾根であり、地形図?登山地図ともに登山道が表記されていないこともあり、静かな場所のようである。実際、東日原行きバスは2台に増発されるほど混雑したにもかかわらず、多くは川乗山に向かう登山者であり、われわれと一緒のパーティーはなかった。
終点のバス停から舗装道をしばらく行くと、一石山神社の脇の階段から登山道が始まる。取り付きの道はかなりの急傾斜であり、雪が付いている時期だと下りは怖く感じるかもしれない。平坦な尾根上に出ると、そこが一石山の山頂であり、タワ尾根である。

タワ尾根の下部は、地形図で想像した通りなだらかだが、意外にもよく踏まれており、道に迷いそうな感じはなかった。1,176mのピークで分岐があり、帰りは走りたい人はここまで走りましょうなどと話しながら進んで行った。所々に山桜や馬酔木などの花はあったものの、新緑にはまだ早く、葉を落とした広葉樹林の下は明るく、道も落ち葉でふかふかしていて脚に優しかった。

「ウトウの頭」を通過すると、地形図では分からなかった岩場が所々現れ、一箇所巻いた所もあった。こういうときには経験豊富なリーダーで心強かった。また、作業用モノレール(?)のレールが敷設されている箇所があり、これが股ぐらいの高さにもなるため、何度もまたぐのが煩わしかった(リーダーによれば、奥多摩のマイナーな尾根には、最近結構敷設されているらしい、とのこと)。
やがて道は、長沢背稜の道(地形図の表記と違い山腹ではなく稜線上あった)と合流し、しばらくして酉谷山への分岐の道標が現れたので、ひと登りしたところ山頂に至った。ややガスっていたので、眺望はあまりよくなかった。

ここまでほぼ想定通りのタイムであり、帰路はランする先行組と後行組にほぼ分かれて進み、分岐等で待ち合わせをするというような形で進んでいった。ダウンヒルのランは、とても爽快で、風を切って進む感覚がとても心地よかった。
しかし、ここに落とし穴があった。一般的に走っていると視野が狭くなるため、コンパスで大体の方向を定め、分岐に注意してきたつもりであったが、テープ等に導かれるうちにいつの間にか尾根上を外れ、上述の1,176mの分岐を通り越してしまっていた。この分岐はかなり分かりにくいようだ。後行組と合流してから相談し、このままこの道を進むことにした。実はこの道もリーダーは歩いたことがあるからだ。後は杉の植林帯のつづら折の道を下り、鍾乳洞前の登山口に降りることができた。

【一言コメント】
タワ尾根の不思議、1176高地の尾根分岐不明、下降時なぜか作業道に引き込まれる魔の地点。でも作業道のほうが安全なので正解です。お二人のトレイルランファッションがバッチリで、かっこよかったです!(TJ)

山と高原地図にルートがないと、こんなにも静かなんですね。
タワ尾根の上部に、出来たばかりの謎のモノレールを発見。
少しだけトレランの練習もしました。(SZ)

ゴールデンウィークなのに出会った人はわずか4人。とても静かな山歩きが出来ました。日頃マイナーな山を歩くリーダーのお蔭です。今度はツェルト山行したいです。買うまでお待ち下さい。(TK)

スピードを出してロードを走るのも良いですが、トレイルを走るのも良いですね。
空気がとてもうまい。(AM)
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