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10月例会山行 大菩薩領、小金沢連嶺

※コロナ禍で大勢での例会山行は自粛し、9月は雨天で中止。10月から小グループに分かれて同じ山域に入る形で再開しました。

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日程   10月18日(日)
メンバー: 3名
行程:  上日川峠 9:00 ー福ちゃん荘 9:20ー雷岩 10:20ー大菩薩峠 11:10 ー石丸峠12:00ー小金沢山 13:20 ー牛奥ノ雁ケ腹摺山 14:00ーすずらん昆虫館 15:40

バスの混雑を避け、塩山駅からタクシーで上日川峠へ。このところ雨続きだったが今日だけは晴れるとの天気予報通り、次第に青空が広がってきた。上日川峠にはすでに多くの登山者で賑わっている。汗をぬぐいながら唐松尾根を登り、雷岩に着くと、雪を冠した南アルプスの山々が見渡せる。富士山は残念ながら雲の中。

ここから大菩薩嶺までは10分足らずだが、あの地味な山頂は何度も踏んだし今回はスルーしようと全員一致で先に進むことに。今回のメインは小金沢連嶺なのだ。雷岩を通過し大菩薩峠に向かう途中で、岩に腰掛けて富士山待ち(?)をしている男性が「やぁ」と声をかけてきた。Tさんだった。昨日の一日降り続いた雨の中を歩き、ツエルト泊はやめて湯ノ沢小屋に泊まって、そこから歩いてきたとのこと。すごいな~。嬉しい出会いに4人で記念撮影。

笹が広がる石丸峠はほぼ無風。ここから小金沢連嶺が始まる。いくつかのアップダウンはあるものの、一面に広がる笹原を歩く気持ちの良い尾根だ。ちょっとメルヘンなネーミングの狼平を過ぎ、登りに差し掛かる。これが思っていたより登る、登る。数年前に歩いているのだが、こんなに登ったっけ?すっかり記憶から抜け去っていた。覚えているのは、キラキラ輝く平らな笹原と富士山の姿が綺麗な清々しい尾根だったのだが、なぜか汗だく。思い込みとのギャップで登りが長く感じられた。ようやく登りが終わり、秀麗富岳12景の小金沢山に到着。この先で、例会とは別に個人山行で登ってきたYさん一行と出会い、少し立ち話をする。同じ山で会のメンバーに出会うのは嬉しいし、何かほっこりする。ここから先には日本で一番長い名前の山、牛奥ノ雁ケ腹摺山があり、こちらも秀麗富岳12景だが、残念ながら今日は予報が外れたらしく曇り空が続いて富士山は厚い雲に隠れていた。それでも下山途中で一瞬だけその優美な姿を見せてくれた。

小金沢山から牛奥ノ雁ケ腹摺山までのコースタイムは、最新の山と高原地図では35分。すずらん昆虫館へ下りる道も実線で描かれている。少し前の地図だとコースタイム40分、下山道は破線だ。それよりもっと古い地図だとコースタイム50分、下山道は描かれていない。地図は最新のものを準備しましょう。

比較的新しい「実線の」下山道は、道が分かりにくいところが何箇所かあった。「ピンク/赤テープがあちこちに巻かれていて迷うことはない」という情報を得ていたが、実際下ってみるとテープが小さかったり、見えにくい下の方に巻かれていたり、と見つけるのに苦労した。登りに使う場合には目立つのかもしれない。霧が立ち込めていたりしたら、テープを見逃す可能性がありそうだ。紅葉に染まって全体が赤い森の中で赤いテープが風景に同化していたというのも見つけにくかった要因のひとつだったかも?

下山後は駅前のお店でイノシシ肉のほうとうであたたまり、各駅停車のローカル電車で帰途についた。
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