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秋の鳳凰三山

【日程】2016年10月21日(金)-23日(日)
【メンバー】CL:WS、SL:M、F、S、T、I、U、WK、N
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【行程】21日 甲府泊(ホテルニシコー)
    22日 ホテルからタクシー(出発6:00)→夜叉神峠登山口 1374m(出発7:00)→ 夜叉神峠 1763m(8:10)→杖立峠 2149m→苺平 2518m→南御室小屋 2420m (12:30)
23日 南御室小屋 2420m (出発5:30)→薬師岳 2772m(7:20)→観音岳 2840m(8:05)→赤抜沢ノ頭→ 2688m 地蔵岳(9:10)→赤抜沢ノ頭 2743m(9:20)→高嶺 2779m(10:20)→白鳳峠 2453m→白鳳峠入口 1566m(14:20)→広河原 1525m  広河原からジャンボタクシー

21日初日 金曜夜 新宿21時発のあずさ35号で甲府に向かい、甲府駅徒歩圏のホテルニシコーに宿泊。部屋は広く、女性が宿泊した部屋はメゾネットタイプとのこと。駅からホテルまでの中央通り沿いには小洒落た居酒屋や肉とワインの店が並ぶ。「こんなに店があるとは思わなかった」と口々に。ダッテ県庁所在地デスヨ! ただ、聞いた話だけれど店は田舎値段ではなく安くないので注意。

22日 天気は晴れ。
予約していたジャンボタクシーで夜叉神峠登山口に向かう。乗車時間は予定より大幅に短く、約1時間。
7時過ぎに登山口を出発。スギの樹林帯のなだらかな整備された登山道が続き、約1時間で夜叉神峠。視界が開け南アルプスの山々が臨める。
小休止をした後、道を間違い、祠のある袋小路に入る。休憩の際には、次のコースを確認しておくことが大事。それに休憩所にいた先行パーティがどのコースを行ったのか誰も認識していなかったのも不思議。ケッコウ、ヒトハ、周囲ヲミテイナイ。それくらい景色が良かったのは確か。
杖立峠過ぎまでは、シラビソなどの樹林帯。ここを過ぎたあたりから空が開け、紅葉したカラマツや、白い石がゴロゴロした登山道。天気が良いので気持ちが良い。
特に危険個所もなく、なだらかなハイキング道で南御室小屋に到着。外観は極めて貧相だけれど、中はまあまあ。集まって雑談したり飲んだりするスペースも多く、時間つぶしにも困らないはず。ミンナガ起キテイテクレタラの話ダケド・・・。

23日 天気予報は曇り、でも実際は晴れ。
小屋を5時半に出発。最初の30分はやや急登。
最高の景色に恵まれ、薬師、観音、地蔵岳(希望者のみ)の山頂を順調に踏む。
途中、基礎工事中の薬師小屋の脇を通り過ぎる。次ハココニ泊マルノモ悪クナイ。

すれ違う登山者は若者ばかり。青木鉱泉カラ登ッテキタノカナ?

地蔵岳を過ぎれば後は下るだけと思っていたのに、高嶺(2743m)を登る。これって結構精神的に来るものがあるけど、気ヲ取リ直シテ!

ここから白鳳峠までの1時間半、急勾配の岩場の下り。中級コースが続く。ハンズフリーにして、慎重に。足のホールドも視認しづらいところもあり。

白鳳峠から白鳳峠入口までも荒れた登山道で、梯子やロープがあるが、整備状況は悪く、天気が悪ければ、このコースは避けるべき。
土砂利の滑りやすい斜面と、梯子が交互に出てくるので、ポールの処置に困る。
白鳳峠入口まであと40分のところで、壊れかけた梯子を下りて、心もとない丸太橋を過ぎたところで、メンバーの一人がポールを切り落ちた樹林帯の斜面に落としてしまう。幸い3mくらい下の斜面の途中にポールは突き刺さって止まったが、回収は容易ではない。
Mさんが、ロープで確保したうえで回収した。

久々の好天にも恵まれ、大した混雑もなく、気持ちの良い秋の山行でした。空気も澄んでいたので、スマホで撮った写真が1眼レフのようだと評判になりFBで過去最高の176いいね!獲得。

【ヒヤリハット】
1. 高峰―白鳳峠―白鳳峠入口のコースについては情報が少なく、事前に気持ちの準備ができていなかった。今後このコースを行かれるときは、初心者コースではないので参考にしてください。
2. 上記のコースでは、ポールをどこで仕舞うか、どこで使うかの判断も重要。また、使っているときには、落とさないようスリングに手を通しておく等の留意も必要。
3.ロープを持参すれば、様々な事態に対応できる。
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