日程:2017年4月9日

早朝自宅を出発し桜が満開の駅への道を歩き八王子経由甲府を目指した。横浜線の車窓からも中央線の車窓からも桜が満開である。特に中央線で山梨に入ると桜に加えて、少しピンク色を濃くした綺麗な桃の花畑が整然と並びそれはそれは春爛漫の素晴らしい景色。
外の景色は雨模様であるが、甲府の天気は回復傾向を示す天気予報であった。
9時15分のバスに乗り、昇仙峡口方面へ。9:45分に目指すバス停に到着し、9:55分より
登山開始!登山開始後、10分もしないうちに
‘’あぁ、ダンさん山行報告宜しくね!‘’と、Rリーダーから軽やかに指示を受けた。ガーン!。今言う??。でもすぐに観念して、ちゃんとあたりを見て登ろうと、俄かに緊張して山行を始めた。
最初と最後はちょっとだけ登って後は緩やかな尾根歩き!とのRさん触れ込みでしたが
12月以来の久しぶりの山行、前日何故か急にやる気になってやった筋トレとランニングをしてしまった身には4時間程の登り中心の山行は結構キツかった。登りながら、昨日は自重しておくべきだったと反省。
蕭々と降りしきる雨の中をひたすら天気が回復を待ちながら、ひたすら高尾山+αクラスの上り坂を登り続ける。途中薄紫のミツバツツジが何度も出て来て、山の麓にも春が来つつあると癒される。しかし雨は蕭々と降り続く(後で家で聞くに、横浜北部は結構降ったらしい)。
4月になって更に天気予報があたらなくなったとぼやきながら、50分程歩き獅子平分岐で小休止。まだ景色は冴えない。
標高900mあたりはまだ緑は芽吹いてなかった。強い風が響き渡る音を聞きながら、
久しぶりに山に来た実感が湧く。強くなったり弱くなったりの雨の中を一喜一憂しながら歩き11:30に白山に到着。
12:00に白砂に到着し昼食。ここで風雨が一時的に強くなり、岩陰に隠れて昼食。
登り始めてから今まで他の登山者と一人も出会っていないことに改めて気付き苦笑する。
谷を挟んで対面に昇仙峡の切り立った岩や目的の山頂が見えて来て少し和む。
程なくして、雨も止み、南アルプスの山々が見え始める。あれは甲斐駒だ、仙丈だ、とか、鳳凰三山のオベリスクだ、とか北岳だとか、あそこはそんなに高くないんだとか、皆でワイワイ話し始めると熱い?論議が止まらなくなった。結局後でわかったのは、右から甲斐駒、アサヨ峰、鳳凰三山だった。帰るころには甲斐駒の堂々とした山容勇姿がしっかり見れてとても良かった。
13:00にパノラマ台に着くと、富士山も見え始め、最後は少しの時間であったが頂上の
ごく一部を除いて富士山も間近に見えてこれまたとても良かった。
14:20のロープ―ウェーで下り、14:32のバスに飛び乗り、希望者で太宰治も通ったという温泉銭湯に入った(400円!)。沸かし温泉であったが、疲れが取れてとても快適な温泉であった。銭湯自体が昔風の建物で風情があった。
温泉からの駅への道、これまた甲府の町の満開の桜並木を歩きながら、最後は全国制覇をしたと甲府の街でPRしている、鳥モツ煮を堪能した。モツ煮とビールといった個人的には禁断のプリン体を大量に摂取し、最後に駅で信玄餅を買って帰途についた。
午後からは天気が回復し、南アルプスの山々が見えてとても良いコースだと思いました。
コース詳細の練りに練った正確なスケジューリングはもちろん、最後の温泉銭湯やB級グルメまで調べてくださったGさんはじめ幹事の皆様本当にご苦労様でした。
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