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唐松岳 八方尾根

【日程】3月15日(土)-16日(日)
【メンバー】4名
【行程】15日 9時半 西国分寺駅発‐14時 八方スキー場P‐15時前 八方池山荘着
16日 6時半 八方池山荘発‐7時 八方ケルン‐7時半 下ノ樺周辺‐8時半頃 丸山‐ 9時半 撤退開始‐ 11時 八方池山荘着‐13時 八方スキー場P

◇15日 快晴

今日は移動だけの一日。
K号で中央道から八方へ、八方スキー場からゴンドラ、リフト2本を乗り継いで、八方池山荘へ。

とにかく快晴!
じっとしておられず、荷物を下ろすとカメラ片手に散策に出かける。

南には遠見尾根、鹿島槍、五竜が、北には白馬三山が、荘厳に白く輝いている。
やったー!!、とまだ登ってもいないのに、すっかり舞い上がってしまった。

下山してくる登山客と今日の様子を確認したり山座同定したりしながら過ごす。
だんだんに陽も落ち、立ち去りがたい気持ちを胸に宿に戻る。

八方池山荘は「山荘」とは言いながら、
お風呂あり、水は取り放題、暖房もしっかりしていて快適そのもの。
夕食はビュッフェ方式で、豚の角煮、エビカツ、鶏から、きのこのマリネ、いんげんのゴマ和えなど、
どのお料理も美味しく、思い切り食べてしまいました。
星を眺めてから8時半就寝。


◇16日 曇りのち雪、暴風雪

暴風音に悩まされた一晩を経て、皆、起床予定の5時半よりも早く起きだす。

前日確認したヤマテン予報によると、
『朝のうちは晴れ間もあるが、風が非常に強い。昼頃には雪が降りやすくなり、午後には暴風雪も』。
前日の好天もあり、午前中はいけるか、と期待していたのだが、
朝から曇天で日の出も見えず、山荘から見る景色も真っ白。

6時半、それでも予定通りに出発。宿に荷物を預けて行けるので、可能な限り軽くする。

ストックでスタートするつもりだったが、
リーダーのKさんより、ピッケルで行きましょう、と言われ、初の実践ピッケル。
夜のうちに締まった雪の斜面を、久しぶりのアイゼン、慣れないピッケルを持っての歩き出しで、深呼吸を何度も繰り返す。

遠く、遠見尾根がうっすら識別できるが、白馬方面は視界なし。
風が雪を散らす中、白々とした風景を横目に淡々と登っていく。

幾つかあるケルンが見えているうちは目標方向が分かったが、丸山に向かう頃にはどうルートを行くのか全く分からない。
無雪期とちがって道は無いので、
雪山での必須は、最終目標を見誤ること無く、かつ危険と負担の少ないルートを目指す、ということ?、なのでしょうか?

一度、メンバーの意見を入れて直線に近いルートを取ろうとしたところ、最終的には深いラッセルを強いられることになった。
『沢筋は雪が深くなるので歩きにくい。尾根筋は雪が飛ばされるので、遠回りのようでも結果的には歩きやすい』というリーダーの言葉がよく理解できた。

私もわずかながら先頭を歩かせてもらう。
先人がステップを切ってくれることが如何にありがたいか、
また天候の悪い中を先頭を切ることが如何に重責か、ほんのちょっとですが覗いた気がします。

8時半過ぎ、丸山ケルンを認識し、だいぶ来たなと思ったころには雪から暴風雪に変わっていた。
教わった耐風姿勢で風をやり過ごすが、目出し帽・ゴーグルからわずかにでた頬が、強風にあたってずきずき痛む。
できれば山頂、少しでも唐松山荘に近づきたく、もう少し行ってみよう、このピークを登って様子を見よう、と検討を続けたが、
ホワイトアウトで先のルートが辿れなくなり、9時半、引き返すことに決定。

下りは皆、素晴らしいスピードで降りていく。
私は雪上歩行が下手でヘロヘロ、
さらにホワイトアウトの中、方向も何が何だか分からなく、リーダーについていくので必死。

引き返して良かった、と思ったのは、
自分達がつけたはずの道筋も風で飛ばされ、降りる方向もわかりづらくなっていると分かってからだ。
(もちろん、ほかのメンバーはよく理解しておられました)
ひたすら下り、八方池付近まで降りてきたときは風も弱まり、ほっとしながら山荘まで戻る。

山荘でデポした荷物を整理し、小雪が舞う中をリフトとゴンドラで下山し、近場の「みみずくの湯」」で暖をとって帰京した。

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この山行は、直前に欠員が出たため急遽メンバーに入れていただきました。

灯会に入会したばかりの頃、
雪山なんて自分には無縁だなぁと思いながら、なんとなく手に取った山岳雑誌の「雪山入門」で特集されていたのが唐松岳。
うわ、綺麗、いつか私もこんなところに行けるかなと、初めて雪山に憧れを覚えた山で、
今回は参加できて、緊張もしましたが、とても嬉しかったです。
ピークは踏めませんでしたが、いろいろな雪質、いろいろな斜度を歩く経験ができ、とても勉強になりました。。

リーダーのKさんをはじめ、Sさん、Rちゃんには、手取り足取りでお世話になり、ありがとうございました。
長時間運転してくださったKさん、Sさん、お疲れ様でした。

いつか、あの土曜日のような快晴の日、リベンジできたら最高ですね!
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