日程 :5月5日(月)~6日(火) 単独
行程 :一日目 08:25大倉-09:38二股-11:40小丸-12:10~12:45鍋割山-14:25雨山峠-15:10
ユーシンロッジ
二日目 06:10ユーシン-07:10尊仏の土平-09:05~10:00塔ノ岳-13:10大倉
ゴールデンウィーク最後は去年も泊りで丹沢縦走をしたが今年も無料のユーシンロッジ(避難小屋扱いなので)を利用し、丹沢の殺人的な混雑を避ける一泊山行をした。
大倉から二股までは単調な林道歩きだが気温が低くて気持ちが良い。二股から普通なら鍋割乗越に向かうのが一般的だが、この道は尾根上まで針葉樹林帯なので今日はぶな・ミズナラの木が多い小丸尾根を登る。期待通りの新緑が目に鮮やかで所々にムラサキヤシオツツジやまめ桜も咲いている。2時間ほどで到達する鍋割山稜はぶなの原生林が本当にきれいなところ。タチツボスミレもあちこちに群生している。春の山はこれがいい。
30分ほど稜線を歩いて鍋割山荘到着、ここはやはり名物の鍋焼きうどんですね。ビールも飲んでまったり、イヤー極楽極楽。
ここからユーシンへ向かう雨山峠までの道は昭文社の地図では危のマークがある。初めてのコースでもあるので慎重に進むが、途中測量用のテープに惑わされて少々タイムロス。更に先は丹沢では随一といってもいいと思う約30mほどの断崖を下る鎖場が待ち構えていた。雨が強くなっていたので結構ひやひやしながら降りた。ヤセ尾根が途中あるもののそこを通過すれば雨山峠からは去年通過した道でユーシンまでは比較的楽な沢沿いを歩いて行く。ユーシンには先客3人パーティーがいて、また後から2人パーティーも来て夜は宴会モードに突入した。特に静岡からの3人パーティーはイワナ釣り目的だったが、豚肉の炭火焼、スパゲッティなどの食材を担ぎ上げ酒も3リットル以上で楽しい一夜を過ごした。
翌朝は二日酔いにもならず、思いがけず快適に歩き始めた。しかし、42Kmを歩いた秩父縦走ハイキング、奥多摩トレイルランがきつかったのか膝に違和感を感じながらの歩きでぜんぜんペースが上がらない。前日の雨で空が洗い流され完璧な晴天に恵まれたので富士山も時々背後の樹の間から見え隠れしているのが気持ちいい、が足は痛くなるばかり。でも歩かなければ帰れない。気持ちを振るいたてながら塔ノ岳までたどり着くと展望完璧、富士山から南アルプスまでが一望できて満足。昨日雨の中を強行した甲斐があったというものである。
塔ノ岳ではゆっくり休んであとはバカ尾根を下るのみ。花立尾根の階段を下りるのが本当ににつらいが箱根山や伊豆半島方面もくっきりと見え気持ちはいい。はるか前方にはパラグライダーも気持ちよさそうに飛んでいる。堀山の家、駒止め茶屋を通り越し雑事場平まで来れば後は楽な下りになる。しかし今回は普段2時間か2時間30分では降りられるバカ尾根を3時間10分もかかった。結構苦労しての下山でした。大倉バス停前の「さか間」という手打ち蕎麦やでそばと生ビールで1日の疲れを癒して帰宅。アー今年も連休が終わってしまった。
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- 2008-05-12
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