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根子岳(BCスキー)

◆日  程:2014年12月28日(日)
◆メンバー:T(L)、K
◆行  程:奥ダボススキー場リフト乗り場→避難小屋→根子岳山頂(往復)
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初めてのBack Country スキー。好天に恵まれた。
登るほどに濃さを増す青空。
見渡せば、浅間山から八ヶ岳そして北アルプスの山々。山並みが美しい。
来たぜ!根子岳山頂!

前夜、あずまや高原ホテル裏の別荘地エリアにテントを張り前泊しました。
翌朝、奥ダボススキーパークへ車で移動。リフト乗り場からスキーを履き、ゲレンデ脇からウォーミングアップを兼ねてシール登高を開始です。

今回のために新調したピカピカのスキー。
7年ぶりにスキー板を付けたので、一応事前のゲレンデ練習は済ませました。
スキーの扱いに不安なし。
初めてのシールもしっかりと効いてくれています。ぐいぐい登れます。さて、登りは快調!

登り始めて約40分。体も温まったころ、リフト終点に到着。見上げると真っ青な空の下、根子岳山頂が望めました。緩やかな山容の良い山です。
ここからはゲレンデを離れ、本格的なBCとなります。

ところが、圧雪車のキャタピラー跡がずーーーーっと、山頂まで伸びてます。。。

BCって、これでいいのかな?
とりあえずルートを見失う心配はないけど。

などと疑問を感じつつ、全くストレスのないゲレンデ並みの快適な斜面を登高します。
斜面は思ったよりきつくありません。ゲレンデで言うなら中級コースくらいでしょう。
この圧雪された斜面。実は奥ダボススキーパークの売り。SNOW CATという雪上車で山頂まで登れるサービスらしいです。

Tさんは、これでは練習にもならないと、圧雪されていない新雪にルートをとりました。
初めての私はとにかく体力温存。ひとまずTさんのラッセル跡をついていきます。
しかし登るにつれ、傾斜がきつくなるのと、雪が深くなるのとで、私は結局、圧雪斜面にルートをとりました。ゲレンデ並みの楽チン登高の誘惑に負けました。
本来なら、BCの醍醐味は新雪を味わうところなんでしょうけどね(^_^;)

途中、避難小屋を過ぎたあたりから、一段と空の青が濃くなり、樹木に雪が付着して樹氷が成長しています。
樹氷の中をぐいぐい進むTさん。おぉ。カッコイイ。
Tさんの進むその先には、白と青の世界。樹氷の間からポツンとのぞく白い昼の月。
幻想的でした。Tさん絵になってますよ。

そして、登り始めて4時間弱。根子岳山頂到着。
これといった急登もなく山頂までスキーを付けたまま登れました。
今回のような斜面ならワカンで登るより早くて楽チンかも。

山頂付近は風が強く休むことができなかったため、樹氷を風よけにしてシールを外し、すぐに滑降。

そして下りもまた圧雪斜面を安全第一で。
圧雪斜面でいいじゃないか。BCデビューだもの(^_^)。

それでも、滑りやすそうな雪面を選んでは新雪にチャレンジしてみました。
新雪はそこに乗ってみるまで、雪面状況か分からないので難しいですね。
コツがつかめるまではもう少し。

滑り始めると1時間くらいでリフト下まで降りてこれます。
登る時間に比べるとあっという間です。楽ちん楽ちん。せっかく登ったのになんだかもったいない気もしますけどね。
どちらかと言うと私は登る方が楽しめたような気がします。景色もゆっくり眺められますから。

今回はTさんには道具の選定からルート選定、また、雪山での技術など、広くアドバイスをいただきました。安心してBCスキーを楽しむことができました。また、天候を見て、山頂へのアタック日の前倒しを決定。おかげでこの晴天。さすがでございます。ありがとうございました。
せっかくの新雪に恵まれながら、ほとんど整備された圧雪斜面を滑っていたので、本当の醍醐味は味わっていないのかもしれませんけど、充分楽しめました。

スキー、ボーナス払いで買って良かった(^_^)
まだ、引き落とし、終わってませんけどね(T^T)。

BCスキー始める人、復活する人、増えたらいいなぁと思います。

またよろしくお願いします。
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