fc2ブログ

Entries

雪山テント泊天狗岳(バリ部企画)

【日程】2017年2月4日~2月5日 
3329.jpg

【メンバー】YE(CL)、SK(講師)、HM、OT、EN、OK、KB、NK、NY
【行程】2月4日 10:20茅野駅集合 バスにて渋の湯 11:45渋の湯発 14:15 黒百合平着 黒百合平テント泊
 2月5日 7:05 黒百合平発 7:15 中山峠 8:20東天狗岳 9:30黒百合平 テント撤収  10:30黒百合平発 12:15 渋の湯着 
      

2月4日 前日にバスの運行が通常通りであることが確認できたことから各自鉄道で10:20茅野駅集合。自分は前日仕事が遅かったので金券ショップで回数券を買うこともできず、正規料金のあずさ5号で向かう。トホホの余計な出費。。。自由席は八王子ー甲府間を除けば空席があったので、85Lのザックを隣の座席に置いておいた。ザックにはヘルメットやピッケル、ポールにシャベルが括り付けてあり、まるでちんどん屋。初めての雪山テント泊であり、寒さ対策が分からなくて荷物が膨らんだうえに、食当の材料や竹ペグやら。電車で移動となると荷物をどこに置くのかも工夫が必要。
茅野駅に着き集合場所のバス停には、すでにYEさんENさん他が並んでいた。各駅停車を繋いで来たようだ。さすが!
バス待ちの列で先に並んでいたENさんたちのすぐ後に、あずさで到着した4名が入り込んだら、後ろのおやじから「割り込むな」とクレーム。まあ気持ちは分かります。素直に一番後ろに並びます。最近、先に列の場所取りしたところに後から来た人が加わることに文句をつける人を良く見かけます。今回のバスは全員座れたのでまあよかったですが、座れるかどうかぎりぎりの人は面白くないし、座れなかったら噴火するだろうな。

バスは約1時間で渋の湯に到着。温泉特有の硫黄のにおいがキツイ。
予報では1日目は晴れ、2日めは曇りのち雪で、天候次第では東天狗岳は行かない可能性もあり。1日目に晴れても黒百合平までずっと樹林帯だしなあ。。。なんて思いながら計画通り11:45に出発。
登山口から最初の傾斜はややきついがアイゼンなしで登る。雪は多くはないが、地肌が見えない程度の雪道。途中2回の休憩をはさんで2時間半程度で黒百合平に到着。樹林帯の切れ目から見える青い空と山景がまぶしい!

黒百合平では女性4名と男性5名に分かれてテント設営。全員がシャベルを持参しているけれど、傾斜地の整地は結構な力仕事。女性陣はさっさと4人用テントの設営を終えてしまう。男性陣はおニューの7人用ジュピターで、設営に必要な仕事が多いうえに、初めてで要領を得ないため、結構時間がかかる。必要なペグの数も多くて指がかじかむ。気温は最初9度位だったけど、寒くてしゃべるときにも口を開けられない。口を少しだけ空けてしゃべると、津軽弁のようなずーずになることを実感!!!

設営後、男性陣は暖を取りに黒百合ヒュッテに行き、ビールで乾杯。女性陣は着々と夕飯の準備を進めている。夜は長いしな。。。

男性陣の夕飯は豚鍋!!! 夕食の担当はOKくんと自分。肉は十分に持ってきた。ねぎは少なめ。肉と白菜さえあれば何とかなるさ。一部の肉が凍っていたので、解凍できている肉から順に鍋に。最初は鳥塩だしの鍋。体があったまるう。
二回戦はキムチ鍋に。これも行ける。KBくんがキムチや調味料を持ってきたので、加えて結構しっかり味のキムチ鍋が完成。やっぱ豚肉はキムチ味でしょ。日本酒やらワインやらを飲み、鍋を片づけたところでYEさん、ENさんらが参加して酒宴に。日本酒の1升ビンを追加で買うか迷うが、もう時間的に飲みきれないとのことで八海山の四合ビンでシめる。

7人用テントとはいえ、荷物に男5人だと寝るのは結構ギリギリ。足の置き場に困るし、寝返りが打てるか打てないか。外の気温は氷点下9度位だが、テントの中は結構温かい。モンベル2番にダウンを着て寝たら暑くてシュラフのジップを下げた。風が吹くとテントの結露の凍結したものがパラパラと落ちてくる。
朝5時に起床し、朝食と、テルモス用のお湯の準備。
食当はKBくん。結構マメマメしくて、いい主夫になれると評判。昨日の鍋の残りで作った雑炊も絶品!!!朝からタラフクいただきました。

テントに不要な荷物を残して、黒百合平を7:00に出発。約10分の中山峠でアイゼンを装着。高曇りではあるが、樹林帯を抜けた後の遠景が素晴らしい、途中耐風姿勢の講習も交えながら1時間ちょっとで東天狗岳山頂。気温は5度。風はあまりないが、このころよりガスがかかりだし、雪がぱらついてきた。
下山して、雪が舞う中テントを撤収、10:30にアイゼンを外して黒百合平を出発。新雪の道を、何人かは転びながらも渋の湯に12:15に到着。

14:55発のバスまでの時間、やることもないし、宿は異様に寒いので、渋の湯でながーーい湯に浸かり、指先までふやけてしまった。


今回の山行の主目的は冬山テント泊ということで、ペグの使い方やロープの張り方などのテントの設営や、雪から水の作り方など大変勉強になりました。また、鍋をつつきながらの酒宴はいい思い出になりました。皆さま本当にありがとうございました!!!


スポンサーサイト



0件のコメント

コメントの投稿

投稿フォーム
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

Appendix

プロフィール

アルプス灯会

Author:アルプス灯会
Since 1975. 今年で48周年

FC2カウンター

月別アーカイブ

ブログ内検索