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甲武信ヶ岳周回

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【日程】2018/10/13(土)~15(月)
【メンバー】K(L)、S、T、Y、SE
【行程】
10/13(土) 9:46川又バス停~11:56雁道場~13:37樺小屋~14:46地蔵岩展望台~14:49地蔵岩展望台分岐~16:14雁坂小屋
10/14(日) 5:56雁坂小屋~7:09雁坂嶺~8:44破風山~9:19破風山避難小屋~10:49甲武信小屋~12:09三宝山~15:21十文字小屋~16:23四里観音避難小屋
10/15(月) 5:53四里観音避難小屋~8:17赤沢山~9:45白泰山避難小屋~13:03栃本関所跡

【報告】
2泊3日(月曜日は休みを取って・・)で、秩父側から入山して雁坂峠、甲武信ヶ岳、十文字峠を周回する。
北アルプスに比べればとても地味だが、玄人向けの味わいのあるコースだった。

・昔人が越えた峠道
秩父側から雁坂峠に向かうアプローチは不便で、8時35分の西武秩父から中津川行きのバスを乗り過ごすと便が無い。
雁坂峠までの山道は日本最古の峠道とも言われ日本書紀にも記されていて、江戸時代から大正にかけても巡礼や交易の道として利用されていたらしい。勾配も緩やかで楽に歩けそうに思えたが、実際の行程は6時間以上もかかる。
更に、今回は台風21号と24号の影響を受けてかなりの樹木がなぎ倒されていて道を塞いでいた。木を跨いだり潜ったり、大きく巻いたりと、障害物競争さながら体全体を駆使しての山歩きとなった。
復路の十文字峠から栃本までの道のりは、往路よりも更に道のりは遠く、登り降りを繰り返しながら16㎞を歩くことになる。しかも四里観音避難小屋から白泰山の間は、至る所で倒木があり巨木に塞がれてルートが不明瞭になっている箇所や崩落しかけている場所もあった。(整備には時間がかかりそうです))
この道も大正時代まで信州を結ぶ道として往来があったようで、一里毎に観音様が祭られていて昔は安全祈願や道しるべにもなったようだ。どちらの峠道も決して容易に歩ける道とはいえず、自然災害にもめげずこの道を利用して峠を越えていった昔の人は凄い。

・心も体も暖まる薪ストーブ
途中にある避難小屋はどこも良く整備されているので、行程が長くても万一の際には十分に利用出来る。
1泊目の雁坂小屋では、ウェルカムドリンクとビスケットが付いてきた。一人用のベッドで快適に寝れるし、土間にはだるま型の薪ストーブがあり、お湯を沸かしたり暖をとったりして温かく過ごす事ができた。管理人は、ストーブの薪を都度々継ぎ足してくれて、翌日出発する際は小屋から出てきてお見送りまでしてくれてとても親切な方だった。
2泊目の四里観音避難小屋は、旧十文字小屋の跡地に建てられていて、中は広く土間には雁坂小屋と同じ薪ストーブが置かれていた。水場は近いが沢までの斜面が急で滑り易い。念のためロープを出して水を汲みにいく。夕食は2種類の鍋を作る。各自が3品持ち寄った材料を入れると盛り沢山。食べきれなかった食材は朝食にしてお腹一杯のご馳走になる。
リーダーお勧めの薪ストーブで煮込んだ鍋は、心も身体も暖まり美味しかったです。

・埼玉県の最高峰はどこ?
3日とも天候は優れず。1日目の地蔵岩からの展望は霧の中、晴れていれば奥秩父山系が見渡せる筈だったのに残念。
2日目も小雨が降ったり止んだり。破風山は霧が晴れて雲海が見渡せたものの、甲武信小屋では雨が降り出し展望が望めそうも無いので甲武信ヶ岳はピークを巻いてしまう。
さて集合写真を撮る場所が・・・その懸念は、甲武信ヶ岳から程近い三宝山に登って解消された。三宝山山頂は樹林帯の中で展望も悪く地味な山。ところが標識を見るとなんと埼玉県の最高峰ではないか。しかも甲武信ヶ岳よりも標高が高い。
キャンプが出来そうな広場もあり撮影のロケーションも良いということで、三宝山の評価が一気に上がり晴れて集合写真が撮れた。でも知名度が無さ過ぎ。

・紅葉には未だ早かった
雨の降る日が多かった為かコメツガの原生林の中にきのこや苔が多く生息していた。特に三宝山の北斜面には、見渡す限り樹木や岩が苔に覆われていて、もののけの世界の様。八ヶ岳の白駒池周辺の苔も素晴らしいかったが、ここもひけをとらないくらい見事だった。
紅葉は赤く染まったカエデ等がポツポツとある程度でまだ時期は早かった。
コナラのどんぐりが山道にも沢山落ちていて芽が出ているものもあり、好物にするリスやサル、シカ等の動物達には会えなかったが、ツキノワグマも食べるらしいから、うっかり遭遇してしまう事もあるかもしれない。

3日間の行程はとても長く感じましたが、自然が残された静かな奥秩父の山域を堪能出来ました。
企画して頂いたリーダー、食材を沢山担いでくれた皆様、有難う御座いました。
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