【日程】*2016年3月12日~3月13日
【メンバー】K(CL)、M、E、Y
【場所】赤岳

【行程】
1日目))10:30八ヶ岳山荘~11:40美濃戸山荘~南沢~15:48行者小屋
2日目))5:00起床~6:22出発~文三郎尾根~7:27中岳分岐~7:40阿弥陀分岐~8:09赤岳山頂~地蔵尾根~9:21地蔵尾根下~9:52行者小屋~12:48美濃戸山荘~13:45八ヶ岳山荘
念願の赤岳いざ出発。Kさん号に乗り込みしばらくすると雨が降ってきて一瞬不安が横切る。楽しい会話をしながら車を走らせていると、「あれ、岡谷…?」高速を降りて八ヶ岳山荘に到着。
駐車場は思っていたより車が停まっている。まいたびのバスも何台か来ているのでもしや行者小屋もいっぱいでは?身支度をして歩き出す。今日は行者小屋まで行けばいいのだ!
アイゼンはつけずに、久しぶりにストックを使って歩く。2,3日前に雪が降ったらしく調度良い感じに積もっている。寒いのは嫌なのでしっかり着込んでしまった…30分ほど歩いてすでに暑い。衣類調整。
美濃戸小屋で休憩。日差しがまぶしい。ここでアイゼンをつけている人も多かったが、とりあえずつけずに南沢経由で登っていく。
先頭をMさんに行ってもらい、その足取りをたどって進んでいったので歩きやすかった。Mさんが気分が悪いとのことで休憩をこまめに取りながら進んだ。行者小屋に近づくにしたがって雪が多くなってきたがトレースがしっかりあるので迷うこともなく15:50行者小屋についた。予定時間よりオーバーしてしまったが今日は天気も良かったので道も明るく安全に歩けた。
Kさんが手続きをしてくれている間にEさんとテントの張る場所を探し整地を始める。実はしっかり積もっている雪を整地してテントを張るのは初めて。スコップを使って雪を整地したいのにふわふわ過ぎで全然できない。しばらく頑張ったがある程度できたところでテントを張ってあとは座りながら寝ながら整地することにした。
小屋泊のMさんを呼びに行って夕ご飯&宴。本日はEさん特製のポトフ!温まっておいしい!塩豚の焼肉もボリューミーで体もあたたまり、スタミナつきます!少し朝の出発時間を早めようということになり20:00過ぎに就寝。
夜中にトイレに行きたくなり外に出る。震える寒さを覚悟して出たのに全く寒くなく、風もそんなに吹いてない、そして満天の星空!いっぱい星がありすぎて星座が全く分からなかった。
3:00過ぎぐらいから外で歩く足音がしだす。もう歩き出す人がいるんだ、と思いながら5:00になったのでごそごそ起きだす。朝ごはんは昨日のポトフを使ったリゾット。これまたおいしい。お替りしちゃいました。
荷物をデポして身軽な装備で出発。身支度するの手際の悪いこと・・。すみませんでした。Mさんは小屋でお留守番することになったので無線をセットする。
アイゼンピッケル装備。風も強くなく寒くない。しばらく森林の中を歩く。トレースもしっかりついている。Kさんを先頭に後をついていくが、ついつい下ばかり見てしまう。ふと後ろを振り返ると素晴らしい景色が広がっていた。森林限界を超えたら案の定風が強く、でも吹き飛ばされるほどでもなく、立ち止まる度にKさんが声をかけてくれ、言葉を頭の中で反復しながら歩いた。一歩ずつゆっくり、しっかりアイゼンを置いて、当たり前のことなのに歩くことに夢中になってしまう。
阿弥陀への分岐を過ぎると岩が出てきた。ピッケルも短めに持ってひっかけるように使い、のぼる。
そして出た、山頂に到着、晴天、絶景!
やはり山頂では風が強く、目指し帽、手袋とることができない。記念写真を撮ってもらい早々に下山することにする。この景色ともお別れ、すごく寂しい。
下山は地蔵尾根。風が強かったので山荘に向かうまでがうまく前に進めなくて、足元が慎重になる。アイゼンひっかけないようにピッケルをうまく使ってバランスをとりながら下る。お地蔵様に無事の下山のお願いして進んだ。下から登ってくるパーティの中にはロープを使っている人もいて「やっぱり下りは厳しいのかしら?」と一瞬不安が横切る。すれ違う時にしっかりピッケルをさして安全確保すれば大丈夫だよ、とにかくゆっくり慎重に。怖くなったらクライムダウンすればいい。
ピッケルの付き方がうまくできず、Eさんにアドバイスをいただく。短く持ったり、あえて長めに持って振り落としたり。アイゼンをつけたままの階段の下りは体を少し横に向けて一段ずつ降りていく。森林に入ると風をよけることができるので、急に安心感全開!シリセードもさせてもらい一気に降りれる楽しさを教わる。(去年も何回かやったはずなのにピッケルの使い方忘れてました)
アッという間に行者小屋に到着してMさんと合流。
早めに下山できたのでテントを片付け、急に空腹感を感じてみんなでゆっくりお茶をして下山することにする。
あーもう帰っちゃうんだ。。。
デポしていた荷物をザックに積みなおし、おもーいとぶつぶつ言いながらも下山開始。下山はアイゼン装着。Mさんにアイゼンひっかけないように、バランス崩さないように、とアドバイスをいただく。順調に下ってきたもののさすがに駐車場手前の緩やかな登りは一番きつかった。
今シーズン何度か中止になってしまっていた赤岳に無事登頂できてほんとによかった!ご一緒いただいたKさんEさんMさんほんとにありがとうございました。こんな初心者を連れていくことで大変だったと思います。歩きながらのアドバイス、ご指導、ありがとうございました。Eさん、おいしい夕飯&朝ごはんありがとうございました。Mさん今度一緒に赤岳目指しましょう。
行く前は期待と不安でドキドキでした。行くことになってたくさんの方に声をかけていただき、ほんとにうれしかったです。アルプス灯会に入ってよかった!これからもたくさんの山、行きたいです。
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