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裏妙義

日程:2014年10月11日(土)~2014年10月12日(日)
メンバー:KA(L)、H、KO
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【1日目】 妙義道の駅テント泊
【2日目】 国民宿舎入り口発7:20~木戸8:20~籠沢のコル9:40~丁須の頭9:50~七人星12:30~三方境13:30~国民宿舎着15:05

11日の土曜日、14時30分に新百合ヶ丘駅前から裏妙義に向かって出発。快晴。17時に裏妙義国民宿舎に着くも、テント泊禁止が判明。妙義道の駅でテンを張ることに。気がつけば、テントを張りながらKAさんの「フンフン~」と鼻歌が聞こえてくる。「明日、岩を登れると思うとわくわくして自然に鼻歌がでてくる」とのこと(!)
早速、宴会の用意。日が暮れても寒さはそれ程でなく、ビール、ウィスキー、日本酒、ワインで乾杯。つまみとメインは「なんちゃってイタリアン」楽しく、飲んで食べた後は明日に備えて、22時に就寝。

2日目、5時起床。朝餉は昨日のパスタにベーコンリゾットを入れたパスタリゾット。いつも山の朝は少なめと分かっていたのについ作りすぎてしまう。食べ切れなくて困った。

国民宿舎入り口を7時20分に出発。しばらくなだらかな登りの林の中を行く。沢沿いの大岩がゴロゴロしたところに出たところで、ハーネス、カラビナを装着。登りで体が熱くなったのでここで履いてきたレギンスを脱ぐことに。体が温まるのだから履いてこない方がよかった。岩陰に入ろうとすると背後からKAさんの声。「危ないところに行かないように気をつけて!」

ここからは次々と鎖場が現れる。ここ数カ月ジム練習をさぼっているので、岩に対し恐怖感がある。地図に「大岩に二段8メートルの鎖」とあるが、無我夢中で登ってきたので気付かず「8メートルの鎖なんてありましたっけ」と言うと、KAさんに「かっこいい~」と冷やかされてしまう。
途中、少しなだらかになったあたりにかなり立派な炭焼窯。3人とも興味深く眺める。ここから30分歩き、数連の長い鎖場を過ぎると篭沢のコルに出た。ここまで日陰の道をずっと歩いて来たので、やっと周囲の山々を一望できる明るい場所に出て、改めて「いいお天気でよかった!」ここで3人一緒に自分達撮り。みんな笑顔でいい表情。
いよいよ丁須の頭の付け根までの鎖場。「下の方で待ってます」と言ったものの、行けるところまで行ってみよう、とKAさん。付け根まで来て見上げると、激しくハングしていてそばに寄るのも怖い感じ。丁須の頭の付け根から下の登山道に降りるときは、時間短縮のため、懸垂下降のロープをセットしてもらい降りることに。ここまでの登りの鎖場で時間がかかり、随分とコースタイムをオーバーしてしまう。後半、慎重に急がねば。

丁須の頭を過ぎるとすぐにまた、地図に○危マークの付いた「チムニー内20メートルの鎖」が現れた。チムニー内は丁度ウォールの壁のような突起がたくさんあり、足元付近だけ見ていれば、恐怖感もなく意外に降りやすい印象。しかし!スリング、カラビナの支点での架け替えにとまどってしまい、ここでもまた時間をくってしまう。
この後も、ずっと絶壁下トラバース、桟道トラバース・・・と鎖場が続き三方境まで気が抜けない。ただ桟道トラバースはネットの写真ではスリル万点だが、実際は両足が余裕で置ける幅がある。鎖にスリング、カラビナを通して、支点で架け替えをしながら慎重に通過。

その後、鎖場の多い巻き道を行き、やっと三方境に出た。三方境に出ると、なだらかな土の道が続く。岩稜帯が終わってホッとしたものの、長い下りだなぁと思い始めたところ、KAさんがぽつりと一言。「裏妙義に初めて来たけど、お薦めの山じゃないってことが分かった・・・。表妙義の方がずっと面白かったなぁ・・・」どうやら裏妙義は、KAさんにとって岩が少なくて物足りなく残念だったご様子。同行のHさんもKAさんも、昨年、表妙義(地図に○危マークが7個もある!)にいらしている。
岩が大好きなお二人。岩に不慣れでおっかなびっくりモタモタ歩きの私におつき合いくださり、本当にありがとうございました!お世話になりました!

反省点
岩稜の多い山を登る前は要ジム練習
カラビナ、スリングの扱いは家で練習しておくこと
歩き始める前は少し肌寒いくらいの着衣で
朝食は多く作らないこと
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