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レベルアップ企画 ハイキングの為のロープワーク

【日程】:5月27日(日)
【場所】:青梅丘陵
【メンバー】:14名
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■天気:快晴!
集合9:00青梅駅 トイレ休憩後青梅丘陵のポイントへ 15:30頃終了 16:30から打ち上げ
■トレーニング内容
1) ロープの張り方
・ カラビナ無し:クローブヒッチにより固定
・ カラビナ3つ:テンション側ロープの中ほどに輪を作りカラビナを掛け、反対側のカラビナとの間を何回も往復する
・ カラビナ4つ:ガルダ―を使って留める

2) ツェルトの張り方
常にツェルトに細紐を結び付けておくと張りやすい。ペグは使わず木の枝や石を使う
ロープにツェルトを結び付ける際、結び目を自在にすると便利
立ち木がない場合はストックを支柱に使う
3) 簡易チェストハーネスの作り方
2cm幅の120cmスリングの輪に左手を通し、もう一方の輪はわきの下から前に出して胸の前でシートベント結び
4) 岩場、ガレ場、悪場での補助ロープの使い方
・支点:エイトノット、クローブヒッチ
・中間点:クローブヒッチなど
・補助ロープと簡易ハーネスのつなぎ方 クレムハイスト、マッシャー
・ガレ場のトラバースの場合 カラビナ2個使用
・簡易確保 支点:ムンター(セルフビレーを必ず取る)
5) お助けロープ
スリングを繋いで長さを取り上方から人に投げる。繋ぎ方はシートベントだと後で解き易い
6) 鎖、はしごの代用の作り方
ロープ端を固定し、エイトノットでこぶ、輪を作る
7) 簡易懸垂下降の作り方
・ムンターでの降り方:木立に結び付けたロープに作ったムンターにカラビナを付けて簡易チェストハーネスに付けてロープを送り出しながら足元・後方に注意して降りる。ムンターのロープを引けば止まる。
・クレムハイススト、マッシャーを使っての登り方。マッシャーは上から掴まないこと。
・2本のロープの繋ぎ方。ムンターでつなぎ目のこぶの送り出し方

8) レスキュー実技
本日のロープワークを使った応用例
急斜面下の林道にいる怪我を負った登山者をグループでロープを使って救う方法を拡販に分かれて方法を自分たちで考えて実践

簡単なハイキングでもロープが必要になる場面を想定したトレーニング。昨年までは都岳連から渡辺氏に講師をお願いしていましたが、技術を習得してきたメンバーも増えたことから、今回はK会長自ら講師として丁寧にご指導いただきました。

青梅駅から西へ穏やかなアップダウンが伸びる山稜。当日は日差しが眩しく暑いくらいの天気で、杉木立の木漏れ日の中での実践は快適でした。初めての受講者も含めて12名、3班に分かれて一人ずつ実践を行いながら丁寧に教えていただきました。
    
昼食後、場所を移して簡易懸垂乗降のレッスンでは、「ムンターの懸垂で全体重をかけても引き上げられないゾー!」の声が・・ 最後の応用問題では、今日習ったばかりなのに、実際にやってみるとロープの長さが足りない、けが人にロープを直ぐに繋げない、救助に降りた人自身の帰還方法など問題が出てきて立往生しました。実際のシチュエーションでは様々な悪条件が重なってくると思います。少なくともロープワークは確実に習得しておく必要を感じました。ロープは太さ7mm長さ最低10mが推奨されていることも、応用問題を実践してみて納得しました。

Kさん、Tさん、ご指導いただいた皆様、ありがとうございました。楽しかったです!

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