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小金沢連嶺縦走

日程  :2009年4月25日(土)~26日(日)
参加者 :5名
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コース:福ちゃん荘-大菩薩峠-小金沢山-牛奥ノ雁ケ腹山-賽ノ原(幕営)-黒岳-大蔵高丸-ハマイバ丸-大谷ケ丸-滝子山-初狩駅

4/25の天気予報は、一日中雨、ところにより雷。救いようがない。しかし、翌日の晴天予報とテントでの宴会を楽しみに意を決して出発した。初狩駅から福ちゃん荘までタクシーで行った。雨天で売上げがあがったりのタクシーにとって、我々はありがたい客であったろう。当初、雷岩から大菩薩嶺に行く予定であったが、変更して直接大菩薩峠に上がった。さほど冷えてはいなかったが、稜線に出る頃には雪混じりの雨となった。傘も風であおられ壊れる。小金沢山、牛奥ノ雁ケ腹山と通過。特に言うことなし。
牛奥ノ雁ケ腹山を下ったところが賽ノ原で、ここではテントがいくつか張れる。水場まで往復20分の看板もある。降りしきる雨の中、スタードーム7テンを張ったところ、防水性がなく、雨漏りが激しい。フライを引き綱のないところにも無理やり引っ張って、何とか浸水を食い止めることができた。 小石を丸め込んで結び目を作るという技がここで役立った。
一心地ついて、雨中の宴会に突入。アルコールが尽きたころに就寝。
翌26日は、時々晴れ間の覗くが、ガスの中。雨が未明に止んだのが救いだ。黒岳-大蔵高丸-ハマイバ丸-大谷ケ丸とピークを越えていく。クマザサのカヤトであったり、黒木の森であったり、ブナ林であったり、落葉松林であったり、広葉樹の雑木林であったり・・、植生はバラエティーに富んでいる。とっても気持ちの良い稜線だ。これで富士山が見えたら言うことなしだが。
歩を進めるうちに、ガスもだんだん晴れ、滝子山では富士山の頂上のみ雲が取れなかったが、富士山、金峰、国師、甲武信、雁ケ腹摺山、雲取、大岳山、三頭山、丹沢、御正体山、杓子山、三ツ峠・・・・、360度の大展望を楽しむことができた。滝子山はいいところだ。これまでの苦労もこれで報われた気持ちだ。あとは初狩駅まで下り、乾杯。
途中の湯ノ沢峠の避難小屋は電気もつき、フトンもある。トイレもあり、充分使える。
最後に、参加者の皆さん、おさらいです。興味があったら図鑑で確認してね!。
<出合った花たち>
バイカオウレン、エイザンスミレ、アケボノスミレ(たぶん)、タチツボスミレ、ヒトリシズカ、ニリンソウ、チゴユリ、キジムシロ、モミジイチゴ、マムシグサ、ダンコウバイ(あるいはアブラチャン)、ヤマザクラ、トウゴクミツバツツジ
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