日程 :8月9日(土)~10日(日)
メンバー:4人

8/9(土)、大清水で仮泊し、翌10日(日)朝出発。天気は上々。一般道を約1時間歩いて根羽沢を渡るところが入渓地点だ。目の前に6mの滝がある。ガイドブックに従い左岸を巻いた。かなり高巻きだ。続いて8mの滝。これも左岸を高巻く。滑りやすい斜面を慎重に沢に降りる。この後は、小滝とナメが連続する楽しい遡行だ。カラノマタ出合は、広いナメでとっても気持ち良い。この沢はナメが綺麗だ。その後、川幅は徐々に狭くなるが、快適な遡行が続く。いよいよ、傾斜がきつくなり水量も減ってくると二俣に出た。ここでは左俣を選択した。しばらく行くとV字型の狭い10mの滝(といってもほとんど水は流れていない)があった。倒木が挟まっていたので、これを頼りに登った。その上の約20mの急沢にも倒木が挟まっている。フリーで登れないことはないが、初心者(=私です!!)はロープがあったほうが安心だ。ここがこのコースの核心部かな。
沢だか藪だかわからないようなところをしばらく登ると、完全な藪となった。かすかな踏み後を頼りに、悪戦苦闘2時間、物見山直下で一般道に飛び出した。ホッとした!!。この藪はアザミが一杯生えている(痛い!、痛い!)。アザミの手荒い歓迎を抜けると今度は背丈を越える熊笹攻撃で、なかなか始末に負えない。沢装備を解除しつかの間の休憩の後、物見山を通過し、一般道で大清水へ下山した。
このコースは初級レベルなので、気軽に楽しめる気持ちの良い沢だ。ただ、その後に藪漕ぎ2時間が待っているので、覚悟と体力が必要だ。M好みの人、藪漕ぎ女王にはピッタリかも。
(概略コースタイム)
6:10大清水発→7:10入渓地点7:30→8:30カラノマタ沢出合→9:30二俣→10:30遡行終了→(藪漕ぎ)→12:40物見山手前→物見山→(一般道)→15:10大清水着
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- 2008-08-14
- 沢登り
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