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北ア/双六岳~三俣蓮華岳~鷲羽岳~雲ノ平(小屋泊)

日程:2013年8月8日(木)前夜発~8月12日(月)
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メンバー:
ステップアップ夏合宿 テント泊)LOG、SLTD、EB、HG、SA、YO、MI 、TA
小屋泊)LMY、SLMN、OK、MYK

行程:
【8.8】 毎日アルペン号 23:00新宿発 
【8.9】 6:00新穂高温泉着 6:45出発 8:12わさび平小屋8:30~9:50秩父沢10:30~13:05鏡平14:00~15:15弓折乗越15:30~16:40双六テント場着16:50双六小屋着
【8.10】5:15双六小屋発6:40双六岳6:55~8:30三俣蓮華岳8:40~9:30三俣小屋9:45~10:25鷲羽岳10:40~12:25ワリモ岳12:35~14:05祖父岳14:20~15:30雲ノ平キャンプ場着15:40雲ノ平小屋着
【8.11】5:45雲ノ平小屋出発8:55薬師沢小屋9:25~12:30太郎平小屋着
【8.12】5:40太郎平小屋発 途中大休止をとって 9:45折立着

一日目【8.9】
3列の夜行バスでまずまず快適に新穂高温泉に着く。準備を整えて歩き始める。ついたときは涼しかったのだが、日が差し始めると暑い。しかもテント泊の人たちの荷物はみな20kg前後、初めは元気に歩きはじめたものの徐々に暑さが応え始める・・秩父沢でHGさんがテントのポールを休憩したところに忘れたことに気付き取りに行く、そのあとOKが不調になり、休憩してアミノバイタルで復活、鏡平に着く頃には叉数人が不調になり、長い休憩とする。カキ氷を売っていて、そのキメが細かく、暑さでバテ気味の身には命の水のように美味しかった。少し長く休んでそれぞれ元気を取り戻し、ペースを落としてゆっくり進み始める。高度を上げてくると、槍や穂高の稜線がずんずん大きくなり真っ青な空に映え、素晴らしい。お花もきれいでいろいろな種類のものが見られるようになる。そうなると元気も出てきて、少し遅れたものの、双六に何とかだたどり着いた。もうダメ!と思うくらい疲れたが、しばらく休むと、復活して、この日だけは小屋泊組とテント組が一緒の食事作りに入り、楽しい夕食になった。(詳しくはEBさんの報告で)

二日目【8.10】
いよいよピークを3つ超える今回最大の山場、朝から曇っていて、強い風も吹いて、寒いくらいの中を出発 、展望のない中を遅れ気味に双六、三ツ俣蓮華岳を越えて三俣小屋につくと、鷲羽岳の本当に鷲が」両翼を広げたような姿が素晴らしい。でも登るのは大変そう。この頃からお天気が良くなってきてがれた急坂をゆっくり登る。全体に遅れぎみだったのにここは意外に早く着き、だいぶ見えるようになった周りの景色を満喫する。ワリモ岳から下っていると、なんだか聞き慣れた声が「チャーネ、チャーネ」と。見上げるとなんとIさんとEさんとTAさんが手を降っていた。この日合流の予定ではあったがもう少し遅いかなと思っていたのでびっくり!健脚ぶりに感嘆する。総勢14人。あまり多いのも大変なので先に行ってもらう。祖父岳に着く頃には天気はすっかり良くなり、テント場や小屋も見え、もう一息だねと、皆も気持ちが軽くなる・・・ところが植生保護のために作られた迂回路は、歩いても歩いてもなかなかつかず、途中で道が違うのではないかと疑ったくらい長かった。テント場に下りる分かれ道でテント組、小屋組と別れる。

三日目【8.11】
朝からいい天気で暑い。アラスカ庭園、奥日本庭園など本当に綺麗なところをのんびり歩く。山は二-三日前までお天気が悪く、やっと快晴の夏山になり、お花も本当は7月下旬に咲くところが遅れていて今が一番いい時期なのだということで、ラッキーな山行だったことを喜び合いながら、チングルマ、ハクサンイチゲ、イワショウブ、ニッコウキスゲ、なんといってもすごいコバイケイソウの群落などを見て気持ちよく歩く。その後しばらく薬師沢小屋までの岩がゴツゴツして滑りやすい下りは、大人数うでスレ違いに苦労した。小屋でおいしい水を飲み元気を出して最後の登りにかかる。そして、とうとう最後の宿泊地、太郎平小屋に着く。太郎平というだけあって広くて気持ちのいいところ、正面に水晶岳がどっしり構えている。ここで大休止を取り、ビールやお茶で疲れを癒して、小屋組を残してテント組はテント場へ向かう。お昼ごろについたのでのんびりでき、夕日や夜は満天の星をみることもできた。

四日目【8.12】
とうとう最後の日、しばらくなだらかな道が続き、最後の景色を楽しみながら歩いた。コースタイムより随分早かったので途中展望良しというところで(ホントはそうでもなかった)大休止、テントを干したりお茶を入れたりしていると、なんと、合流は無理だねと思っていた薬師岳に行っていた、TKさんとFTさんのパーティが追いつく。大盛り上がり・・14人の大パーティとなって、結構急な下りになり、スレ違いに苦戦、半分に分かれて「2人きまーす」とか「左によって」とか大声で言いながら、とうとう折立についた。新穂高温泉の方から帰るというTさんのパーティと別れ亀谷温泉で汗を流し、帰路のバスに乗り込む。直前にMIさんが転んで額を切る。大きな怪我にはならなかったが、痛々しかった。バスは渋滞情報もあったが、だいたい予定通りに暑い新宿に到着した。

山小屋はお盆休み前だったので、3つともそんなに混んでなく、布団一つに一人、良かったです。北アルプスの小屋はどこもトイレはきれいだし、快適に過ごせるようになっていました。双六の乾燥室はすごくて、洗濯したものがあっという間に乾きました。ご飯も美味しそうでした。(この日は食べなかった)雲ノ平は石狩鍋で、男性二人はとても気に入っておられました。太郎平はロケーションもよく、自炊場はひろくてよかったです。ゆっくりでき、日の入り、夜は星も見ることが出来ました。

4日間の山行は私にとっては本当に久しぶりで、心配しつつでしたが、素敵なメンバーのおかげで無事歩き通すことができ、本当に幸せな4日間になりました。大パーティをまとめるのが大変だったリーダーはじめ、皆さんに感謝しています。

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