fc2ブログ

Entries

日光柳沢川右俣遡行左俣下降

日時】2014/07/26-27
【メンバー】TE、TR、H、TZ、TM、K、G、TK(記)
【場所】日光柳沢川右俣遡行左俣下降
s-2173.jpg

7/26 快晴
朝の集合時点で新宿駅の温度計は27℃。快晴。個人的には久しぶりの沢登りだったのでこの暑さなら気持ち良いシャワークライミングになるかな、とわくわくでした。
TEさん号は6:00登戸発、TMさん号は6:30新宿発で各々出発。が、新宿から高速に乗った途端に事故渋滞。一旦高速を降り、川口中央でもう一度高速に乗る。羽生SA7:50着。30分遅れてTEさん号が追いつき合流。挨拶もそこそこに出発。
10:07赤沼駐車場到着、既に満車。いつ空くかわからない駐車場で待つよりも少し離れた竜頭の滝駐車場まで戻ったほうが早いとのことで、運転手2人はそちらの駐車場へ。ご苦労さまです。残りのメンバーはその間に荷分けし、待機。
11:05赤沼発の低公害バスに乗車。
11:27西の湖バス停着。ここから林道歩き。整然と植えられたカラマツ林と濃緑の笹で覆われた林床が美しい。
12:15 林道終点着、ここで入渓の準備。
12:45 出発。最初の渡渉後は沢筋の踏み跡がついた道を歩くばかりで、赤岩沢分岐まではほとんど水にはいることもない。
13:05赤岩沢出合。ここに荷物をデポして、赤岩滝を見物に行く。なかなかの滝だ。90mあるそうです。登る人いるのかな?と思ってネットを見れば、やっぱりいるんですね。下から見ると上のほうはほぼ垂直に見えたが、それほどでもないらしく、そんなに難しくもないそうです。
13:40赤岩沢出合帰着。荷物を持って、いくつかのすだれ状の滝、ナメを登ると、あっさりと二股に。二股から左俣に入り少しばかり上ったところが今日のテン場だ。
14:50テン場着。皆でタープを張り、さっそく焚火と食事の準備にとりかかる。
今日の夕飯メニューは、ジャガイモと茄子のアルミホイル包み焚火焼き、Kさん御用達の軽井沢ハム(!)と名前をメモし忘れましたがどこかの有名そうな大きなソーセージの焚火直火焼き、鶏手羽元の焚火燻製。鶏手羽元は一旦ボイルし、針金を通して枝にぶら下げて焚火の煙で燻します。
枯れ木を集め焚き木に点火・・うん?なかなか本気の火がつかない。何度煽いでも気を抜くと直ぐに消えてしまう。着火剤代わりのガムテにも色々あるようで、火力が弱いらしい。3度目に手塚さんのガムテ登場。やっぱり火力が違う。今度は本気で火がついた。火を見て興奮してきたところで宴会突入!先のハム、ソーセージを小枝に突き刺して直火焼きだ。うまい酒、ダイナミックな料理、心地よい沢音。空には満点の星。楽しい夕飯、ごちそうさまでした。

7/27 晴れ一時雨
4:00起床 朝食は昨日の残りごはんで作った雑炊。各自荷物をまとめ、不要なものはタープで覆う。
6:15出発。テン場を少し下り二股から右俣に入る。大きなナメ、滝が交互に連続して現れ、水しぶきの気持ち良さと少しばかりの岩登り的緊張感が適度にあり、やっぱりこれくらいの沢が私には一番楽しい。しかし、さすがに15mくらいの大きな滝になると先頭はやっぱり緊張する。しかしどの滝もフリクションが良く効き、最後までザイルを出すこともなく源流まで詰めることができた。途中一度大きく沢筋を間違えたのと、巻道の降り口を間違えた以外はほぼ順調に源頭に出る。
10:00 源頭のあとは、道無き道の笹薮と強烈な藪漕ぎの開始だ。地図読みの練習がてらトップを交代しながら進む。皆自分の考える方向とは少し違う、ということで色々議論もあったが、最終的にはその時のトップの判断に従って進む。久しぶりの藪漕で、しかも木の丈が高く結構きついです。約1時間近く藪との戦いの後やっと稜線!と思ったら単なる窪地で木が生えていなかっただけでした。さらに笹藪と多少の灌木藪を漕いで今度は本当の稜線に出る。稜線といってもちゃんとした登山道があるわけではなく、殆どが笹に覆われた獣道で、これがまた良く滑る。こけつ転びつしながら、
13:15柳沢下降地点。 ここから左俣を下る。こちらは特に難しい箇所も、取り立てて印象に残るような岩もなく、すんなりと下るが、最後のテン場の直前の滝は素手では降りられない。ここで初めてザイルを出して懸垂で降りる。皆ちゃんと懸垂の経験もあり問題なく通過し、テン場に帰着。途中から雨が激しくなり濡れた体が寒く、さっさと荷物をまとめて元来た沢を下る。
14:09 初日の柳沢渡渉地点から退渓。ここで沢装備を解いて、バス停まで走ること30分。
15:03西の湖バス停着。15:09発のバスにて駐車場へ。
湯元の温泉(手ぬぐい付き500円!食券と書かれた券売機で入浴券を買う)につかり無事帰京。
TEさん、TRさん他皆様お疲れ様でした。楽しく無事に帰ることができて良かったです。また次も一緒に行きましょう。

スポンサーサイト



0件のコメント

コメントの投稿

投稿フォーム
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

Appendix

プロフィール

アルプス灯会

Author:アルプス灯会
Since 1975. 今年で48周年

FC2カウンター

月別アーカイブ

ブログ内検索