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大行沢

日程  :2008.9.14-15(前夜発)
参加者:会員4名、会員外1名
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コース:大行沢出合-樋の沢避難小屋-カスケ沢出合(右俣)-北石橋-樋の沢避難小屋(泊)-天国のナメ散策-(一般道)-大行沢出合

二口山塊の大行沢に行ってきました。9.14の朝、登山口近くの駐車場で、仙台支部長(本山のリーダー)のT氏と落ち合い、沢装備を整え、いざ出発。9月も半ばで水も冷たくなってきたので、最初のゴルジュ、F1,2はパスし、その上より入渓。しばらくゴーロが続くが、リーダーの適切なルートファインディングに従って順調に進む。京渕沢出合を過ぎると両岸の壁が迫ってくるが程なく抜けて、本日のハイライト、2段のF3に出た。1段目は右岸側を、2段目は左岸側を、リーダーの確保により順調に乗り越えた。更に進むと、気持ちの良いナメに出た。とっても気持ちいい。これぞ大行沢だ。両門の滝の左岸側を登り、樋の沢避難小屋に到着した。まだまだ時間があるので、小屋に荷を置き、カスケ沢を登ることにした。
出合まで一般道を下り、カスケ沢右俣に入った。幅は狭いが気持ちの良いナメ続いていた。だんだん両岸が迫ってきて、ゴルジュ帯となった。いくつか滝を越えると、いよいよ乗り越えられそうにない大きな2段の滝に出合った。急峻な右岸を草の根や木の枝に掴まりよじ登った。適当なところでロープをドッペルにしてリーダーが懸垂下降したが、沢まで届かず、登り返した(お疲れ様でした!)。さらにトラバースしたところ、斜面途中にやや平なところがあったため、そこを中間点として、懸垂下降2回で沢に戻った。その後も難しそうな沢にいくつか出合う。胸まで水に浸かったり、頭からシャワーを浴びたりしながら、悪戦苦闘の末、リーダーのお助けロープの力を借りて何とか登りきることが出来た。いいかげ疲れきった頃、北石橋に着いた。沢の流れが石を繰り抜いた絶景で、お見事!!としか言いようがない。全身くたくたになったが、その疲労感がとても気持ちよかった。
後は一般道を下り、樋の沢小屋へ到着。別働隊のパーティーと合流し、焚き火を囲み宴会。火を眺めながらの食事って、なんかとっても心地よい。焚き火で炊いた飯盒ごはんは、なんとコゲもなく芯もなかった。そして芋煮のおいしいこと、いやー、リーダーはいい主夫になれそうだ(なっているのかな?)。
翌日は、さらに上流に空身で登った(このあたりは、大行沢でなく、樋の沢と言うのかな?)。本当に美しいナメが続き、「天国のナメ」と言われるだけのことはある。紅葉に時期に来たらたまらないだろうなー。適当なところで引き返し、荷をまとめて一般道を下山。
二口温泉「盤司山荘」で汗を流した後、仙台市内で食事。リーダーに感謝し解散、帰京の途についた。

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