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セルフレスキュー訓練

【日時】2009年4月12日(日曜日) 8:30高麗駅集合
【場所】日和田山
【メンバー】7名
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【メニュー】①基本の懸垂下降 ②バックアップ付懸垂 ③空中懸垂 ④懸垂時の仮固定(足止め) ⑤ロープダウン ⑥補助懸垂 ⑦カウンターラペル ⑧支点作り

春の日和田は訓練生で混んでるだろうと予測し、少し集合時間を早めましたが思ったほど混んでおらず、女岩をほぼ独占できました。
セルフレスキューということでしたが何をするのかさっぱりわからないまま行きました!
今回はいろいろな懸垂下降、覚えきれないかも…

先に降りる人又は救護者:A
二番目に降りる人又は負傷者:B

① 基本の懸垂下降
Aはセルフビレイをとりロープを確保器に正しくセット。確保器の下側のロープを持ちセットが正しいか一度荷重をかけてチェック。セルフビレイを解除して下降。降りたらBに声をかけるかロープを片方引く。Bは手で軽くロープの上を触ってロープが引かれるのを確認。引いたロープは元の位置に戻す。

② バックアップ付懸垂
ロープを確保器に正しくセット。確保器の下にマッシャーで結びカラビナを通しレッグループにセット。結んだ紐の上を持ちながら下降。途中手を離してもロープは止まる

③ 空中懸垂
基本の懸垂下降と同じ。バックアップは必ずとる。

④ 懸垂時の仮固定(足止め)
ロープを足の内側から3回ほど太ももに絡める。手を離してもロープは止まっている。

⑤ ロープダウン
(ロープを投げると木に引っかかったりする場合、投げないでハーネスの両脇にスリングで振り分けて降りる)
A Bどちらか一方のロープを支点に通して末端を8の字で結束し、2本のロープを末端から捌きなおす(首にかけて振り分ける)。Aは長めのスリングで左右の腰に整理したロープをセット。ロープを確保器に正しくセットしバックアップもとり、降りてから左右どちらのロープを引くかお互い確認。Aはロープをくりだしながら降りていく。降りてロープを外したら確認した方のロープを引く。Bはもう一度引くロープを確認してから降りていく。

⑥ 補助懸垂(負傷者を降ろすとき)
お互いセルフビレイをとる。ロープを確保器とカラビナにセットするがこれはAのビレイループには通さない。デイジーチェーンを確保器についているカラビナに通してお互いのビレイループにセット。バックアップをとりAが下になるようにデイジーの長さを調節してカラビナで止め、セルフを外しAがBのハーネスを持って下降。

⑦ カウンターラペル(残置に回収しない支点がある場合)
お互いセルフビレイをとる。Aは支点にロープを通しBのビレイループに8の字で連結する。AはBと離れないようにスリング又はデイジーチェーンをビレイループにくっつけておく。ロープを確保器に正しくセットしバックアップをとって降りていく。ロープの末端を処理し、すっぽ抜けに注意。

⑧ 支点作り
図がないと説明しづらいので割愛します。
2点以上の支点からなるべく鋭角にセットする、これが基本中のキホン。

以上です。

↓神の声も聞こえてきました。これが今回の核心です↓
「メモしたからと言って安心しないでね。よく言いますが知識と技術は違うし技術は実際にやる事でしか身につかないということもお忘れなく。」


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