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浜石岳〜薩埵峠から海越しの富士山〜

s_薩た峠

【日時】2021年12月19日(日)快晴
【メンバー】4名
【行程】
東海道本線 興津駅9:00→国道一号→9:45薩た峠10:00→立花分岐→13:00浜石岳(707m)頂上13:35→14:05(東海自然歩道バイパスコース終点)15:25由比駅

予定されていた12月の雪上訓練が豪雪のため中止となり、翌日に予定されていた日光白根の代替案として、リーダーが提案してくださった青春18きっぷを活用したプラン。静岡は申し訳ないくらいの快晴で、海と富士を眺めながらミカン畑を歩くハイキングは爽快だった。

興津(おきつ)駅から海岸沿いの国道一号を20分程歩く。山腹を切り開いて街道とした中ノ道に入り、緩やかな舗装路を歩く。観光課や「浜石岳を愛する会」による道標が数多く設置され、迷うことはない。みかんの最盛期で、無人店舗には熟したみかんが置かれ、農家の方の「甘いよ」の一言に皆買い込んだ。ほどなく薩た峠に到着。

歌川広重の東街道五十三次に描かれている薩た峠。海に突き出した地形は東海道三大難所の1つと言われていたようで、今は眼下に東海道本線、国道一号、東名高速が海に突き出し、駿河湾を隔て雪を戴く富士山を臨むことができる。『万葉集』の「田子の浦ゆうち出でて見れば真白にぞふじの高嶺に雪は降りける」もこの辺り。古くから風光明媚なところだったようだ。

峠を過ぎてから道標と地図を頼りに海を見ながらの舗装路が続く。しばらく行くと、左手に立花、浜石岳の道標があり登山道に入る。コース10キロ弱、約4時間と書かれていて、日の短い頃なので一同少し焦る。実際には3時間もかからなかった。途中竹林を抜け、急な登りが所々あるが、ほとんどが針葉樹の樹林帯のよく整備された歩きやすいハイキング道。頂上まで展望には恵まれない。道標はたくさんあるが、細かい分岐が多いので、道を間違えないように確認しながら進んだ。

緩やかで広い頂上へ抜けると一気に景色が広がった。眼前が富士。長い裾野の先には沼津アルプス、箱根外輪山、伊豆半島が続く。手前には海が広がり陽を受けてキラキラしている。右手には三保の松原。ゆっくり昼休憩を取って下山を開始するとすぐに駐車場に出た。地元住民の憩いの場のようだ。ここからは舗装路を下り、街道を由比駅へ。桜えびの季節にはまだ早く、熱海まで戻って風呂と海鮮料理を楽しんだ。18きっぷは乗り降り自由なのが素晴らしい。次回は桜エビ目当てで由比に訪れてもよいかもしれない。

冬の雪訓

【日程】12月18日
【山域】谷川岳 天神平
【メンバー】28名

悪天候予報のため、予定していた会主催の訓練を中止。
Sリーダーの下、新人・希望者を中心に天神平付近で自主訓練を実行。

12月例会山行 明神ケ岳

s明神が岳

【日程】2021年12月5日(日)
【メンバー】17名
【行程】
大雄山駅8:25―道了尊行バス8:38―道了尊 9:00―見晴小屋 10:11―11:54着 明神ヶ岳 12:33発―矢倉沢峠14:55―金時登山口バス停 15:20

道了尊から急坂を登る。鬱蒼とした杉が林立している。この杉林は、調べてみると宝徳3年(1451)に最乗寺5世春屋宗能が、山中の草木を伐採することを堅く禁じた掟書を出したことに始まるとの事であった。 見晴小屋に到着した時には厚着をしていた事もあって背中が汗ビッショリになっていた。歩いている途中に木を運んでいたと見られる古くなったロープウェイの残骸を見かけた。山頂付近におおきな石が転がっていて少し歩きにくかった。
明神ヶ岳山頂に到着すると大勢の登山者がいた。眺めは良く大涌谷の噴気を見る事ができた。ここからは富士山が見えるとのことなので機会があれば次回チャレンジしたい。景色を見ながら昼食をすませ、記念写真を撮って明神ヶ岳を後にする。
途中で金時山、明神ヶ岳山頂 小田原市街と相模湾がきれいに見えた。

尾根を下っていると犬を連れた登山客に出会う。見ると犬の足が汚れていて、ズボンが汚れるので気をつけた方が良いとのこと。スパッツを持ってくれば良かったと後悔する。
矢倉沢峠のうぐいす茶屋に到着するが営業していなかった。別荘と思われる建物の脇の道を下って行くと舗装道路に出て、金時登山口バス停があった。着いて間もなく箱根湯本駅行きのバスが来て乗り込む。
弥次喜多の湯に入浴後、箱根のお土産を買い帰宅。
とても楽しい1日であった。

レベルアップ企画 地図読み山行(奥多摩・麻生山)

s読み

【日程】 2021年11月27日(土)
【参加者】 7名
【行先】 奥多摩・麻生山

【山行報告】(by kokudo)
もう何度目か忘れてしまった毎度おなじみの地図読みコースで今年度の地図読み企画を敢行。さすがに飽きられたと見え新人とお試しさん3人のほかはベテラン3人の参加者にとどまり、これなら一回の説明でみんな聞こえるなと安堵しつつ準備を進めた。
 武蔵五日市駅前のバス停集合としたが、手前の1番乗り場の大行列(桧原村、都民の森方面)と間違えてしまう人もいた。集合場所はやはり改札前か・・・
 はじめバスは結構な混雑だったが、すぐに下車する人がいて、登山客はそんなでもない。

白岩滝バス停前で地形図について簡単なレクチャーとコンパスの使い方を講義するが、谷あいで日が差さず寒い! 松尾バス停なら多少は日が差すのでこれは失敗であった。
今日のコースは麻生平までは沢、以後は尾根道が基本となるルート。ということは、前半は冷気が残る谷の道のため寒い・・・。

バス停から15分ほどの車道終点のトイレで少し休んでから、滝場の続く沢へと入っていく。紅葉はもう終わりくらいの感じだが、滝と相まって美しい。途中道の崩落により、高巻道に付け替えられているが、通過に特に支障はない。
 沢の方向をコンパスで確かめたり、高圧電線が下からは見えにくいことを確かめたりしながら、沢を詰めていくと麻生平に出る。
ここは、日の出山から東北方向への展望が広がる。
朝のうちは晴れていたが、いつの間にか雲が広がっていて、ちらちらと雪が降ってきた。積もるほどの降りではなかったが、雪が舞うほど寒いのかと思いつつ、体を温めるためにも頂上へと急ぐ。そして、急坂を詰めると東側のみ展望が開けた麻生山山頂へと着く。

 今日は眺めがよい。筑波山やスカイツリーなどもバッチリ見える。
 さあ、あとは下るだけ。今度は尾根道なので、小ピーク(尾根の分かれる所)に着くたびに、現在位置とこれから進む尾根、進まない尾根の方向をコンパスで確かめていく。
はじめはなかなかうまくいかない人もいたが、最後のあたりでは問題なくできるようになっていた。よかった!

送電鉄塔を潜ったあとから急坂を下って、つるつる温泉へと到着。希望者は入浴して、寒さに震えた体を温めてから、武蔵五日市駅へのバスに乗った。

【一言コメント】
カワセミさん
数年ぶりに地図読み山行に参加しました。また、自粛続きで約2年ぶりの会山行も楽しかったです。
最近の山行はスマホGPSによる位置情報山行がほとんどで、これからはこれが主流になることでしょう。しかし、山域全体の広い地域を把握すること、GPSのバックアップなどには、地図は欠かせないものです。GPSと地図の住みわけの模索がしばらく続くものと思います。そのためにも、山行には地図は必須で読図技術は必要な技術と思っています。このことを忘れないためにも、機会があればまた参加したいと思っています。リーダー、お世話になりました。

焼き肉のたれさん
地図読みに何回か参加していますが、まだまだ立体として把握するのが苦手です。地形図を見たら尾根や沢が3Dで浮かび上がってくる!!、というのが夢~

ジャネットさん
今回のコースは3回目ですが、しっかり地図を見て歩くと毎回気づきがあるものですね。
普段の山行でじっくり地形を見ながら歩く事はないので(日が暮れる)、地図読みに特化して挑むと、うろ覚えや理解不足が明確になります。
リーダーの解説やテキストはとても分かりやすく勉強になります。今年も楽しい講習ありがとうございました。

新人Sさん
今回初めての地図読み山行で、新品のコンパス片手に「頭まっしろ…」になりながらも、リーダーの「怒りませんから、何度でも聞いて下さい。大丈夫ですか?わかりますか?出来ましたか?」という優しさと忍耐強さに励まされ、
ベテランのカワセミさん、焼き肉のたれさん、ジャネットさんのありがたいアドバイスと強力なサポートの元、また、新入会のMさんとお試しのKさんは、山歩きには慣れていらっしゃって心強く、ラストチェックポイント32番前には「おお!ふむふむ!なるほど!そっかー」とどうにかこうにか地形を把握できるようになり、地図読みの楽しさを教えて頂きました。
時々小雪の舞い散る中、リーダーが「寒いですから、あまり時間かけずに早く温泉入りに行きましょう」とおっしゃっていたので、私の頭の中にはもう温泉マークしかありませんでしたが、いやいやこれがどうして、リーダー、最後まできっちり、しっかり、確実にご指導下さって流石です。この日は天候に恵まれて景色も良く、秋色に美しく色づいた麻生山から見た関東平野と遠くに筑波山を眺めて「あー こういう所に住んでるんだなー」とあらためて深く感動しました。時間をかけて精密な資料作り、わかりやすい説明と万端の準備をして下さったリーダー、ご一緒して下さった皆様、どうもありがとうございました。とても楽しく勉強になりました。どうぞお身体を大切に、良い年をお迎え下さい。2022年もどうぞよろしくお願い致します。

新人Mさん
今回、とても有意義な地図読み会に参加できましたこと嬉しく思っております。
コンパスを使っての現在地・方向の確認については、机上で勉強はしておりまし
たが、実際にはほとんど使っていなかったので、とても良い勉強になりました。
資料も作成していただき、ありがとうございました。寒い中、皆さんに、助けてもらいながら楽しく山行できました。

お試しKさん
先日はありがとうございました。
普段は自分の足元の道と、遠くの稜線しか意識せずにいましたが、今回の「地図読み講習」では、周りの地形を把握して歩くことの重要性、なによりも“楽しさ”を実感しました。コンパスを使って地図に無い道を進むことは、ちょっとした冒険のようであり、また周りの地形を意識することで、普段の登山とは違う「山の中に分け入っている」感覚がして、密度の濃い時間を過ごすことができました。1人でコンパス片手にバリエーションルートというのは私にハードルが高いので、初心者にも優しいバリエーションルート企画があれば、是非参加したく思っています。よろしくお願いします。

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11月例会山行 山梨百名山・蛾ケ岳(ひるがたけ)

s_蛾ケ岳

【日程】2021年11月6日(土)
【メンバー】10名
【天候】快晴
【行程】8:45甲府駅-(身延線・特急ふじかわ4号)-9:05市川大門駅-(タクシー3台に分乗)-9:30四尾連子湖(しびれこ)水明荘駐車場脇(各自湖畔散策、出発準備)-9:55登山口~10:20大畠山分岐~11:00西肩峠~11:10蛾ケ岳山頂(1249m、昼食)11:45~12:30大畠山(1117m)12:40~12:55四尾連峠(野沢一文学碑)~13:15鉄塔~13:30仏岩(展望)13:45~14:45大門碑林公園~15:00市川本町駅

【報告】甲府駅まで特急あずさまたは普通列車で各自集まったメンバーは、身延線に乗り換える。わずか20分の乗車だが、特急だけあって、車輛設備も新しい。車掌による検札、次の停車駅に近づくと中断して大慌てでアナウンスに戻る風情もローカル線らしい情景。

ホームで、または車内でCLから手渡されたのは手作りの例会山行のしおり。ミニサイズ、8ページ。本日の行程中の《蛾ケ岳》《四尾連湖》《雨乞い伝説》《野沢一文学碑》について、ミニ知識・蘊蓄が書かれている。さらに《蛾ケ岳ク~イズ》として、豪華景品あり、現地に行かないと答えが解けない4つのクイズが掲載。皆を楽しませようとの演出、既に山梨百名山完歩者であるCLの周到な準備に頭が下がります。ありがとう。

ちなみに、「ひるがたけ」と音で聞けば大抵の人が丹沢の蛭ケ岳を思い浮かべ、甲府盆地南端のこの山は、普通には「ががたけ」としか読めない。CL手作りのしおりによると、江戸時代の地誌「甲斐国志」に「昼ケ岳」と書かれていることに由来。武田氏の屋敷からは正午頃に太陽がこの山の山頂を指し、中国の峨眉山にかけてこの字になったとの言い伝えだ。

湖畔のキャンプ場には数組のテントが張っているが、賑やかさはなく、最前線のキャンプブームに取り残された気配の静かなキャンプ場といった様子。四尾連湖(しびれこ)のボート乗り場まで坂を下りること数分、枯色の「しびれる」ような(おやじジャグ、すみません)紅葉を眺めて、さあ登山開始。登り始めは急だが、青空の下、落ち葉を踏みながら快調に進む。九十九折に高度を稼いでいきます。目に飛び込む景色は黄色・朱色・緑色のコントラスト、まだまだ見頃。

西肩峠に到着、ここで「蛾ケ岳最後の急登手前、西肩峠にお地蔵様が何体いらっしゃるでしょう?」とのしおりの最初のクイズの答えがわかる。鎮座していたお地蔵さんは6体だった。一息入れ、15分弱の登りで山頂へ到達。天候に恵まれ、展望が最高。北側に南八の赤岳・権現や茅ケ岳、金峰など奥秩父の山。西側に南アルプス。背後の富士山は雲が多くかかり、その一部が見えるだけ。

集合写真撮影のあと、皆、富士山は無視して、北西側を正面に腰を下ろしての昼食タイムとなりました。Kさんから情報をもらって前日ダウンロードしたばかりのアプリ「ピークファインダー」を試す。目視できない山まで表示されるようだが(アプリでは遙か鹿島槍まで見えている表示だが、遠望するもそれらしい雪の付いた山は見当たらず)、アプリ内の山なみと目の前の景色を対比。アプリに記載の山名、これか。使い勝手まずまず。お試し参加のおふたりもアプリに関心もっていただきました。ピークファインダー、買い切り610円です。

筆者にとっては、山梨百名山攻略は3年ぶり。久しぶりなので、ガイドブック「新版アタック山梨百名山 実践コースガイド」(発行:山梨日日新聞社)を持参し、ガイド文を一部披露。山梨百攻略を遙か上をいくチャレンジャーの参加会員諸氏も、この本をご存じないようで、宣伝もしておきました。(今日の筆者はアプリと書籍の営業マン。)(後日談:河野さんによると、版元ではすでに売っていない、絶版?とのこと。中古市場ブックオフの出番でしょうか。)

30分ゆっくりランチのあと、「下りが長いです」との計画書の「警告文」もあるので、ぼちぼち、出発。途中、一部左右切れ落ちた所もあったが、特に危険というほどもなし。45分歩いて着いた大畠山も、八ツ、北アの展望良し。山頂には、「電波塔と○○○○点がある」、2等さんかく点がありました。
その後、四尾連峠にある、字がすり減って「よく読めない」文学碑も、しおりに出ていればこそ、皆が関心持って解読に挑戦。「(前略中略)とこしえに しびれの湖と たたえられてあれよ」。途中の「栗鼡」、これを動物リスと解読したTさん、さすがです。

いよいよ長い下りのはじまり。途中、崩落個所を大きく迂回する。鉄塔を過ぎ、仏岩の手前、紅葉の道を辿っていると、前方から歓声。会えるかなと期待していた三方分山レディースパーティとすれ違いました。縦走頑張って。

展望の良い仏岩で休憩。再度、八ツや鳳凰三山、奥秩父の山々を堪能。植樹されたクイズの答え、「どうだんつつじ」も忘れず確認。このあとも長い下りは続きましたが、当初の予定より1時間近く早い進行とあって、余裕をもって行動できました。香港か台湾の派手な外観の寺院を思わせる大門碑林公園まで下りたら、ほぼ下山完了。あとは町中を通り、各停しか停まらない無人駅の市川本町駅へ。途中、横を通過した宝寿院は○○宗、4問目正解は真言宗。全員全問正解で、CLから「チーカマ」のご褒美(豪華景品)をいただき、駅で解散となりました。

【GPSによる活動データ】
・距離11.6km、上り728m、下り1375m

10月例会山行 金峰山

Kimp.png

【日程】2021/10/17
【メンバー】6名
【行程】大弛峠9:56 →11:06朝日岳→12:25金峰山、13;12金峰山 →14;22朝日岳→15:19大弛峠

奥秩父の瑞牆から金峰、国師、甲武信へ抜ける尾根コースは雑誌で紹介されているのを読んだこともあり、その一部である今回の例会山行の大弛峠から金峰山へ行くルートは以前から歩いてみたいと思っていたコースだった。
当日の予報は、午前雨、日中は曇りであり、予報通り朝中央線に乗ってる間ずっと空はどんよりして雨が降っていた。だからなのか、普段はハイカーが多い車内はガラガラで、マスクを外してしゃべり続けているグループもいたが密でないので全然気にならなかった。

塩山駅に着いたら、集合場所は北口なのだが、まずは一目散に南口へ向かった。実は南口には野菜の無人販売があり、塩山に来た時は必ず覗くようにしている。今回は落花生とほうれん草をゲットしてすかさず集合場所の北口に向かい、皆さんと集合した。
ここから大弛峠までは予約制の路線バスで行くとのことなのだが、今日は雨で同乗予定者が皆キャンセルとなったため、バスではなくバンで行くこととなった。貸し切りである。バンは街からどんどん高度を上げていき、約1時間で大弛峠に到着。通常は途中でバスからバンに乗り換えるらしいのだが、今回はそれがないため多分予定より早く峠に着けたのだと思う。峠にはちゃんとトイレもあり、駐車場もあった。大弛峠は標高2350mくらいあり、かなり寒かった。そして相変わらずの雨。稜線に沿って東方面に国師への登山口、西方面に金峰へ向かう登山口がすぐあってわかりやすい。何もない峠道の登山口に大きくて新しそうなソフトクリームの置物が、寒い中雨に濡れて立っていた。雨と霧ではっきりとは見えないがどうもこの奥に小屋があるらしい。

一同カッパを着込んで出発した。尾根沿いに西に向かう登山口から入り、まずは通過点の朝日岳を目指す。このコースはバスでいっきに標高を上げて稜線まで連れてきてくれるので、あとは稜線伝いに緩く上り下りをするだけで金峰山に行けるコースになっている。道沿いには苔が沢山生えていてそれが結構きれいで八ケ岳の樹林コースに似ている。自分的には歩幅と段差が合っていてとても歩きやすい道だ。そして高度が十分高いからか、広葉樹はほとんどなく、針葉樹が主で秋でも落葉しないため、葉が傘代りになってくれて雨はそれほど気にならない。リーダーが、「帰りたくなったら言ってください、その場で引き返しますから」と言ったのは面白かったがもちろん誰も帰りたいとは言わなかった。樹林帯のため道中暗いかと思ったが、ところどころ立ち枯れになっていて、雨でもそれなりに明るく、しかも立ち枯れしている木の周りには幼木が沢山育っていてとてもきれいな風景だ。途中名も無いピークと馬の背に当たる朝日峠を越えると1時間程で朝日岳に着いた。朝日岳は狭いが開けていてベンチもあり、気持ちよさそうな所だったが、今回は天気がイマイチで景色も見えないため、小休憩だけで先を急ぐことにした。この頃になると、予報通り雨は止み、まだどんよりしているものの、たまに穴があいた雲の向こうに青空が見えたりしてきた。次のピークの鉄山は山頂は通らずに巻いて行き、鉄山を過ぎてから道が上り始めると樹林帯から抜けて視界が開け、崩れたらどうしようと心配になる大きな岩のトンネルをくぐるとあっけなく山頂に着いた。

出来過ぎた話のようだが、山頂に着いた時にはまだ雲は多いものの青空が出てきて、早速元気一杯の若者に集合写真を頼んだ時は、「逆光ですがいいですか」と言われる程日も射していて、確かに後で写真を見ると皆の顔がちょっと黒かった。朝は雨だったにも関わらず山頂には多くのハイカーが集まっていて100名山の人気に感心した。山頂から少し移動したところに大きな五丈岩という目立つ岩が立っていて、岩の前でまた集合写真を撮ってもらった。写っている皆の手がパーになってるのは五丈岩の「五」の意味らしい。甲府の街が見え、雲がかかっているものの八ケ岳が横に連なっているのが見えた時はとてもうれしかった。八ケ岳は2599mの金峰から見ても更に大きく見えた。帰って調べたら赤岳は2898mもあった。五丈岩によじ登っている若者もいたが、裏に周ってみたら岩に登るなと書いてあった。なんでも五丈岩は神聖な岩らしい。この報告書を書きながら、あの時の岩の前の集合写真を見たら、なるほど鳥居が写っていた。帰りも来た道をそのまま帰った。途中でふり返ったら、金峰の山頂の横に五丈岩が立っているのがはっきりと見えた。行きと違い帰りは青空が出ていて、ベンチもあり気持ちよさそうな朝日岳はゆっくりするのかと思いきや、皆の気持ちは、山から”下山後の温泉andビール”に移ってしまっていて先を急いだ。大弛峠では行きのバンがずっと自分達を待っててくれており、他の客はいないためすぐに出発してくれた。車窓からは、行きはガスでまったく見えなかった山並みや紅葉がきれいに見えた。

朝から雨だったけど、行くことを決断したリーダーのお陰で、青空の山頂に立つことができたし気持ちいい稜線歩きも楽しめて本当にいい1日だった。
今回は天気予報からも決行するかの判断が超難しい条件だったと思われ、リーダーには本当に英断していただきどうもありがとうございました。また、ご一緒させていただきました皆様、とても楽しかったです、どうもありがとうございました。
帰りに塩山駅で、また新しい野菜が追加されているかもと思い、まわり道して南口に行ってみたが、新しい野菜の追加は残念ながらなかった。

9月例会山行平日コース 高尾山

s_9月

【日程】 2021年9月27日(月)
【メンバー】6名
【集合場所】JR高尾駅北口改札
【集合時間】7:00am(7:12発の小仏行きバス乗車)
【行程】 日影バス停(以後BSと表示)7:25→日影キャンプ場7:35~50→逆川作業道取付き8:10→逆川作業道終了点8:40~50→高尾山9:00~40→北尾根取付き9:45→北尾根終了点10:20→日影BS11:35

今回はレアルートで、登高、下降共に地図には載っていないマイナールートですが悪場はありません。残暑を考慮して歩程時間短く比較的涼しくゆったり登れるコースで、両ルートとも取付き及び途中にも道標は無く、他のハイカーにはほぼ会わず静かな山歩きができました。道標に導かれる山歩きでない貴重な山行経験でした。

登高中、「狭い場所での安全なすれ違い方」のレクチャーあり。
・谷側には立たない。
・登る人が優先ではあるが場合により山側にスペースがある場所で立ち止まり相手を行かせる。
・充分なスペースが無い時は片足だけ山側斜面に踏み出し、その片足に体重をかけてぐっと前屈みになり背面にスペースを作り通り過ぎてもらう。

山頂でもゆったりと約40分休憩。まだ売店開店前で人出は多くはありませんでした。
山頂から少し下がったところにある総工費一億円のお手洗いに立ち寄り後、下山開始。
北尾根下山中、猪のヌタ場を数カ所見かけました。(ヌタ場って初めて見ました!)以前この北尾根で熊の足跡を見たことがあるそうです。
日影BSで解散

皆さんからアドバイスいただきました:
・スキーの要領で体は正面に向けたまま、ポールは短めに持って、もっと前に突くこと
・足のつま先からペタンと全面でしっかりと地面を捉えること
・足はまっすぐ出すこと
・滑りやすそうな所を避けて木の根の上に足を置くこと
・荷物が多めであること

以上

7月月例山行 足和田山

s_4542.jpg

【日程】7月11日(日)
【メンバー】6名
【内容】河口湖駅9:10-9:35足和田出張所-10:20屈曲点-11:25足和田山山頂11:50-12:46三湖台12:56-13:25紅葉台-13:45竜宮洞穴入口

7月例会山行の幹事を任され色々と勘案し10か所位の候補から選んだ山は足和田山だった。
7月は暑いので1000М以下の低山は敬遠し、できれば標高はなるべく高いところにしようと思いこの山となった。梅雨明け前で天候が危ぶまれ、午前中20%、午後30%の降雨予報であったが、雨に降られず良かった。

足和田山は山梨100名山に指定され、ハイキングにはもってこいの山であるが、今回は公共輸送機関を利用して、河口湖駅からあまり本数がない西湖周遊バスグリーンラインを利用して足和田出張所から登り、紅葉台を経て根場民宿へ行くコースをとった。

足和田出張所バス停で降り、一本南側の道に行かなければならないと思っていたが、西に進みすぎてあぜ道を通らせてもらい登山口をみつけた。動物除けの扉を開けていくとすぐに急な登りであった。途中で屈曲点に出て、ここで鋭角にコースが変わることは分かっていたが、何故かまっすぐにも明確な道があったのでそちらへ進んだ。少し進んでまだ道はあったが、明らかに正規のルートと離れていて、その先どうなっているか分からないということで屈曲点に戻り正規ルートを登った。

しばらくすると、後ろから来た地元の人から、このルートで人に会うのは珍しいと言われた。屈曲点の先の道は途中でなくなるとのことだったので戻って正解だった。この先は急な登りでロープも張ってあったが、今回は使わなかった。
最後の急登は右にう回路ができていた。そこを進むと子供のカモシカに出会ったが、走って逃げてしまった。書き込みなどでカモシカは人に会っても恐れず人の方を見て睨めっこになるのを知っていた。今回ちょっと遠かったが、ずっとこちらを見ていた。こちらが進んだ後見るとカモシカも移動していた。

頂上手前は草が伸びていて登山道を覆っていたが、山頂の展望台が見えたので迷うことはなかった。山頂から見る富士山の山頂付近は雲に覆われていた。集合写真を撮ってから食事休憩。下りは歩き易い林道と並行して山道があり、三湖台で休憩し紅葉台から下ったが、根場民宿14:11のバスに乗るのは厳しくなり、青木ヶ原樹海遊歩道は割愛して途中で14:01の同じバスに乗り、西湖温泉に立ち寄って帰宅した。

湯河原幕岩岩場訓練(レベルアップ企画)

hands-on.png

【日程】2021年6月20日(日)
【メンバー】12名
【内容】湯河原駅9:00発の幕山公園行のバスに乗車‐9:20東屋にてロープワーク訓練11:20休憩11:40-12:00おたまじゃくしで訓練15:00-15:20のバスで湯河原駅(解散)

初めてのクライミングに幕山の幕岩での岩場訓練に参加した。
梅雨時だったので10日間天気予報を気にしながら当日に近づき、数日前には90%の降水確率の予報が出て、こりゃ中止かなと思ったが、1日毎に予報が変わり、最終的には午前6時から9時で30%位の確率となり訓練決行となった。ギリギリまで予報を見極め催行決定された幹事さんに感謝している。当日雨が降らず幸運だった。

クライミングの道具として、ヘルメットとカラビナとスリング何本かは持っていたが、ハーネス、クライミングシューズ、ATC等を今回のために買い揃えた。ヘルメットは何年か前に購入したが、ようやく今回初めて使うことになった。

ゲレンデは、初心者には向いている湯河原の幕岩であった。幕山へは十数年前に登頂したことがあり、湯河原公園に来たのは2回目だった。
東屋でロープワークを講師陣に教わった
 ・正しいハーネスの装着
 ・クローブヒッチ
 ・ムンターヒッチ
 ・ハーネスとロープの結束
 ・エイトノット
 ・ダブルエイト
 ・マッシャー
 ・フィックスロープをブリッジブルージックで通過
 ・ATCのセット方法

一通り終わり昼食をとり、ゲレンデに向かうが、入口には熊注意の掲示があった。途中でルートを左に行くと岩場に突き当たり、そこには1組5~6人の人がクライミングしていた。右に行くと小さい岩があり、ここが、おたまじゃくしという岩場で一番簡単な岩だとのこと。デシマルグレードで5.5だそうだが、雨上がりで少し湿っていたので5.6位になるかもとのことだった。

まず講師が取りつき登り始めたが、湿っていて登りづらそうだった。途中の支点にクイックドローを掛けて登り、基点を構築してくれた。
トップロープクライミングの訓練が始まり、最初に岩登りは久しぶりだと言うOさんが行き、自分は4番目位にトライした。最初、岩を見た時は10メートルもない位の岩で簡単に登れそうだと思ったが、実際取り付くとそうはいかなかった。
足の置き場が見つからなかったり、手でつかむ場所を模索したり、大変で恐怖心が湧いてきて何とも言えない気持ちになった。

ほぼ上部に行き、下降を始めたが、初めてだったので手を放さず岩に手を掛けクライムダウンみたいに下り始めてしまった。手を放せと下にいた人の声が聞こえ最後の方でようやくうまく下りることができた。鎖やロープが付いている岩場を下るようにやってしまったのだった。手を離すのが怖かったこともあった。女性陣は身軽なこともあり、スムースに登っていると感じた。

隣の岩が空いたので、そちらにもう1本ロープを張った。隣のルートは歩いて上へ行けるようだった。
2本目は同じルートで懸垂下降をやった。懸垂下降も初めてだったが、またこの岩を登らなければならないのかと思うと少々うんざりした。

初心者なので、手を使いがちになり足が重要と思っても引っかかる場所を探すのに苦労した。でもビレイヤーがテンションを掛けてくれているので足が滑っても吊られているので大丈夫だった。岩の上に講師がいてくれて、ビレイをセットし東屋で習ったマッシャーを作り、ATCをセットするのを教えてくれた。下降の最初が怖く岩の左に回りこまなければならなかったが、足を置く窪みを発見したので大丈夫だった。懸垂下降を開始しうまくいき、下を途中で見るようにとの声が聞こえ、下を見て下降した。

トップロープのビレイを男性が下降する時、体重差があるので女性ビレイヤーの補助として付いた。ビレイは事故防止のために重要な役割だと分かった。
3時前に終了し、各自片付けをして東屋に下った。

今回貴重な体験をすることができました。講師陣の皆さん、幹事さん大変ありがとうございました。また、機会があったらよろしくお願いします。

◆岩場訓練 幹事 :
さっそくの報告、ありがとうございました!
岩場訓練、昨年はコロナの影響で中止でしたが、今年は実施できてラッキーでした。
今回初参加のTさんNさんは、外岩はもちろん、クライミングシューズを履くのも初めてとか。それでもしっかり岩に登り、懸垂下降もこなし、、、ガッツ!を感じました。
お疲れさまでした&デビューおめでとうございます。
リーダーの説明は分かりやすく、大切なポイントや新しい情報を習得できました。
また、サブリーダー、ベテランメンバーの絶妙フォローで安全に訓練でき、たいへん感謝しています。

◆一言コメント:
外岩は滑川温泉以来3年ぶり、クライミング自体も1年ぶり、手術後の膝、と不安てんこ盛りでしたが、幹事さん、講師陣のおかげで無事終了できました。
外岩はやはりいいですね。ビールとホッとひと息で爆睡、電車乗り過ごしました!

初体験だったのでドキドキしながらの参加でしたが、登れた時は嬉しかったです。
皆様、ありがとうございました。

久しぶりのロープワークに苦戦しながらも分かりやすいご指導とサポートで楽しく積極的に学ぶことができました。外岩の楽しさもちょっと思い出した気がします。講師、スタッフの皆様に大感謝です。ありがとうございました。

久しぶりの外岩に最初は緊張しましたが、新しい技術を教えていただき、知識も更新することができ、とても充実した時間となりました。講師、幹事さん、皆さまありがとうございました。

丁寧なロープワーク指導等々をありがとうございました。岩を登るのは下手ッピながらも、ドキドキとワクワク感がたっぷりでとても楽しかったです。

久しぶりの岩場で緊張しました。たくさん教えられることが多かったです(苦笑)。何回もくりかえしやらないとですね、またの機会、お願いします!講師&幹事の皆様ありがとうございました~!

お天気に悩まされましたが、無事に開催できて何よりでした!ベテランさん・初心者さんが入り混じり、みんなで和気藹々と学べたのが良かったです。指導してくださった講師陣の皆さん、アドバイスくださった会員の皆さん、どうもありがとうございました。

6月例会山行 御座山

Ogura_san.png

【日程】2021年6月6日 6名
【コースタイム】 韮崎駅8:40-栗生登山口10:07、10:25-不動の滝11:00-御座山頂上12:13、12:30-不動の滝13:45-登山口14:20 

韮崎駅集合、レンタカーに乗り栗生登山口に向かう。小海線に沿って1時間20分ほど走る。
予報通り雨が降り始める。最後は未舗装道路があるが問題はない。
駐車スペースは5台くらい?何とか留めることができた。登山口には南相木村役場のイラ
スト入りのとても詳しい登山地図があった。
レインウェアを着込み沢に沿って登り始める。左側にはカラマツの植林、山と高原地図では
台風被害で荒れている所ありの表示があったが特段問題はなかった。沢には土石流らしき
跡が残っていた。岩がゴロゴロしている急登をしばらく登ると不動の滝が現れる。
水量は少ない。ここから沢を離れ急斜面をジグザグ登っていく。「ん」の字形の枯木をくぐ
り山頂まで500mとの標識からコースの核心部、根の張り出している急な岩場を慎重に進む
む。ミツバつつじ、シャクナゲがところどころに咲いていて楽しませてくれた。
天候が回復、雨がやんできたのでレインウェアを脱ぎ尾根に登ると可愛い石の祠のある御
岳神社に着く。ここから一旦分岐のある鞍部まで下る、滑りそうな急な岩場、クサリを頼り
にゆっくりと下りる。登り返すと避難小屋が見える。その左奥に頂上の岩峰が見えた。
高度感あふれる岩を歩いて奥まで行くと御座山頂上。
午前中には考えられないほどの大パノラマが見える。八ヶ岳、甲斐駒、鳳凰三山など…
本当にラッキーでした。イワカガミがとても可愛い!
復路は慎重に引き返す。4時間ほどの行程でしたが変化に富んだ楽しい山行でした。

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