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丹沢主稜縦走

【メンバー】THさんCL、TUさん、TZさん、IZさん、IKさん、Eさん、Y(報告)
【日程】2014年12月27日~28日
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【行程】
一日目/8:30渋沢駅集合→9:20大倉出発→13:00塔ノ岳→14:40丹沢山 みやま山荘泊
二日目/6:20みやま山荘出発→8:20蛭ヶ岳→9:50臼が岳→12:00檜洞丸→14:30西丹沢自然教室

8:30渋沢駅に集合。Hさんが体調不良で欠席との連絡があり、7名でバスに乗り込む。
外は晴天!気持ちいい山歩きができそうな予感。
大倉バス停に着きトイレ、ストレッチをすませ9:30出発。
塔の岳までは歩荷の道のり。登り始めて30分くらいして、すでに汗をかき始める。朝みた天気予報だと、気温は低いうえに乾燥+風で体感気温が更に低く感じると言っていたのでがっちり着こんできてしまった。もともと寒がりだから着こんでいても汗かかないだろうと思っていたのに大違い。
途中左手に入り、大倉高原山の家を回る。歩荷の時、下山で歩いた道。落ち葉をワシワシ踏んで登っていく。左手に富士山が見えだした。

真っ白!見晴らし茶屋で一息。ここからは海が一望。きらきら光っていて遠くに大島(?)が見えた。何となく速足チームと遅足チームになる。歩荷ほど荷物は重くないのにやっぱり階段は辛い。
塔の岳山頂にはちょうどお昼についた。かなり風が強かったけど、快晴で富士山がきれいに見えて気持ちよかった。しかしあっという間に冷えてくるので早々に食事を済ませ、みやま山荘に向かう。私は搭ノ岳から先は行ったことがなかったので、どんな景色が見えるかすごく楽しみである。みやま山荘まではなだらかな道で歩きやすい。左手にはずーーっと富士山。やっぱり日本一の山でした。山荘手前の登りで名物の歩荷おじさんに遭遇。来年は5000回登頂を目指しているそうだ。しかしなぜあの格好?
14:40みやま山山荘着。「丹沢山」の前で集合写真を撮る。初の山小屋泊。自分の寝るところを確認した後で、早速宴会!おいしくビールをいただきました。夕日が沈む時間を見計らってみんなで見に行く。今日は天気が良かったので富士山の左側に沈んでいく夕日を見ることができた。ごはん前におなかいっぱいと思いつつも18:00からの夕食はぺろりと食べてしまった。山小屋での食事ってこんなにおいしいのだろうか?その後TZさんが12月お誕生月ということでTHさん&TUさんの計らいでケーキを用意していただき、みんなでお祝い。こういうの大好き!おめでとうございます♪その後はのんびりくつろいで、20:30消灯。
翌朝6:00の朝食にあわせて5:00起床。起きる直前に寝坊して朝食を食べ損ねた夢を見たため寝起きが悪い。朝食をおいしくいただき6:30にみやま山荘出発。窓が露で曇っていたので良くわからなかったけど、外は粉雪が降っていた。昨日の天気はどこ行った?朝日を浴びながら歩くことを想像していたので面食らう。とりあえずストックを手にして歩き出す。
寝起きのせいなのか足取りが鈍く感じる。気を抜くと滑りそうなので変に足に力が入ってしまった。天気が良ければ眺望がいいそうだが風が強くあたりも真っ白で黙々と歩く。8:00過ぎに蛭ヶ岳山荘に着く。用心のためアイゼンをつけることにした。山頂目指して歩くぞ!と思ったら小屋から山頂はすぐだった。あれ~、真っ白・・・。とりあえず写真だけとり早々に先に進む。アイゼンすごい、すごく地面をかんでいる。しかしその反面やたら引っかかる。木道でこけそうになりひやりとした。雪のない道でのアイゼンはガツガツあたるし、くだりの岩場は足をどこにおけばいいのか・・・初めてのことばかりで悪戦苦闘した。一部ほんとにアイスバーンの箇所があり、ひやりとする一瞬があった。
かなり下ってくると雪もなくなり、アイゼンをはずす。やっぱり歩きやすい。しばらく上ったり降りたりを繰り返しながら尾根を歩く。粉雪もやんで日が照ってきた。木の枝に霜?雪?がついて真っ白な花が咲いているみたいですごくきれい。9:50臼ヶ岳に到着。ベンチがあったものの頂上を見落としそうになる。振り返るとさっきまでいた蛭ヶ岳がみえた。ここから檜洞丸まで2時間くらいあるので少しおなかに入れて歩き出す。この先はもうすべる心配はなさそう。青ヶ岳山荘でトイレを借りて檜洞丸に12:00につく。ひたすら登り斜面でへこたれるかと思ったら以外と軽く着いた。山頂では多くの人がいて昼食をとっていた。ここからの富士山も最高!奥には南アルプスも見える。いつかあそこに行きたい。
富士山を見ながらどんどん下っていく。展望園地まで下りてくるとずいぶんと温かくなるので上着を脱ぐ。一気に下ってきたので足の踏ん張りが利かなくなってきた。逆コースで登ってきたら辛そうに思えた。遠くから沢の音が聞こえる。「西丹沢自然教室」の看板が出たところで左の急坂を降りていく。地図上のコースとは違う道らしい。落ち葉の中をわしわし歩くと三又の木がつぼみをつけていた。咲いたらきれいなんだろうなぁ。そこを抜けると川原出てしばらく川原を歩く。後はゴールの西丹沢自然教室を目指すのみ。気分も緩んでくると、突然目の前にバス停!ついた~!
タイミングよくバスが出発するということで乗り込んだ。途中立ち寄り温泉によるつもりが年末休業だったので、新松田駅近くのお蕎麦屋さんでお疲れ様乾杯する。ちょっと早い年越しそばを食べてから帰路につく。

凍ってる道の歩行、雪山でないところのアイゼン歩行、行動中の服装、行程の把握、山小屋泊での荷物のまとめ方や行動など、色々勉強になった。以前より行きたいと思っていた蛭が岳に行けたことが何よりうれしい。檜洞丸周辺はシロヤシオ群生があるとのことで、花の良い季節にも歩きたい。
リーダーのTHさんはじめ皆様、ご一緒していただきありがとうございました!今回いけなくなってしまったHさん。今度ご一緒しましょう!
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