【日 程】2009年 5月10日(日)
【参加者】4名

【ルート】川井駅からバス 清東橋(9:50)→奥茶屋(9:55)→棒ノ折山(11:27~12:15)→権次入峠(12:27)→黒山(12:57)→岩茸石山(15:03~15:30)→惣岳山(16:15)→御嶽駅(17:53)
川井駅8:50着の青梅線で全員集合。バスを待つ間ウォーミングアップや地図の確認
コンパスの使い方チェック等を行う。9:27発のバスに乗り終点の清東橋へ、下車後SLを
先頭にハイキング開始。
大丹波川に沿って進み、奥茶屋で登山道に入る。ワサビ田の清流に沿って緩やかに登っていく。ワサビの白い花が可愛らしい。しかし涼しげなイメージとは裏腹にこの日は夏日、
風が通らずとにかく暑い! 小さな祠を過ぎると杉の植林帯に入り急坂を登っていく。
露岩の雑木林の中で水分補給の小休止をとりながら登ること1時間、
最期の急登を終えると棒の折山の山頂に到着。
山頂は広々としていて見通しが良く、奥武蔵、秩父、奥多摩の山並みが見渡せた。
写真を撮り終えると、ちょうど12時過ぎでランチタイム。木陰に腰を下ろし40分の
楽しいひと時を過ごした。
昼食後は、急な木段を10分ほど下って権次入峠へ。ここで地図とコンパスを使い方向確認、
黒山方面に向かう。途中リーダーがスミレを発見!植物図鑑が登場し、花びらや葉の特徴や
生殖場所から『フモトスミレ(?)』と全員一致で判定。
歩きに必死だと見落としがちな小さなスミレも、よく見ると色々特徴があるものだと関心が
沸く。
黒山の山頂は木々に囲まれ展望が利かないが、わりと広くてベンチがありゆっくり休める。
他のパーティーが集合写真を撮って盛り上がっており賑やかだ。
「黒山だけに黒山の人だかりだね。」とリーダー。 一同「・・・・。」
小休止の後、岩茸石山に向けて出発。雑木に囲まれた尾根道を軽いアップダウンを繰り返し
ながら進む。途中両サイドに多数の花が咲き目を楽しませてくれた。
チゴユリ、ミヤマスミレ、コスミレ・・・。皆さんよく見つけられるものだと感心する。
リーダーの知識と植物図鑑が大活躍!!
名坂峠を過ぎ急坂を越えると岩茸石山の山頂に辿り着く。今回のルートの中で
ここの展望が一番素晴らしい! 北側前方に今まで歩いてきた棒の折山と黒山、その左手に
川苔山、雲取山、右手には秩父の山々と埼玉の町並みが見える。(丸く銀色に光って
見えるのは埼玉ドームだろうか?)
気づけば3時、そして山頂は私達4人のみ!貸切状態の中で、リーダーとサブリーダーが用意して下さった本格ドリップコーヒーと高級羊羹をいただく。至福の時間・・・(^^)
30分の大休止の後、惣岳山に向けて出発。坂を下った所で「←高水山」の案内板(!?)
右に折れるはずの道が無く、明らかにおかしいと先頭のサブリーダー。
一同地図を取り出し、Uターンして再び山頂へ。コンパスで確認しよく見ると、西側に
「惣岳山→」の案内板がしっかり立っている・・・。
気をとり直して再スタート。岩の多い道を急下降し、緩やかな尾根道をはさんで
最後に露岩を這い上がると、惣岳山に到着。
山頂は広く、四方を木々が囲み薄暗い。青渭神社の立派な社殿があり、
みごとな彫刻などを見ながら暫し休憩。
ここから御嶽駅に向かう。途中、真名井天神の井戸や御神木を見ながら急坂を下っていくと、
沢井方面の分岐に出る。沢井駅に下山すれば澤之井酒造があり、利き酒し放題という話題で
大いに盛り上がる。しかしここは見送って直進し御嶽方面へ。最後の登りを過ぎ急坂を下ると
約30分で慈恩寺に到着。踏み切りを渡るとすぐに御嶽駅だった。
今回初めて例会山行に参加しましたが、お天気が最高に良く、リーダーの綿密な下調べや
アドバイスのお陰でとても楽しく充実したものになりました。
初心者向けのコースとはいえ、植物に関心を向け、地図の見方を確認し、変化のある
山道を行く8時間は歩き応えがあり、色々勉強になりました。
皆様ありがとうございました!
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