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安達太良山


【日  程】2014年11月22日(土)~23日(日)1泊2日
【メンバー】4名
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【コ ー ス】1日目:東川口駅7:05=二本松10:25=あだたら高原スキー場駐車場10:50=ゴンドラリフト=山頂駅11:15~12:30安達太良山山頂12:45~13:40くろがね小屋
      2日目:小屋8:00~8:55勢至平~9:35奥岳登山口着

 智恵子曰く「ほんとの空がある」安達太良山。初冬のスノーハイクと山のいで湯を満喫した山行でした。

1日目
 東川口駅ロータリーを出発、Sさん号は北へ向かって快走する。今回の山行は、予定していた2座のうち磐梯山が道路閉鎖のため登れず、急きょ1座のみとなり、温泉でまったりしようという企画となった。二本松インター近くのヨークベニマルで買い出しを済ませ、奥岳登山口のあるあだたらスキー場を目指す。青い空の下、紅葉の樹々の上に雪を頂いた安達太良山が臨める。12℃暖かい日だ。

 駐車場に着くと車はそこそこ駐車しているが、人が全くいない。早々に「あだたらエクスプレス」と呼ばれるゴンドラリフトに乗り込む。片道950円。ゴンドラは人が来ると動かすようだ。下に3人、上に2人の人件費とゴンドラの燃料、3連休というのにこの人の少なさで、採算があうのか心配になる。ゴンドラのおかげで一気に八合目(1,350m)に達し、数あるコースの中で一番お気楽。

 数日前の寒波で雪が積もり、辺りは一面の雪景色。サクサクと雪を踏んで歩き始める。登山道は踏み固められ、軽アイゼンの必要はない。ただし左右に振られると30㎝程踏み抜くので注意が必要だ。頂上広場までは急坂もなく、たらたらとゆるい歩きやすい道が続く。青い空に絵のような雲が浮かび、眼下に広がる二本松の街並みがよく見える。

 頂上広場から溶岩が固まったと思われる乳首のような頂上に登ると、いきなり強風に見舞われる。すごい風。指が寒さで痛くなる。飛ばされないように這いつくばり、記念写真もそこそこに牛の背と呼ばれる緩い稜線をたどり、峰の辻からくろがね小屋に向かう。今年雪訓初参加の田澤さんには、稜線の強風や寒さを少しでも体験することができてよかったようだ。峰の辻からは風もおさまり、日の光に雪の斜面が照らされて光り輝き、まるですごい雪山にいるような錯覚に陥る。きれいだなあ…

 くろがね小屋はこげ茶の堂々とした山小屋。そしてここには源泉を側にひかえた温泉のある山小屋としても有名だ。軒先に吊るされた黒い鐘がシンボルらしい。宿泊料(入湯税+冬季加算料含め)4,270円、夕食1,540円、朝食820円、1泊2食で6,630円。今回はお気楽山行だから小屋食Sさんはいつも自炊だったので、たまには小屋食を試したかったとのこと。乳白色のお湯につかると極楽ごくらく。地酒2種類520円。夕食のカレーを食し、お酒もいただき、9:10消灯就寝。夜、星を見に外へ。山の端は薄曇っていたが、真ん中は圧倒される星の数。昨年の夏合宿以来の星空だ。

2日目
 6:00起床、6:30朝食(温泉卵、牛肉のしぐれ煮、海苔等) ゆっくり8:00出発
昨日よりは雲が多いが時折日がさし青空が見える。雪は溶けて凍り、滑るので軽アイゼン装着。リーダーからアイゼン歩行の注意をレクチャーしてもらい、Tさんは人生2度目のアイゼン歩行を楽しんでいた。馬車道との分岐で完全に雪はなくなる。林の中のどろ道となるが、鳥の声が多数。なんだか分からないのが悲しい。

 今日は多くの人と出会う。駐車場には昨日より多くの車が止まっていた。岳温泉の大きなお風呂に入り、本宮駅前の有名な鶏塩ラーメンを食べ、帰路についた。

 あこがれのくろがね小屋に泊り、いっぱしの冬山気分を味わうことのできた楽しい山行でした。リーダー、皆さん、ありがとう!

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