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雌阿寒、羅臼、斜里

日程 : 2008年7月12日~14日
参加者: 4名
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1日目 雌阿寒岳 12:15登山開始~3:55下山
初日は当初斜里の予定であったが、飛行機の遅れ等で雌阿寒を先に回した。野中温泉から登り始めて8割がた登ったところでゴロゴロ遠くで雷鳴らしき音が聞こえたので、急いで登頂して下りて来た。頂上は一面霧であったが、下山途中でやや霧が晴れてオンネトーが良く見えた。結局下山と同時に大雨となり、野中温泉で一風呂浴びてから宿の検討や買出しをしているうちに雨が上がったので「ましゅう道の駅」で幕営となった。で、宴会。

2日目 羅臼岳 6:45登山口~9:20銀冷水~10:20羅臼平~11:30山頂~12:30羅臼平~3:15下山
4:30にテントを撤収し羅臼へ向かった。6:30頃登山口である岩尾別温泉に着くともう車で一杯であった。昨日雌阿寒の登山口で見かけた観光バスもすでに着いており、皆さん同じことを考えていることと納得した。結局この観光バス一行とは明日まで3日連続で山中でお会いすることになる。さて、登り始めはかなり緩やかな登山道で全く高度が稼げない。それでも極楽平あたりから傾斜が急になり始め、綺麗な花があちこちで見られるようになった。なかなか花の名前は覚えられなくて、リーダーに教えてもらってもすぐに忘れてしまう。図鑑は買ったものの埃をかぶっている始末。もっと勉強すれば登山の楽しみも増えるというものであろう。
銀冷水から羅臼平間は綺麗なお花畑で、鹿が悠々と草を食べていて全く人を怖がらない。熊に出会うのはちょっと困るが、かわいい鹿なら大歓迎だ。そういえば北海道は道が真っ直ぐで、鹿がチョコチョコ横断しているのに何度も出くわした。広い台地と大自然。他では味わえない景観に大満足。
羅臼平から頂上までは一気に高度を上げ、最後は岩場となる。ここがかなりの急登であるが一気に登った。頂上ではやや霧がかかっていたが、国後島が見えて、まさに「知床旅情」の歌詞そのものであった。
下山してみるとまた大雨が降ってきた。この日はさすがにテントを張る気がうせて、知床国設野営場でコテージを借りた。で、宴会。

3日目 斜里岳 6:45登山口~9:15上二股~10:15山頂~12:10熊見峠~2:20下山
最終日は沢沿いの登り始めで、数回渡渉を繰り返し岩登りを経て下二股へ出る。ここは新道との分岐点で沢を登るか、山道を行くかということになる。沢は下れないので、登りに沢の旧道、下りに山道の新道を採った。登ってみると沢は結構急峻だったが、5~6個の見事な滝にお目にかかれた。その後上二股に着きここから山道になる。鞍部の馬の背から斜里岳が近くに見え急登が始まる。ピークが2つ見えていた奥の方が山頂だ。もう一頑張りというところでまた綺麗なお花畑が出迎えてくれた。バスツアーの一行とすれ違って山頂に到着した。山頂は虫だらけで視界もよくなかったので早々に下山を開始した。
下山ルートは上二股から山道の新道を行った。これが熊見峠までゆっくりと登り返しで登った分また下らなければならない。ここはハイマツ帯の気持ちのいい登りだったが、熊が出そうで冷や冷やものだった。熊見峠と言う名前が気になる。無事熊見峠へ到着し、あとは下るだけとなったが、ぬかるんでの急な下りで滑りそうになる。かなり神経を遣ったが、靴は泥だらけとなった。途中でバスツアーの一行を追い抜いて下山した。

今回のポイント
1.北海道の百名山3座
2.花が綺麗だった
3.登山中は雨に降られなかった
4.北海道の雄大な自然を満喫した

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