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雪上訓練:谷川岳/天神平スキー場

【日程】2013/12/14(土)-15(日)
【メンバー】
講師: KA、TE、OB  
受講者:14日・15日受講 12名
14日のみ受講 5名
15日のみ受講 10名

11月に入会して初めての雪上訓練。山全般に超がつく初心者、もちろん冬山もです。会のこともまだわからないことだらけで、初めての泊まりということもあり、少し緊張していました。

14日(土)土合の駅に9時集合し天神平スキー場で雪上訓練を開始。ゲレンデを左下に見るように斜面を登り、まずはそこで歩行訓練です。約15メートル四方のスペースを確保し、そこで直登、斜め下に降りる、トラバース(平行移動)、斜め上に登る、真っ直ぐ降りる、の練習を繰り返しました。降り積もったばかりの柔らかい雪で、大地を踏みしめる決意をもって歩かないと、積もった雪に足を取られてしまいます。ふにゃふにゃ歩いていたら、初心者クラスの講師、KAさんの厳しくもありがたい言葉が飛んできました。「一歩、一歩が大事だよ!こんなふうに柔らかい雪はしっかり歩かないと足をとられてしまって体力が消耗するから、しっかり、元気に一歩、一歩を大事に歩いて!」一人一人の足元を見て、細かく注意してくださいます。「こういう雪は、すべったらピッケルはきかないよ!」とも。確かに…。深く柔らかい雪だとピッケルは効果がなさそうです。

次に、アイゼン歩行、ワカン、スノーシューを装着して歩き方の練習です。アイゼンを装着する際は安全な場所で、ワカンは傾斜のきついところではすべるので決して使わないことなどを教えていただきました。
いよいよピッケルを使った滑落停止練習です。スーパーの袋やそりをお尻に敷いて斜面を滑り降り、スピードをつけてからピッケルで止めます。プラスチック製のそりはとてもよくすべり、怖くてスピードが最大にならないうちに止めてしまい少し残念でした。

15時半までたっぷりと教えていただき、駅の待合室まで戻り、半分くらいの方が宴会の買出しに。その後、大なべで大根たっぷりのおでんを作り、お酒と楽しいお話で盛り上がりました。
宴もたけなわの頃、TMさん手作りの「アマチュア無線のテキスト」を元に無線の講義が始まりました。私は無線のことは全く分かりませんが、講義がとても分かりやすく、免許を持っていらっしゃる方が何人もいらしたので、つい「私も…」などと思ってしまいました。

15日(日)のどかなお天気だった昨日とはうって変わって、雪がしんしんと降り積もっています。この日だけの参加者の方は、講師のOBさんと山に登っていらっしゃいました。両日参加の二日目は、以下盛りだくさんの講習内容でした。

・テント設営
設営場所を皆で平らに整地します。冬山では何事もスピーディに処理しなければ命に関わります。少し、もたもたしただけで体に雪が積もってきて寒さが襲ってくることを実感できたのが成果でした。

・ビーコン体験
講師のTEさんによる、各種ビーコンの機能の差や使い方の講義の後、実際に一つのビーコンを雪に埋めて探し当てる練習をしました。回を重ねるうちに次第に慣れて、やはり機械ってすごい。みんな送信状態のビーコンが埋まっているところに、引き寄せられるように集まって、3分程度で見つけてしまいます。私はまだ持っていませんが、やはり安全のために、雪山に登るならぜひ持たなくてはいけない装備の一つだと確信しました。

・スノーマウント作り
ザックを4つ向かい合わせに空間をつくるように立てて、その上にツェルトをかぶせ、スコップで雪を押し付けるように乗せ、できるだけ厚みをもたせ固く作っていきます。できあがったら一度一人が上に乗ってみて、くずれないか確認してから一箇所に横穴を開け、ザックを抜いてできあがり。スノーマウントの中は暖かく、4人がやっと避難できるくらいの空間ができていました。非常事態ではないせいか、不謹慎にも、ちょっと「大人の雪遊び」のような感覚をもってしまいました。

・ロープワーク、ゾンデ棒の使い方
15日の受講者全員で、ロープワーク。OBさんが最近の雪崩事故の例を元にロープワークの大切さをお話されました。簡易ハーネスの作り方、クローブヒッチ、ムンターヒッチなどなど。とても一度には覚えきれません。自主練習を積まねばと思いました。ゾンデ棒の使い方も、お借りして実際にやらせていただきました。棒の端をもってパラリと投げ出すようにして、あっという間に一本の長い棒にします。まるで孫悟空の如意棒みたいです。しまう時はテントのポールとは違い、真ん中から折るのではなく端から折っていきます。これも広いところで実際にやらせていただいてよかったです。

・雪からの水作り
外からできるだけきれいな雪を取ってきて、水を作りました。雪だけをコッフェルに入れて温めようとすると底が焼けて穴が開くので、呼び水を少し入れなくてはいけないとのことです。雪から作った水はさまざまな不純物(ゴミ)が入っているので、三角コーナー用のストッキングタイプのゴミストレーナーを使うといいとのアドバイスがありました。

以上、大変熱心に教えていただき、おかげさまでとても有意義な二日間でした。
講師のKAさん、TEさん、OBさん、そしてリーダーのSZさん、サブリーダーのTRさん、本当にありがとうございました。
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