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表妙義 白雲山

【日程】10月14日(月・祝)
【メンバー】K(L)、T、A(会員外)、E
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【行程】6:50 富岡市営駐車場 - 7:00 白雲山登山口 - 7:35 大の字 - 7:55 辻 - 奥の院 - 見晴らし - 9:15 大のぞき - 10:55 相馬岳 - 12:30 茨尾根ピーク(パノラマ台) - 13:15 中間道 - 14:45 妙義神社 - 15:00 駐車場

朝5時起床、手早く食事とテント撤収を行う。昨晩入った「道のえき みょうぎ」からは正面に白雲山が見える。
うわー、ぎざぎざ! あんなところに登るのか。
妙義山は、3つの岩峰群からなる表妙義、対峙する岩脈の裏妙義を含んだ山域名だそうで(昭文社 山と高原地図より)、今日登る白雲山は表妙義の一部にあたる。
良いお天気で、岩壁中腹には「大」の字もくっきり。まずはあそこを目指して歩くことになる。

6:50 登山者用駐車場に車を移し、ヘルメット、ハーネス、セルフビレイをセットしてスタート。
「念のために」とKさんからフィフィもお借りする。これは鎖に引っ掛けると途中で休憩できるというもので、何箇所かある長い鎖場のための保険だ。

妙義神社で安全登山をお祈りし、登山口から細い急登を行く。短い鎖がいくつかあるが、岩が乾いていて頼らず登れるのがありがたい。

7:35 大の字に到着。駐車場が眼下に見える。絶景だ。

7:55 辻。ここから先は危険マークの連続する岩場になる。
第一関門の奥の院では、前を行くTさんの足の置き場を真似しながら慎重に登る。手が掛かり、岩も乾いて足が滑らないので落ち着けば大丈夫。
日和田山やジムで岩トレーニングしておいて良かった!と実感した瞬間だった。

登りきった見晴らしからは浅間山、その手前の裏妙義もよく見える。
ぎざぎざの岩脈の中に、ちょんと飛び出ているのが丁須の頭だ。
いつかあっちの道も行けるかな?

さらに、ビビリ岩、玉石、大のぞきを超え、第二関門の滑り台状岩場の下りに到着。
3連鎖の最後が30mと長いため、ここはリーダー判断でロープが出され、ハーフノットで懸垂下降して降りる。
(残念?ながら、フィフィの出番無し・・・)

10:55 白雲山のピーク、相馬岳(1103.8m)に到着。
浅間山、荒船山、裏妙義の景観に加え、この先の茨尾根、金洞山も迫って見える。
大休止して昼食をとり、後半戦に備える。

相馬岳からの下りは急で神経を遣う。
一度大きな握りこぶしサイズの石を落としてしまい、斜面が斜面なだけに、石がジャンプしながら加速して落ちていくさまに肝を冷やす。

12:30 最後の関門、茨尾根のピークへは急登の岩壁をよじ登り、パノラマ台に上がる。
絶壁の上で、超えてきた相馬岳が恐ろしいような迫力だ。金洞山も峻険なシルエットで怖いけれどカッコイイ。

先に休んでいた若者3人のパーティはTシャツに長靴の軽装。
妙義が大好きでしょっちゅう来ていて、今日はここでのんびりコーヒーとケーキを楽しむつもりで(!)登ってきたとのこと。
こっちの背景の方がいいですよ、とアングルを変えて写真を撮ってくれたり、妙義山の昔やルートについていろいろな話をしてくれたりした。
(でも、月夜に歩くのがオススメ、というのは、一般人には無理だと思う!)

フレンドリーな若者に見送られ、パノラマ台から中間道に下りる。急降下の一言で、一気に高度を下げていく。

中間道に出て一安心。
本読みのお地蔵さんや、こぶこぶの大木、大きな岩などを楽しみながら、妙義神社に帰着。
無事帰ってこられたことに感謝してお参りしました。


安全登山に徹してリードしてくださったKさん、
てきぱきサポーターのAさん、頼れるTさんに囲まれて、無事妙義山にチャレンジできました。
皆さま、お疲れさまでした&ありがとうございました。
またぜひご一緒させてください!
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